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【メタモル占星術】第4回 ホールケーキ。

ホロスコープを学んでいるとケーキが食べたくなります。ホールケーキのデコレーションのようで。
ハウスのベース(十二宮)はスポンジの種類、それぞれの惑星がトッピングだとして、その組み合わせどのスポンジにどんなデコレーションがなされているのか、そのデザイン、バランス、食べる人はどの方向から見ているのか、そんなことを考えます。

12星座の特徴

この後ケーキに例えることはありませんが、一般的に分類が知れ渡っている12星座の特徴を、メタモル占星術ではざっくりこのように考えています。
◆火のエレメント 指導者のイメージ
 ・牡羊座⇒教師型
  自分が率先して前に立ち、みんなと一緒に自分の理想へ近づく
 ・獅子座⇒王様型
  自分が認めた人の言う事しか聞かない、基本自分の判断が絶対
 ・射手座⇒監督型
  周囲の人を動かして、より良い空間を作る。自分は前に出ない
◆地のエレメント 昆虫のイメージ
 ・牡牛座⇒蛹型
  周りに好きなものを集めて豪華な殻を作り、中で次の機会を待つ
 ・乙女座⇒幼虫型
  ぷにぷに柔らかそうで触りたいけど、突き過ぎるとキレられる
 ・山羊座⇒成虫型
  自分の殻は持ってるけど、突然羽根を広げて飛んでいってしまう
◆風のエレメント からくりのあるおもちゃのイメージ
 ・双子座⇒黒ひげ危機一髪
  ひとりよりみんなでわいわいするのが大好き。楽しさを追求する
 ・天秤座⇒チクタクバンバン
  短時間で道筋を決めるのが得意だけど、誰かに突然スライドされる
 ・水瓶座⇒寄木細工のからくり箱
  持ってる要素で無限の模様を作り、なおかつ心を開く手順が複雑
◆水のエレメント 水というよりお酒のイメージ
 ・蟹座⇒醸造型
  一人ひとり最高のものを探して、何度も飲み続けるコツコツ型
 ・蠍座⇒リキュール型
  ベースは強いけど、香りと甘さで目立たない。ハマるとドロドロ
 ・魚座⇒蒸留型
  水のように澄んでいるけど、予想もつかない酔い方になる。強い

……なんのことやらですみません。これらのイメージが積み重なってその年毎の運勢がやってくるのです。

エレメントを渡り歩く

メタモル占星術では、太陽のデーク星座の動きを見ていくので出生のエレメントから順に、火・地・風・水を渡り歩くことになります。
最初こそ1年~29年の幅がありますが、その後ほぼ30年づつ別の星座の運勢がやってきます。その星座も約10年づつ要素の違う形態になっていくのです。
自分も山羊座風味の牡牛座生まれですが、現在の運勢は蠍座風味の蟹座のど真ん中です。そして、70代からの獅子座時代に向けて蟹座人生を楽しんでおります。
まずベースに出生の星座があった上で生活上は別の星座の運勢がやってくるため、特に最初のエレメント移動は相性があまりよろしくないことが多く、人生の転機と呼ばれる事柄が起きやすいと思います。
私は転機後の双子座の30年でものすごい勢いで人と関わり、想像を超える人数に知られる時代がありました。自分が知らない人が私を知っているというのは妙な感覚でした。
今は蟹座の時期なので、あまり周囲に人がいるかいないかは気にならなくなり、自分の目指す状態を追求するのが楽しいです。

人生をクルーズ

一度自分の変化をざっと120年分見てみると、過去の整理も未来の計画もそれなりに楽しいですけども、じゃ現在何をやってみようか?という気分にさせてくれると思っています。
そういう意味でもメタモル占星術おすすめです。
ざっくりなら出生時間いらないですけど、出生時間があるとより細かく人生の波が見えますよ。


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