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Q.恋に落ちる音はどんな音?/スペシャルなお知らせ/日記

まずは、超ハッピーなお知らせから!
2017年に発売されたわたしの本「今日は、自分を甘やかす」が、新書サイズに生まれ変わって、12/23に発売されます!(やった〜!)

もともとの、ぱきっとしたブルーのデザインから一新して、MUCHIさんのかわいらしいデザインになりました……。見て……。半透明の帯もすごいかわいいの……。

新版のためにあとがきも追記しております。中のイラストもとてもかわいいので、ぜひ書店などでもお手にとってご覧くださいませ。

また、同じく2017年発売の『口説き文句は決めている』も、なんと(今になって)三度目の重版がかかりまして、新版の表記がされたver.が12/23発売になっています。あわせてご覧くださいませ。

うれしいな。ありがとうございます。クリスマスプレゼントに…ぜひ。

それでは、いただいた質問に答えてみますね。


Q.「恋に落ちる音」は、どんな音だと思いますか?


どんな音なんでしょうね。なんとなくですが「ビビッ!」とか「ピカッ!」などの衝撃音(雷に打たれたような…とか、電気が走ったような…とか、よくいうけどね)や、とても美しい音楽ではないような気がするんです。それよりは、頭の上に「!」が出る感じが近いんじゃないかしら。もしかしたら、ゲームボーイ時代のポケモンで草むらに隠れていたトレーナーに見つかってバトルを挑まれる直前の「!」の音のような感じだったりするのかな。もしくは、とても静かな部屋で、突然響いた「水滴が、コップの中に落ちる高い音」とかも近そう。あとは、音ではないけど、夕暮れ時にいつもの道を歩いていたら、ぱっと街灯が点いて「あ」と思うときの、あの感じも近い。なんていうか、「これでいいと思っていた過不足のない場所に、突如訪れるなにか」であったり「自分の世界に浸っているときに、パッと顔をあげたくなるようなささやかな外部刺激」だったり……、なんとなくわたしは、恋に落ちる瞬間に、そういうものを想起します。はじめは異質でしかなかったそれに、なぜか惹かれてしまって、なぜかそれを待ってしまう、そんな感じですか…ね。

むずかしい質問を、ありがとうございました。


車内の息子(12月11日)

最近の息子は、「てて」と言っては、私と手を繋ぎたがる。家でも。外でも。寝る時も。そして車の中でも。

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