07/24 Mini Motorways
いろいろなゲームが好きだ 両親にポケモンを買い与えられ、祖父に将棋盤と駒をもらい、そのほかさまざまな幸運によってゲーム好きな私がいる。
きょうだいのいる家庭だったので基本は複数人で遊べるようなゲームが買い与えられた。 閉じた世界でひとり熱中するのはヤバいよな〜との両親の判断であり、今となってはその心情も理解できるが、ゼルダの伝説をやりたかった当時の私は憤りまくっていた。
しかしそんな親の事情などお構いなしに、ゲームはひとりで遊んでも楽しさが成り立つことが多いものだ。
例えば将棋ならば、駒落ち(片方にハンデつき)での攻守を両方自分でやってみることができる。 小学生のゲームの楽しみ方など基本的に「無双」であるから、負けたらそのゲームをやる意味がなくなってしまうほどつまらなくなってしまう。 一人二役ならばいくら盤面劣勢であっても一手指せば優勢になるのだから、楽しさの核である「無双」が途切れない。
ルールを工夫することでゲームが少し変わり、楽しみが続くというのは良い経験だったと思うし、私の人格形成にかなり寄与しているのではないかと思う。 知らんけどね
そんな私が今熱心にプレイしているゲームといえば、そう
Mini Motorwaysである
私は今からこのゲームの攻略部分のネタバレをする そしてそれはほぼ全部のネタバレということだから気をつけてほしい
このゲームは
しかしこの道路の繋げ方は、それぞれのガレージから最短経路で家に繋げられているものの、信号のないY字路が家の出入り口付近にできてしまって、不安が残る
ゲームが進んでいくにつれて家が要求する車の数が増えていき、家の出入り口周辺は混むようになるのがふつうなのである。 なのでそれを見越して
と繋げると、将来の混雑を避けられる。
上の画像の射線部分にはこの時点では道路が引けないのだが、射線部分に家は生えてこないというルールも経験からわかってくる。
家は2×3マスか3×2マスのスペースが無いと生えてこないので、「こっちに今家生えて欲しくないな」という都合があるなら、道路を敷いて建設を妨害することができるのだ!
道路は家とガレージをつなぐ道具でしかなかったはずなのに、ノウハウが積み重なることによって都市をマネジメントする強力なツールに成るのだ。
こういう方面の攻略法はゲームを作った側も想定済みだということもいろいろ試すうちにわかってくる。
ゲームをハックするような一手がゲームの内部にあらかじめ用意されているのだ! かなりよくできている! と思う!
将棋を発明した人が一人で無双したりしなかったりする楽しみ方を想像できていたかは定かではない。 しかしこのゲームはプレイヤーの楽しみ方の幅をあらかじめ予見しており、見越したうえで破綻ないように設計されている。
将棋だって駒と盤を使ってTRPGのようなことをしたってよいのである。 親が危惧したような一人遊びのリスクはもちろん存在するが、そこには思ったほど単純ではない遊びが隠れているかもしれない。
Mini motorwaysには他にも「高速道路」「ラウンドアバウト」などおもしろいツールが登場するし、それらを組み合わせた楽しみ方がある。 この日記を読んじゃった方にも全然おすすめなのだ!
めちゃくちゃ宣伝になってしまった バランス取ろうかな いいゲームだと思うんですけど、協力プレイとかはないです。 システム上「無双」も難しいかもしれない いや…… まだ誰も思いついてないだけかもしれない……
色々そのままにしちゃっています