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「自由と権威の問題 03」毎日ショートエッセー:古い羅針盤130章

以前から、このブログでは、人間は一人では生きてゆかない。少なくとも、効率的にはと、伝えて来た。故に社会の一員として、しっかり貢献することが必須であるとも。が、この書籍を読むと、国家の敷いたレールの上にしっかりとの乗る事、あるいは乗り続けることを是として、無抵抗、無考察で、半生を送ってきたことに気付かされている。確かに、何度か、ブラックな会社教を盲信していたと反省はすれど、もっと大きく括られた枠の中で、泳がされてきた感はあったのだ。それはこちらの無知に付け込んだ、後出しじゃんけんにも似ていて、不快な想いはずっと抱えていたものだ。思い通りにならない政治、経済、そして、社会一般全てに、不満や不安、更には、不安定な自分自身の立ち位置にも揺れていたというのが正直な心情でもある。引き続いて、「社会的噓の終わりと新しい自由 2030年代の日本をどう生きるか」:渡瀬裕哉氏を読んでいる。

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