『友だちに「死にたい」といわれたとき、きみにできること 大切な人の自殺を食い止める方法』リチャード・E・ネルソン博士 ジュディス・C・ガラス著 浦谷計子訳 を読みました

 だから、きみの友だちにできるだけ理想的な形で保護と救いの手が届くようにするためには、その子の親だけではなく別の人にも知らせる必要があります。別の人というのは、自分の親や親戚、好きな先生など、きみにとって信頼できる人でかまいません。「力になろう」といってくれる人が〈少なくともひとり現れるまで〉は、あきらめずに話し続けてください。

『友だちに「死にたい」といわれたとき、きみにできること 大切な人の自殺を食い止める方法』 ゴマブックス p177 pp14より

自分の子どもや友だちに、信頼してもらって、自殺するかもと言われたとして、プロに上手く繋げたり、問題に介入する勇気が出せるかなとどきどきしました。
大人をするのも難しいです。
とりあえず、学校の先生と、学年主任と、教育委員会と、市役所と、カウンセラーに確認、かなぁ。
先に調べておいても良いなと思いました。

とても具体的で、どうなるか、どうしたら良いかが分かりやすく書いてあります。

あと、15才の子どもが、ゲイだからって母親のパートナーに家を追い出されて、ドラッグをしながら売春をしてホームレスをしていたのが、シェルターに救出されたけど自立しなきゃいけなくなって、自立するその日に自殺しちゃうって話があり、アメリカの子が置かれた状況がヘヴィ過ぎて衝撃を受けました。
知れて良かったです。

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