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子育てと24時間バーチカルの親和性

久しぶりに手帳のnoteを書きます。今回はタイトルのままですが、今回は24時間バーチカルがいかに大事かという点について。

ここ数年は他の手帳に浮気していないので世間の手帳トレンドをチェックせずにいますが……思えば、手帳の発売時期になると、大きな文房具店で各社の手帳をチェックするのが楽しみでした。2時間くらいかけていろいろ見て、結局なにも買わなかったり(笑)。子供が生まれて以降、そんなお楽しみとは縁遠くなりましたが。
なので最近の流行は分かりませんが、手帳で24時間の記録が取れるというのは、スケジュール管理以外にライフログに対するウエイトの大きいジブン手帳の一番の特徴ではないかと思っています。

仕事に使用することに特化し、土日が小さくなっている手帳もあります。だけど欲しいのは24時間(ジブン手帳は7-24時は1時間2マス、0-6時は1時間1マス)書けて、土日も平日と同じサイズの記入欄があること。これは生活の中に子育てがある人にとってはかなり大事な項目です。
なぜなら子育ては365日24時間休みなしだから!

そりゃあ、完全な休息なしではありません。ちゃんと夜は寝てるし、ひとりでお茶したり、どこかへ出かけたり、仕事に精を出したり、趣味に時間を使うことも最近はやっています。
でも子供がいなかったころのように、一日ノープランで好きなことをして過ごすとか、買い物に1時間以上かけるとか、本を1冊一日で読みきるとか、夜ひとりで飲みに行くとか、自分の都合だけで動くということがまったくできなくなりました。

まず土日という名の完全オフの日はありません。むしろ保育がないので逆に忙しい。3食きっちり食べさせ、「おしっこ」と言われればトイレに付き合い、寝かしつけてからの夜中だけが自分の時間。それも寝ぼけた子供に「おかあさーん」と呼ばれれば強制終了です。
あくまでも子供の都合で動き、自分ことはその合間に細切れに処理する。やらなきゃいけないことが多すぎて、やりたいことは後回し。今この時間になにができるか、何をやるべきか、明日はなにをするべきか(予定を立てても予定通りにいかないことも多い)。そんなことを常に考えつつ、生活を回していかなきゃいけない。
これを世の中のお母さんたちはみんなやっているのです。私はそのことに自分が子供を持つまで正直まったく気づいていませんでした。自分自身がそうやって育てられてきたことにも。

……でもそれもこれも、子供が新生児のころに比べればまだなんてことはない苦労。生まれて4カ月くらいは3時間ごとの授乳、昼夜問わないおむつ替えや泣き対応(うちは夕方になると決まって泣かれる「たそがれ泣き」も大変でした)に24時間フル稼働。あの頃は「人間、どれくらい寝ずに生きていけるものなんだろうか」と本気で思っていました。
この時期に必要だったのが、ミルクの量や時間、おしっこウンチの記録、離乳食の記録。少し大きくなってからは、お昼寝時間、オヤツと食事の内容、トイレトレの成功・不成功などもメモしました。
記録しないと忘れるというのが一番の理由ですが、これはそのまま子供の成長記録にもなり、数か月後単位で見直すとなかなか興味深いものとなっています。

子供ができてからとそれ以前とは、まったく変わってしまった私の生活。出産前から使っていた「ジブン手帳」でしたが、本気で使いこなせているのは出産後からかも知れません。
ただし、記入する字は格段に汚くなりました……(ただでさえ下手なのが、殴り書きするようになったため)。

気のすむまで落ち着いて考え事をする時間(休むに似たりともいう)が欲しいなぁ。


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