コスパ良好なiPhoneの買い方

僕がiPhoneを買い始めたのは、iPhone4の時からだ。
発売したのが2010年6月24日と今から10年以上前なのか・・
iPhone4の16gbの価格が、46,080円だった。


時は巡り、この文章を書いている時点での最新のiPhoneはiPhone13まできた。
iPhone13の128gbで98,800円、一番高いiPhone13ProMaxの1TBで194,800円である。
最小構成で価格は2倍以上、最大構成だと最早ちょっと前のMacBookPro並の価格。
なんとまあ、ここまで高くなったものだ。


しかも、僕は一括0円キャッシュバック付き全盛の時代にiPhoneを買いまくってた人間で、iPhoneは基本的にタダで貰うものという認識だったものだから、最近のiPhoneの(というかスマホの)割高感は尋常ではない。


そんな感覚なものだから、今でもSIMフリーiPhoneを定価で買おうとは思えないし、更に割高なキャリア版などもっての他だ。
ということで、僕がやっている、現時点で出来る、それなりのコスパの良いiPhoneの買い方について書いてみる。

どんな買い方か

結論から言ってしまうと、それは、「型落ち中古iPhoneを格安回線と共に買う」というやり方である。
多分、キャリアのMNP・新規の案件を色々探せば、条件のいい新品を買うことも可能かとは思うが(今はiPhone13mini案件あたりか)、機種が限定されるし、時期を選ぶしで自由度が高く無いので、この方法は割と良い方法なのではと思っている。
以下、このやり方のメリットや気になる点等をつらつらと書いてみる。

安い!しかも上位モデルが

型落ち中古iPhoneのメリットは最新モデルの新品より安いということに尽きる。
そして、その安さのメリットを、より享受できるのは上位モデルだ、という点も付け加えておきたい。

どういうことか。

2018年9月発売に発売されたiPhoneモデル間の価格を比較してみよう。
この年はいわゆるⅩsシリーズの年であるが、この年の下位モデルはiPhoneⅩR、最上位モデルはiPhoneⅩs Maxである。
発売当時の価格を比較すると

iPhoneⅩRの64gbモデルの価格は、91,584円(税込)
iPhoneⅩs Max256gbモデルの価格は、153,144円(税込)

となっている。iPhoneⅩRの時点で十分高いが、Ⅹs MAXの容量を一段階増やしたモデルとの価格差は、61,560円となっている。

さて、ここで、現在(2021年12月時点)の両モデルの中古価格をそれぞれ見てみよう。価格は、イオシスの販売サイトから調べている。
https://iosys.co.jp
比較は共にAランク、SIMフリーになっているものである。

iPhoneⅩRの64gbモデルの価格は、33,800円(税込)
iPhoneⅩs Max256gbモデルの価格は、59,800円(税込)

当然、両モデルとも劇的に安くなっているわけだが、とりわけ、最上位モデルのXs MAXの下落度は大きく10万円近く下がっている。

そして、特筆すべきは、両モデルの価格差も相当小さくなっていてその差26,000円である。

発売当時だと、新品プレミアムの上に、更に上位モデルプレミアムが価格に上乗せされており、スペック差以上の価格差が生じている。
これが中古市場だと両方なくなるので、とりわけ、上位モデルの下落が大きくなる。
よって、中古端末を買うのであれば、この「当時の上位モデル」を積極的に狙っていくべきである。

型落ちでも全く問題は無い

型落ちだと動作が重いのではないかとか、最新の通信規格に対応していないではないかとか色々と懸念が出てくるところではあるが、その点は、全く問題ない。
数年前ぐらいの機種であれば、ほぼ最新版と遜色なく動いてくれる。
元々Androidに比べてスペック面での遅れを指摘されてきたiPhoneであるが、ここ最近は毎年完全にオーバースペック気味な端末となっていて、特殊な重い操作をする人以外の人にとっては、基本的に買い替えの必要性は無いものとなっている。
現に、2021年12月時点で僕のiPhoneはiPhoneⅩs Max(2018年9月21日発売)で、3年以上前の機種であるが、動作にもたつくところは一切ない。
5Gにも当然未対応だが、普段使いでは4Gで問題ない。

中古でもまあ問題は無い

「まあ」と若干トーンダウンしたのはバッテリー劣化の問題があるから。
これまで僕が買ってきた中古端末に関しては、日常使用に耐えない程の劣化状態の端末は無かったし、大丈夫だろうと思うが、前所有者があまりにヘビーな使い方をしていないとも限らないので「まあ」としておく。
それに、仮にバッテリー交換をしたとしても、トータルコストでの割安感は変わらない。
また、実は未使用品を中古価格で売っているような場合もあるので、そういうのがあれば狙い目。

格安回線とのセット購入で割引

中古価格で安くなったところに、その店舗がSIM販売をしているところだと更に、回線契約で割引を受けられる。
通常のキャリアでもMNP・新規だと22,000円の割引をしているが、これは格安回線でも同様である。
おすすめは、使用するのであれば、ワイモバイルかUQモバイルといったところだろう。
これらはほぼ、ソフトバンク、auと変わらない品質の回線になっているので、メイン回線にしても普通に使える。

買い方のまとめ

まとめると、iPhoneの買い方としておすすめなのは、型落ち中古iPhoneをワイモバイルかUQモバイルあたりとセットで買うのが良いということである。
そして、端末の選び方は、その当時のなるべく上位モデルで当時オーバースペックだったものが良い。

中古端末を売っていて、回線契約もできる店は僕の身近なところではゲオである。
ゲオは、中古端末の価格自体、じゃんぱらとかイオシスとかに比べると割高に感じるので、たまにやっている10%オフセール等と併用して買っている。

僕としては、次は、iPhone12あたりがキャリアでばら撒かれて未使用品が値崩れしたあたりのところでまた買えれば・・なんて思っているところである。

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