『親子で話そう!性教育』石井栄子 執筆 浅井春夫/艮香織 監修を読みました

P4 pp 6- pp 9
もうひとつは、性のお話は母親、女性任せではなく、父親、男性の参加を積極的に考えて取り組んでもらいたいと思います。おうちでパートナーと、あるいは仲のよい友だちと「こんなことを、聞かれたけど、こういう伝え方でよかったかな。あなただったら、どう話してあげる?」と、活発に意見交換ができるといいですね。

『親子で話そう!性教育』2020年 朝日新聞出版 石井栄子 執筆 浅井春夫/艮香織 監修

 性教育のトピックスを見開き2ページで色々書いている本でした。
それぞれの内容は分かりやすく短くしてあるのですが、どういうことかちゃんと腑に落ちない感じでした。

 はじめにには、こんな風に男性も話そうとあります。
とても良いと思うのですが、実践編でイラストとセリフでこんな風に話してみよう!とある絵が、女性?(髪型おかっぱ)9ページに対して男性?(髪型坊っちゃん刈り、メガネ)4ページ。
髪型だけで性別を判断するのは間違いではあるのですが、もう少しアベレージの6ページに合わせた方が良いのでは?
また、part1からpart6まで、各パートのテーマに関する4コマ漫画があるのですが、女性が子どもと話している描写が4本、女性が自分の子どもの頃を思い出している描写が1本、男性が大人の女性と話している描写が1本。
男性は子どもと話さないのでしょうか?
なお、本のなかのイラストでは大人も子どもも全て、女性は髪が長く、男性は髪が短く描いてあります。
色々と納得できません。


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