マガジンのカバー画像

2nd season; チベット便り

19
The recording of my cinematic ordinary life in Tibetan camp
運営しているクリエイター

#Tibet

チベット便り008 Tibetan bread

ティモもおいしいけど、チベタン ブレッドが好き。              ブランチの時間帯には売り切れてる時が多く、                凹む私を不憫に思ったバィジーが、朝5時頃から路地で売っていると      教えてくれた。ツーリストでも買えること、ちゃんと確認した。 7時には完売するとの情報を得たので、次の日張り切って5時に起きた。    薄暗いロビーのソファーで寝ているフロント係を起こさないように、      こっそりと外へ出る。 けっして良い匂いとは言

チベット便り007 底なしEndlessly deep

デリーでこの曲がずっと頭ん中流れてた。    てか、口ずさんでた。何回も。    で、「too much」って怒られた。    写真は、初日のホテルの窓から世界一汚いといわれる    ヤムナー河の川面に映った夕陽。    学校が閉鎖されて、外出禁止令が出るほど   「目に見えて」汚い空気が、景色に紗をかけて。 Next Episode:

チベット便り004 Wordplay

野口晴哉先生の書。感銘を受けた先生の言葉は、たくさんあって、どれも「教訓」として実践していきたい今日この頃、いかがお過ごしですか? 「旅」とも表されがちな人生の、様々な場面で、晴哉先生、ブッダ、ダライ・ラマ14世、数学者、哲学者、詩人、歌手、芸人、先祖、友達、などが体験し、実感を持って記したとされる言葉達が私の応援団となってくれます。 実際の「旅」では、些細なできごとが、環境や慣習の違いの衝撃と共に、普段の生活より、はっきりと、まざまざと目の前に現れてきます。 この旅の

チベット便り003 カルマポリス"2000rps

 『くるちゃんが来〜る〜っ!!』とか言って、  笑ってやり過ごすしかなかったから。  トム・ヨークが"This is what you get."って優しく、  何回も頭の中で囁くもんで、もう観念した次第である。 (このライヴの時の"This is what you get"の声が脳内で流れていた。) ホテルのロビーのソファーにどっかり沈んで、  呆然とテーブルを見つめていた。  フロントでは、オーナーといつものフロント係が、  携帯と電話を駆使して、このチベタンキャ

チベット便り001 " 5 Rs."@Tibetan camp

何を聞いても"No Problem. No problem"と バカのヒトツオボエみたいに言ってくるヤツに、 “For you no problem, but For me BIG problem!!” 何回言ったかわかりゃしない。 最初は、ココロの中で言ってたけど、 今回は、実際に声に出して言ってみた。 マントラの効く国だから、実際に言っといた方がいい。 (実際、言うと多少変わる気がする。) チベタン相手に喧嘩してみたり。年を取るとずうずうしくなる。 と、年のせいにしてみる