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投資回収率の高い子どもの本

子どもに買うものでお金を惜しまないもののひとつに本があります。
たくさんある中でも、子どもが気に入って何度も読む本は、月齢を重ねるごとにどんどん変わって行きました。ここでは1歳前後から1歳半の今、一日に何度も登場する大好きな本を紹介します(それぞれアマゾンのサイトにリンクが貼ってあります)。

はじめてのずかん300

何度も修理して、もう数ヶ月間、上の息子の俺的ベスト1な図鑑。最初は眺めているだけだったのが、だんだん指差しするようになり、そのうちまねて発音するようになり、今は「ずかん」といっては持ってきて、現実のおにぎりや救急車のおもちゃと写真を交互に見ては「いっしょいっしょ!」と得意げに言います。絵ではなく写真なのも、現実のものと結びつけやすいようです。

もこもこもこ

大人から見れば意味の分からない謎本でも、子どもには大受け。流れと音を覚えて、身振り手振りを交えながらエンドレスで読み続けます。読んでいるうちに、意味は分からなくてもなんだか楽しくなっちゃうのも好き。

1さいだもん

歳用に監修された本で、月齢を重ねるごとに好きな頁が変わって行くのが面白い。「月」や「むすんでひらいて」などの歌や色の名前はこれで覚え、何歳って聞くと「いっさい!」と答えられるようになったのもこの本のおかげ。

kodomoe

これは本誌は雑誌なのですが、付録の絵本が秀逸。対象年齢はおそらく2、3歳で、上の子にはちょっと早いのだけど、紙がびりびりになって何度も補正しながら毎日読んでいます。特にお気に入りは、おすしの絵本。にぎりのページの次に、その切り身のもとになった魚が書いてあるという、ある意味シュールな本。食べたことのない魚の名前をどんどん覚え、お気に入りは「たい」と「ぶり」と「かれい」。お寿司の絵をつまんでは無理矢理親の口にぶちこんでくれたりします(そして何故か大トロばっかりつまみます)。

まる さんかく ぞう

ただ丸とか象とか鳥とかバスとかがシンプルな絵で並んでいるだけの本ですが、指差し+覚えたことの発話が楽しい1歳から1歳半くらいの間の子にはヒットだったようで、形、ものの名前、色の組み合わせを興奮しながら読んでいます。

私自身が小さな頃から本が大好きで、本は借りるものではなく買うもの(線を引いたり一緒に風呂に入るから)、お小遣いはほとんど本に費やしていました(当時は主に純文学)。子どもの本もすべて買うか貰うかしたもの。それでも気に入るものと気に入らないものの間には結構な読む回数の差があって、ここで紹介した本はどれも本補正テープでつぎはぎだらけ。

1歳前後ではまだ本の大切さがわからず、強く握ったり振り回しては頻繁にびりびりしてしまっていたのが、最近は本が「大事」であることを理解し、破ることも少なくなりました。破ったり噛んだりして欠けてしまったページやテープだらけの本を見ながら、それでもこんなに読んでいたら、本冥利につきるだろうなあと思います。


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