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07/23にした方がいいのではないか

何年か前からASMR配信を聴きまくっています ASMR配信は声質や音の種類やコメントとのやりとりの多さなどそれぞれの配信の中に複数の要素とパラメーターが存在し、それらのバランスが少し違えば同じASMR配信といえども雰囲気がかなり違ってきます。

オモコロとかで言われるような、コンテンツの「ノイズ」の話じゃないですけど、じゃないことないか、ASMR配信はまさにその「ノイズ」の除去を進めていくことが大きな目的のひとつだと言えます。

究極的にはうまくノイズが排された綺麗な音(体験)になってさえいればなんの音だっていいんです バッタが飛んだ音でも、人が怒鳴っている声でも

虫や怒声が嫌いな人にとってはコンテンツを観ることそのものが広い視野でノイズになってしまうけれど……そこは好きずきです。

神経質に体験の純粋さを求めているのはどこも同じであるはずなのに、配信の雰囲気が少しづつ違うのは、差別化がはかられたというのももちろんあると思うのですが、それぞれの抱く理想の「良さ」の内容が違っていることも少なからず影響していると思います。

配信者に「こういう配信がしたい」と目標があったとしても、予算や能力、メイン視聴者層の消費傾向、社会的な立場などによってさまざまな制限があり、理想的な配信を必ずしも達成できるとは限りません。

ASMR配信はそういった制限の中でもメインの機材さえ用意できてしまえば、その内容をどのように凝るかの自由度が大きいので、配信者の理想が反映されやすいのです。

ASMR配信はVtuber周りで発達している文化でもありますが、顔出ししてASMR配信している人もたくさんいます。 「この人はどういう人なのだろう」というのを知るために最初ASMR配信から聴いてみて判断するのも悪くないんじゃないんでしょうか。 やっている人がどれだけいるかっていうとあれですが

この人はどういう人なのか? を知ろうとするとき、その人が何に卓越していているかを知るのも重要ですが、その人がいま何を自由に決定できるのかを知る方が目的達成の早道だと思います。

例えるなら、文章を書くのが苦手だったり語彙に乏しい人の日記を読んでもその人をうまく知れるとは考えづらいです。 その人に広がっている世界を知ることは、その人がどのように自由なのかを知ることと一致するのではないかと思います。

色々そのままにしちゃっています