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自衛隊でやりたいことをやるために

みなさん、こんにちは!
今回は自衛隊での話を記事にしましたので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。


自衛隊でやりたいことをやるためにということで、とくに今教育隊(前期教育)で頑張っている方や、今後自衛隊に入りたいという方に知っておいてもらいたいことを、私の経験(陸自)をもとに話そうと思います。

みなさんはどんな理由で自衛官を目指しましたか?
私はの理由は「戦車に乗りたい!」これだけでした(笑)
同じ隊の同期に多かったのは、
1位「公務員で安定している」 
2位「親が自衛官」
3位「災害派遣などに憧れた」

このような感じでした。

これは、自衛隊あるあるかもしれませんが、1位の理由や「なんとなく」という理由の人の方が辞めにくい傾向にあると思います。

ちなみに、
私の周りで辞めた人達の一番の理由は、
「災害派遣などに憧れた」でした。

とくに多いと感じたのは、消防の延長線として自衛隊をとらえているという点です。
自衛隊は、ハイパーレスキューではありません。自衛隊の訓練で災害に関する訓練をすることはほとんどありません。
教育隊ではゼロと言っていいです。
これは、自衛隊がなぜ武器を持っているのかを考えればわかると思います。

自衛隊の訓練では、武器をいかに安全にそして正確に扱えるかが求められます。
そのため、訓練の内容も武器の扱い方、もっと言うと相手(敵)の命の奪い方を訓練するわけです。
災害派遣などの救助を目的に自衛隊に入った人は、このギャップに悩んでしまうのだと思います。

自分がやりたい職種になるには

自衛隊には、様々な職種が存在します。
それぞれの道を極めることで、より専門性の高いスキルを身につけることができます。

陸自の場合では
普通科(小銃分隊 重迫 軽迫)
機甲科(戦車 偵察)
野戦特科(大砲)
高射特科(対空)
                 など…
他にもたくさんあります。詳しく知りたい方は、自衛隊のホームページなどをご確認ください。

たくさんの職種の中からなれるのは一つだけです。
この、自衛隊人生を左右する職種が決まるのは、前期教育が終了するタイミングです。

決め方は、希望調査、適性、成績です。

また、年度によっては部隊に空きがなく、そもそも選択できない場合や、少ない枠を同期同士で取り合うという場合もあります。
(人気職種はほとんど奪い合いです…)

この同期との戦いで重要になるのが、教育隊での成績と態度です。

高校などの推薦枠を取るときと同じと考えていいです。
私の時は、中隊長との面接が3回ほどありました。
その中で、成績や営内生活の態度などを踏まえて、職種が決まっていく流れです。

自衛隊でのテスト

陸自の主なテストを紹介します。(当時の記憶なので、違う点や変更点があるかもしれません。)

実技
体力テスト(月に一回実施)
武器の分解・結合テスト
歩哨テスト(敵の監視や発見時の無線報告など)
戦闘訓練テスト(ほふく前進など)
検定射撃(3回ほど)
行軍

ペーパーテスト
武器関係のテスト
自衛官としての規律や法律などのテスト

ざっと、これぐらいのテストが行われます。

土日のリフレッシュはとても大事なので、はじめから無理なくコツコツと勉強も進めていくことをオススメします!
私は時間を決めて、ベッドバディーや部屋の同期と問題を出し合っていました。

教育隊の中でも、情報格差は起きてしまいます。親が自衛官など知っている人は知っているので、教育隊に入ってからも自分のアンテナを高く張り、過ごすことも大切だと思います。

自衛隊の生活に慣れるだけでも大変なので、うまく立ち回ることで、楽をできるところはしっかりと楽をしながら生活を送っていくことができると思います!

ちなみに……
私の職種は野戦特科でした〜
残念ながら憧れの戦車に乗ることはできませんでした…。

さいごに

自衛隊でやりたいことをするためには、運など様々な条件が必要ですが、それでもやりたい職種があるなら、前期教育で良い成績を残すことが一番大切です。
少しでも自分の希望が叶えられるようにコツコツと頑張りましょう。

最後までこの記事を読んでいただきありがとうございます!


















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