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保育園をやめたい、と言う息子

久しぶりに目次を復活させてみました。



「保育園やめたい」と息子が言った

毎朝、保育園に行きたくないと言う息子の「行き渋り」がグレードアップしてきた。進級前から、毎朝「行きたくない、ママとあそびたい」と言っている息子に「そっか、行きたくないときあるよね」と言っては送り届けてきているのだけど、正直、言われるたびにすこしずつ私の心の荷は重たくなっている。送られてくる保育園の連絡帳に添えられた写真では楽しそうにしているにも関わらず、夕方「保育園楽しかった?」と聞くと「楽しくなかった」と答えるのが日常茶飯事。「今日何したの?」と聞くと、本人も冗談めかしてはいるけれど「なんにもしなかった。あそばなかったし、お外にも行かなかった。みんなはお外に行ったし、先生も行ったけど、○○は行かないで、だれもいないお部屋で、ひとりで、ずーとママを待ってたよ……」と誇張表現をして寂しさをアピールしてくる息子。「え〜!?お外に行ってる写真みたけどな」と本当のことを言っても「ちがう」と言うので、それからは「あら、そうだったの?それは大変」と受け流すようにしているけれど、そんなふうにアピールをして、寂しさを表現しているのだろうな、と思うと、ちょっと胸が傷むよ。

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