大学付属小学校のメリット

早くから幼児教育に熱心な家庭は七田式、公文、ピグマリオン 、などなど、幼児期から低学年にかけても、先取り学習 さらには中学受験のため、小学3.4年からは塾通い。

そのため、小学校の勉強なんて簡単!と馬鹿にして、学校の勉強や先生を軽んじる姿勢 
これが学級崩壊などにつながっているように思えます。

先日働いている病院へ小学校を不登校になった女の子が、患者さんとして親御さんに連れられ診察に来られました。
なぜ学校にいけなくなったのか経緯をきくと
「学校の勉強は簡単すぎて受験に役たたない
特に体育や音楽などしてる時間あれば塾の勉強をしたい。」
というものでした。

中学受験の弊害!とだけで終わらすことはできないこの問題。
学校の勉強や先生を軽視する塾、親の風潮こそが問題ではないでしょうか?

 というのは、先日娘の算数の維持のためにと一度参加した算数専門塾の生徒参加型のzoomオンラインの授業の中で先生が、「みんなにとって学校の授業なんて簡単すぎて、退屈だよね。つまんないよね」 「誰々君は全国で〇〇位、偏差値は〇〇まで上昇してすごい!みんなもちゃんとやれば偏差値20はあがる!」と何度も同じような趣旨の発言をしていました。
私たちは あまりにも学校を軽視する発言、偏差値偏差値の言葉にすぐにzoomから出ましたが、、、、

このことから考えたら、焦らず、先取り学習などせず、学校の進度で先生と学校の勉強を重視する! 
そして、偏差値至上主義でなく、学校生活でしっかりと人間力を磨く。これができるのが、大学付属の学校の最大のメリットではないでしょうか。


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