哲学講義まとめ

教わった哲学者さんを誰かに紹介するとき用にまとめたメモ

①ソクラテスさん

ひとことで言うと…
・正しいことをして生きることの大切さを広めた人
・無知の知おじさん「知ったかは許しまへんで!」
・正しく生きろオヤジ

価値観の軸1:徳と知
人間はみんな善く生きること、幸せであることを欲してる
→そのためには知識(や訓練)が必要
→我々は誰でも幸福であるために、善くあるために、知恵を愛し求めなければならない(勉強せなあかん!)積める徳があるのに、積まないとかやばくない?悪いってわかってて悪いことするとか絶対ないくない?

価値観の軸2:魂への配慮
「どう生きるか?」に配慮して生きな〜
よく生きるとは?を考えて行動せなあかん!
それを吟味して生きないことは恥じゃ!
自他ともに配慮して生きや〜

価値観の軸3:無知の知(上記を問いかける手段)
知らないことを知っているとは思わん。知ったかぶりとか俺っち絶対しないから!「それ本当に知ってるって言えるの?俺は、それを知らないということは知っている。」という皮肉な方法を使って、徳と知を問いかけてく〜。

②プラトンさん

ひとことで言うと…
・ソクラテスの説いた「正しいこと」を具体的に政治ベースに落とし込んだ人(ソクラテスLOVER)
・共同体の人(元祖学校おじさん)
・正義の人、国家の人

価値観の軸1:イデア
超越したもの、目に見えないもの、〜というものそのもの

価値観の軸2:「国家」における共同体構想
魂=徳=知を最高の状態にし、正義を理念実現するための共同体を作る!
★正義=知性(知恵)、気概(勇気)、欲望(節制)
★階級制度=統治者(知恵の徳を積む人)
      戦士(勇気の徳を積む人)
      生産者(節制の徳を積む人)

編み出した答え:国家の堕落サイクル
いい状態はだんだん①→⑥へと変わっていくねん。
理想を求めるより、最悪な状態にならないようにしたいねんな〜。
①君主政:哲学者による支配 ここが1番正義浸透しているよい状態 
②名誉政:名誉を愛するせんし、気概的部分による支配
③寡頭政:富裕層による支配(欲望的支配)
④民主政:過度な自由による民衆による支配(バカによる欲望的支配)
⑤僭主政:民衆の扇動による独裁者による支配(バカによる欲望的支配)


⚠️ソクラテスとプラトンがセットな理由

2人まとめてセット呼びなのは、
人間の正しいあり方を追求した2人だから。

③アリストテレスさん

ひとことで言うと…
・この世の全てのカテゴリーの生みの親
(物を考えるときの考え方の基礎・理論・実践を作った)
・プラトンが作った大枠を具体的にしていった人
・知欲おじさん、分類おじさん
・自然大好き人間

価値観の軸1:人間の自然本性と学問分類
・すべての人間は、自然本性によって、知ることを求める
(自然に知りたいように知ってくのが人間大事!)
・学問(〜学)を全部作った

価値観の軸2:自然
自然なものは善である
自然なものは全て完璧な形に向かって動いている(目的論)
物の徳(歯は役にたつために生えた)
どうやったって全部自然にしていればいい方向にしかいかないよ〜

価値観の軸3:ニコマコス倫理学
・いかなる技術、研究、実践、選択も、ことごとく何らかの善を希求していると考えられる。=どうやったって全部自然にしていればいい方向(最高善)にしかいかないよ〜、自然にしてればいいんだよ〜
★いい方向(最高善)=善く生きること
★自然=そのもの本来の機能(徳)を果たすこと

メモ
・哲学=自分の救済法をブログにまとめたようなもの

【感想】
みんな割と似てる。善く生きようというメッセージは受け継がれてる。
善く生きる、善いの形を思考して考えていく学問だから、社会派と親和性が高いんだなと認識。

自然ってなんぞや?ってなった。
どこまでが自然?問題はあるくない?
アリストテレスはどこまでが自然って思ってたんやろ?

人間みんな〜を欲している
私も人間みんな幸せを欲していると思っているタイプかも。
孤独だと人は生きていけないから仲間を欲しているとも思っている。
幸せになるために学んでる、知識をつけるってのはそうだと思う。
哲学者って、そりゃそうだよね。的な正しい人しかおらんくね?って思っちゃうけど、その人自身正しく生きれてたかはわからんよね。
だって、正しくいきたいと思っても、正しく生きれてるか自分でわかりきれないし、スラッシュの話もそうだけど、自分正しくないって思うの嫌だから、正しくない自分と向き合うのも難しいし。
自分について自分で論文書いた人っておらんのかな〜
自分について説く哲学者とか絶対哲学成立しなそ〜w



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