マガジンのカバー画像

2nd season; チベット便り

19
The recording of my cinematic ordinary life in Tibetan camp
運営しているクリエイター

#インドクルルん滞在記

チベット便り012 交渉"50Rs."

ナマステ! 私は、交渉が苦手だ。10ルピー(約20円)を必死で値上げされると、10ルピーで君がニッコリ笑えるなら良いよ!と思ってしまう。 今日は、そろそろヒマラヤが恋しくなって、キャンプ内の小さなツーリストオフィスに行った。オーナーは、30代のD&Gとか着ちゃってるテンジン(天神)。フレンドリーで親切で、ちょっとチャラい。相棒は、もっとチャラいがおもしろいヤツ。ほかに若い衆が二人、20代前半のパサンとノルブ。ノルブはチベット語で宝石。ラサの西にあるダライ・ラマの夏の離宮ノ

チベット便り010 ゴンパ前にて

ヘッダーの写真は、ゴンパ前の露店。葛きりのような物に、辛めのソースをかけて食べる。ぶつ切り、又は、麺のようにスライスするかを選べる。私は一度しか食べてないが、行列ができる時もある。忙しい時は、インド人の少女や少年が水を運んだり、洗い物をしたりと手伝っている。ビニール袋に入れてテイクアウトするローカルをよく見かける人気店だ。[帰国後、調べたところ、Raphing(ラフィング)と呼ばれるチベタンのストリートフードで、浮き粉(小麦粉のグルテンを取り除いたデンプン)で作っている。分離

チベット便り009 そうだゴンパ行こう。

From Tibetan Camp ヘッダーの写真は、タルチョー(五色布)と、車輪と鹿のエンブレム。エルマ鹿を名乗るくらい鹿が好きなのは、標高800mで過ごした思春期に野生の鹿とちょくちょく会っていたことと、大好きだったリヴァーフェニックスの映画「スタンド・バイ・ミー」のゴーディが夜明けに線路で鹿と視線を交わすシーンが好きだったからかもしれない。害虫や害獣や雑草などと言うのは人間が決めたことであって、当動物や、当植物から言わせれば、人間こそが害獣だろう。と常々思っている。

チベット便り001 " 5 Rs."@Tibetan camp

何を聞いても"No Problem. No problem"と バカのヒトツオボエみたいに言ってくるヤツに、 “For you no problem, but For me BIG problem!!” 何回言ったかわかりゃしない。 最初は、ココロの中で言ってたけど、 今回は、実際に声に出して言ってみた。 マントラの効く国だから、実際に言っといた方がいい。 (実際、言うと多少変わる気がする。) チベタン相手に喧嘩してみたり。年を取るとずうずうしくなる。 と、年のせいにしてみる