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祖母の葬式、10本の爪にキッス
祖母の葬式と、やかましいお子たち
先週の月曜日、雨が降っていたのもあってなんとなく憂鬱で、なぜだか動悸もしていた。仕事も山積みのせいなのか、いやいやそれほど切羽詰まってはなかろう、丁寧にやれば間に合うよ、と自分に言い聞かせるも、体がソワソワして、どうにも落ち着かない。最近忙しかったしなあ、気持ちも慌ただしいのかなぁなんて考えながら保育園に息子を迎えに行き、スーパーで買い物中になにげなく携帯を見ると、祖母が亡くなったという連絡が入っていた。
祖母は2月に危篤になって、けれどものすごい生命力で、なんの治療もなしに回復し、そのまま病院を退院して施設へ戻っていたのだけど、さすがに90歳。いつまで持つかわからないよね……と話して6月下旬に、ふたたび帰省する予定だった。会う前に、亡くなってしまったね。
とはいえ、もうずいぶん前から、覚悟はしていたように思う。というか、早く逝きたかったんじゃないだろうかとさえ思えて、「よかったのかも」という気持ちもある。
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