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スコーン作りが止まらない話

最近スコーン作りが楽しくてしょうがない。週2・3ペースで焼き、朝ごはんに、おやつに食べている。

なぜスコーン作りを始めたか。

まず、朝ごはんのバリエーションが欲しかった。手軽に食べられることと、昼夜と違うものを食べたいことを考えると、朝は食パンを選びがち。できるだけ手作りのものを食べたい気持ちもあって、自分で色んなパンを焼きたいとも考えた。だけど面倒くさがりなわたしはレシピ内の発酵の時間と手間をみた瞬間に心が折れた。笑

それから、甘いものが好きで、よく食べたくなる。大きめのクッキーとかビスケットみたいに食べ応えのあるものが欲しい。だけど頻繁に買うと、体的にも財布的にも罪悪感がある。家にあるもので簡単に作れちゃう、程よい良いおやつないかな?

その2つの欲がガチーーンと合ったのがスコーンだった。

火付け役はこの簡単レシピ。ベーキングパウダーさえ買えば作れそうだったので作ってみた。


なにこれめっちゃ簡単!!!

「次はコンビニで売っているようなチョコスコーンにしてみよう」と食べながら思った。

次の日、同じスコーンを作り、最後に板チョコを割ってのせて焼いてみた。チョコ部分が「焼きチョコBAKE」みたいにホロってなっておいしい。「細かく砕いて生地に混ぜ込んだほうがより万遍なくチョコを感じられるぞ…」と次の計画を立てた。

その次の日。ちょうど貰い物の柚子を冷凍処理しようと思った日だった。「柚子とチョコのスコーンって売ってそうじゃない?」と思い、柚子の皮も入れてみた。…おいしい!生の柚子を使っているから香りが良くて高級感でるじゃん。

(チョコのスコーン)

そうして、色々な材料を組み合わせることに快感を覚え、今度は何でスコーン作ろうかなと妄想が止まらなくなった。

塩麹×柚子・りんご×はちみつ・クリームチーズ×ごま・枝豆×とろけるチーズ・苺ジャム×甘酒…

あるものの組み合わせで無限大だ。

上記レシピの基本材料は小麦粉・砂糖・油・ベーキングパウダー・ヨーグルトだったが試しに、油をオリーブオイルに買えてみたり、小麦粉におからパウダーや米粉を混ぜてみたり、ヨーグルトの代わりに豆乳を使ってみて実験した。

時にはベーキングパウダーや油を入れ忘れたこともあったが、それでも焼きたてなら何でもおいしい。

色々試すうちにおいしいスコーンに必要なのはどうやら粉・水分・甘み・油らしいということがわかった。

作り方はこんな感じで確立した。

【基本の材料】

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粉…150g(米粉を混ぜる場合は1:1がスコーンらしさの限度)
油…大さじ1.5(うちは米油)
ベーキングパウダー…小さじ1
水分(牛乳・豆乳など)…生地がまとまるまで
砂糖…好みの量(具材によっては使わない)
入れたい具材
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1.粉・油・ベーキングパウダー(砂糖)をボールに入れる
2.水分を少しずつ入れながら、生地がまとまるまでこねる
3.入れたい具材を入れてサクッと混ぜる
4.6等分し丸めたらトースターへ
5.トースターで表面に焦げ目がつくくらい焼く(うちは200度で10〜12分)

【個人的殿堂入りの組み合わせ】

①あんこ×クリームチーズ
…混ぜ込むよりごろっとしてた方が好みなので、生地がまとまり始めたくらいであんこと、小さく切ったクリームチーズを投入。あんこが甘いので砂糖は無し。

(お正月の残りのあんこ。クリームチーズと合わせたら、それはおいしいはず。)

②栗の甘露煮×ごま
…甘露煮は甘み水分両方の役割があるので、粉・油・ベーキングパウダーと一緒に混ぜる。栗は指で潰して細かくする。足りない水分は牛乳・豆乳・ヨーグルトなどで補い、ごまを混ぜ込んで丸めて焼く。甘露煮が甘いので砂糖は無し。

(お正月の栗きんとんの栗の甘露煮の残りを汁ごとぶちこんだ。ごま合うんだわ〜。)

③オリーブオイル×チーズ
…油をオリーブオイルに変更する。生地がまとまり始めたらとろけるチーズを入れる。

(ひとまとめにした生地を包丁で6等分するのもキレイにできる。洗い物減らしたいから丸めるほうが楽だけど。笑)

④甘酒
…甘酒は甘み水分両方の役割なので砂糖はなし。粉・油・ベーキングパウダーを入れたら、少しずつ甘酒を足しながらまとめる。

(「甘酒と米粉のスコーン」売ってたらつい買っちゃうやつ。苺ジャムいれてもおいしかった。)


⑤ホットケーキミックス
…ホットケーキミックスには既に色々入っているので、豆乳(または牛乳)加えて焼くだけでおいしい。豆乳の量は大体粉の半分くらいかな。


ちなみにできる限り手を抜きたいので、慣れてきてからは全て目分量です。それでもおいしく楽しめるスコーンは素晴らしい。組み合わせが色々できて楽しいスコーンライフ。ぜひ!

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