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社会の羅針盤

この世は生き難い。そんな社会で何とか生き抜く力を与えてくれる書籍を紹介してゆきます。
生き難いこの世の中、どうしぶとく、生き抜くかを一緒に考える書籍をご用意します。
¥100 / 月 初月無料
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#本文

「殺人の英国定義とは」毎日ショートエッセー:古い羅針盤140章

腐っても鯛とは、ブランド品の価値の高さを示す格言ではあるが、文学や法律など立国、憲法に関…

100
あや工房
3日前

「異邦人たちの会話 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤140章

国籍の意味、そして、性差の意味、それを今、強く感じている。生きづらさは何処にでもあるが、…

100
あや工房
6日前
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「倫理という罠 03」毎日ショートエッセー:古い羅針盤137章

倫理というものは中々、厄介である。本文でしばしば引用される、サンデル教授の正義論もその類…

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あや工房
2か月前

「何故、家を買うの? 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

前月のブログで三日間も掛けて、「「仮住まい」と戦後日本」:平山洋介氏を紹介し、我が国の貧…

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あや工房
2か月前

「宇宙戦争という現実感」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

肥大化する人口数なる人類。それに見合った資源が不足しているのは、徐々に悪化する地球環境を…

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あや工房
2か月前

「国境というナンセンス」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

世の中では、紛争や戦争が絶えない。その原因の多くは境である。ここから先は俺のもの、否、私…

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あや工房
2か月前
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「女の敵は女という嘘」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

この世には、雄雌という多様性を図る事で、環境変化にタフな種の保存を果そうとする生物が多々存在する。人類もその一種だ。多様性故に、違って当然である。役割分担もあるはず。が、社会が高度化し、より流動性が激しくなった現代において、その枠組みを再構築する時代が訪れている。フェニミズムもその運動の一つである。「分断されないフェミニズム: ほどほどに、誰かとつながり、生き延びる」:荒木菜穂氏を呼んでいる。

¥100

「隣国の変貌と相似 02」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

「特権と不安──グローバル資本主義と韓国の中間階層」:ハーゲン・クー、 松井理恵を引き続…

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あや工房
2か月前
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「犯罪者の人権を問う」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

久しぶりに小説を読んでいる。やや余裕が生じたのか、あるいは思いノンフィクションばかりで疲…

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あや工房
3か月前
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「エコノミックヒットマンの自負 03」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

前ブログで語ったように、中国の台頭の影には、先進国の支援が在った。米国然り、我が国然りだ…

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あや工房
3か月前
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「需要と供給という帰結」毎日ショートエッセー:古い羅針盤135章

NHKが執拗に取材する横浜にある中小企業の冤罪事件。密輸を疑われて、長期勾留という過酷な扱…

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あや工房
3か月前
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「白黒という無為 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤135章

コロナ禍の中で、私たちは自衛警察、もしくは自称警察という存在を知った。我知り顔に他人を糾…

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あや工房
3か月前
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「国政の大欠陥 03」毎日ショートエッセー:古い羅針盤135章

いよいよ、纏めのタイミングだ。「「仮住まい」と戦後日本」:平山洋介氏を引き続いて読んでい…

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あや工房
3か月前
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「国政の大欠陥 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤135章

多くの自然災害が起きる我が国。その度に脆弱な家屋が壊れ、住む場所を喪った人々が路頭に困っている。そして、仮設住宅や他の市や県の公営住宅が提供され、暫し仮住まいとなる。この繰り返しである。脆弱な家に住み続ける理由と途端に住む場所に困ってしまう理由は共通した国政の欠陥に拠る。他国と異なる持家制度である。衣食住は国政の絡みなのに、何故か肝心の家については、国からの供給は行ってきていない。何度もこのブログでも語る、公助、自助の閾値として、一番不味い制度だろう。国が持家を提供すれば、そ

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