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社会の羅針盤

この世は生き難い。そんな社会で何とか生き抜く力を与えてくれる書籍を紹介してゆきます。
生き難いこの世の中、どうしぶとく、生き抜くかを一緒に考える書籍をご用意します。
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2024年4月の記事一覧

「倫理という罠 02」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

徳ある人になれ、それが徳倫理学だとしたら、やや腰が引ける。とても、徳に溢れた賢者だと自分…

100
あや工房
1か月前

「倫理という罠 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

人が人足るには、道徳が必要としばしば議論される。そして、その道徳の根源には倫理という厳然…

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あや工房
1か月前
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「反アメリカンドリーム 02」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

「なぜ、無実の人が罪を認め、犯罪者が罰を免れるのか-壊れたアメリカの法制度 (単行本)」:ジ…

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あや工房
1か月前
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「反アメリカンドリーム 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

アメリカンドリーム、古くて新しい言葉だ。多くの移民がこの国を目指して、難路をモノとせずに…

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あや工房
1か月前
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「何故、家を買うの? 02」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

「私たちはなぜ家を買うのか: 後期近代における福祉国家の再編とハウジング (シリーズ数理・計…

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あや工房
1か月前

「何故、家を買うの? 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

前月のブログで三日間も掛けて、「「仮住まい」と戦後日本」:平山洋介氏を紹介し、我が国の貧…

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あや工房
1か月前

「宇宙戦争という現実感」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

肥大化する人口数なる人類。それに見合った資源が不足しているのは、徐々に悪化する地球環境を視れば明らかである。だから人口抑制をしようとはならない。成長こそ進歩と唱える資本主義の教義は、更なる発展を人類に囁き続けるからだ。その結果、人類は地球外にそれを求める。月探索、火星探索もその目的は資源確保だ。どれだけの経済性が秘めているかは分からないが、フロンテイア精神とはそうしたものだ。「現実化する宇宙戦: 「宇宙小国」日本はどうする?!」:樋口譲次氏を読んでいる。

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「国境というナンセンス」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

世の中では、紛争や戦争が絶えない。その原因の多くは境である。ここから先は俺のもの、否、私…

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あや工房
1か月前
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「暴力という罠」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

ドラえもんの最後の章を読まれた読者も多いかと。弱虫ののび太がずっと、腕力で虐められていた…

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あや工房
1か月前
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「女の敵は女という嘘」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

この世には、雄雌という多様性を図る事で、環境変化にタフな種の保存を果そうとする生物が多々…

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あや工房
2か月前

「隣国の変貌と相似 02」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

「特権と不安──グローバル資本主義と韓国の中間階層」:ハーゲン・クー、 松井理恵を引き続…

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あや工房
2か月前
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「隣国の変貌と相似 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

地政学という論法はある意味正しい。自然との向き合い方や周辺国の勢力図など、隣国とはある意…

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あや工房
2か月前
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「民主主義を考える 02」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

「民主主義を疑ってみる ――自分で考えるための政治思想講義 (ちくま新書 1777)」:梅澤…

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あや工房
2か月前

「民主主義を考える 01 」毎日ショートエッセー:古い羅針盤136章

主題は中々のタイトルである。政治学者でも、社会学者でもない私が抱えるには、重過ぎる。しかし、今日、この手の書籍はどんどん出版される。その反面教師として、第二次世界大戦等の悪しきリーダー達の歴史も語られる事も多い。類似系、相似形、そんな怖れを賢者たちは抱いているのだろう。分断の世界、戦争の勃発、絶えない紛争等、この世の未来は決して明るいばかりではない。加えて、中世に戻りつつある感の、超経済格差の社会。IT企業の世界占有はその一端であろう。「民主主義を疑ってみる ――自分で考える

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