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やらなくていい事はやめよう。~エラー防止の思考手順①~

皆さんは常日頃、『これやってて意味あるのかな?』って思う事ありませんか?
僕は結構あります(笑)
でも、習慣は怖ろしい物で変化をするというのは簡単ではありません😅
でも、以前読んだ本に「『本当はこうした方が良いのにな。』と思っているのにそれを無視して生活する(働く)事は『部屋の中に象がいるのに見ないふりをして生活するようなもの。』と書かれていました。
考えただけでも生きづらくて仕方ないですね😖

そうやらなくていい事はやらなくて良いんです!
医療安全の世界でもエラー防止対策の一番目にくるのは「やめる(なくす)」です。

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そもそも、やらなければエラーの起こしようがないわけです。
それ自体がエラーに直結しない事でも余分な仕事がなくなれば余裕が出来ますから「やらなくて良いならやらない決断をする事は最優先事項」です。

先日のnoteで書いた気になる同僚は社会人2年目から今の職場で十数年働いています。

彼こそが今の職場の生き証人と言ってもいい位です(笑)
でも、そんな彼は僕が上司として入職してきて一番苦労をしていると言えます。
一緒に働いてもうすぐ2年が経つのにいまだに僕から、「これは何でこうやっているの?」、「誰がこうするって決めたの?」、「これはどうやるの?何でわからないの?」などと言われ続けているんですから…。

なんて書くと『クッキングパパは酷いやつだ😠』って思われてしまうかもしれません。
同級生(実は地元も近い)なので遠慮がないのと、今までの何も考えないで言われるままに働くだけじゃダメだと教えたいという気持ちももちろんあります。
幸い、「今までの技士人生で一番色々考えている。」と言って「色々経験出来てうれしい。」と言ってくれているの一安心です。(本心だと良いのですが)
何人も上司が変わって、その度にやり方が変わる声の大きい人が入ってくると言われた通りにやらないと怒られる…そんな環境で働いてきた事も彼にとっては不幸だったかもしれません。

そんな僕が今の職場に来て最初にやめた事は、
日曜日に出勤して機器メンテナンスをする。
「なぜ日曜日に出勤してまでメンテナンスをするの?」と聞いてみると、「月から土まで朝から晩まで透析をしているのでメンテナンスをする暇がない。日曜日に昼間で働いて半日を有休を使う事で有休消化もしている。」という答えが返ってきました…。

僕の返答は、
「本当にメンテナンスを日曜以外にできないの?」
「有休使うの?入ったばかりで有休ないし日曜日に働きたくないんだけど。」
「日曜日に休まない分、休みが週中に固まるんだよね?ただでさえ人員の少ない職場なのに余計手薄になるんだけど。」

などと訴えた結果…メンテンナンスは週中に実施、出来なかった分や空いてなくてメンテ出来なかった分は土曜日に残ってやる。という事で無事に日曜出勤はなくなったのでした。

話は変わって今朝、保育園に娘が登園すると同じクラスの子が泣いていたそうで、ママが「どうしたの?」って聞いておいでというと近づいて行って娘が放った一言…「どうしたんだ?!」

何だか威圧感の強い上司みたいだから、それはやめた方が良いかも(笑)

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