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ヒマラヤ便り25号 インドの牛乳屋さん

ナマステ!今日は、こちらでの私のモーニングルーティンをお教えします!

朝7時半から8時頃、牛乳配達の少年が(推定10才)
門の手前の道から『アンティジィ!アンティジィ!』と私の部屋に声をかけます。訳すと「おばさん!おばさん!」です。まぁ、そうだけど。。。

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とにかく、私はドアを開けて、『ダンニャバード!(ありがとう!)』と、   家の手伝いを一生懸命していると勝手に空想した少年にお礼を言って、
門の中に置かれた牛乳を急いで取りに行きます。

ローカルの牛乳は貴重です。ツーリストがゲットできるのは、商店で売ってるアミュールの紙パックが主です。

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牛を飼っている家では、主に嫁っ子が日中プラプラ牛を散歩させます。
めちゃめちゃ扱いが上手くて、そこら辺で拾ったであろう木の枝をビュンビュン振り回して、牛たちを巧みにコントロールします。
牛たちは、ハムハム、ヤムヤム、空き地や道端の草を食べています。

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運動をした牛のお乳の美味しさは格別で、感謝と共に頂きます。

ビジェとチャンドラ夫妻のお店で、ホットミルクを注文すると運が良ければローカル牛乳が飲めます。人気商品なので、すぐに売り切れてしまうのです。

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以前は、なる早で水筒をビジェに託し、ホットミルクをリザーブしていました。
ある日、町に行くため、帰りに寄るのでその時に受け取ります!とお願いしてから出かけました。

帰りが予定よりも遅くなってしまい、閉店間際になってしまいました。
ビジェが申し訳なさそうに、『早めに用意してたので、カードになっちゃったよ。』と言いました。カードは、凝乳ヨーグルトのことです。(ヒンディでは『ダヒ』です。)私が、『イーティング ポッシブル?』と聞くと、ビジェは、『もちろんだよ。美味しいよ。』と教えてくれました。

日本じゃ『腐った』で捨ててしまうところですが、帰って早速ローカル蜂蜜と共に頂き、至福のひとときを過ごしました。

英孝(狩野)ちゃんの、というか50TAの名曲『インドの牛乳屋さん』を思い出しました。『早く届けなきゃ牛乳がヨーグルトに変わる。それはそれでいい。』

とにかく、私のローカルミルクへの熱い想いを知っているビジェの計らいで、ゲストハウスに搾りたてローカルミルクが直送されることになったわけです。
ダンニャバード!ビジェ!カメラに気づくと笑顔をくれた。

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カメラに気づく前。切り替えが早い。

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