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【正義の女神】ウン十万の講座


このカードもほかのカードとごっちゃになって混乱します。
[判断]というキーワードが[選択]と重なって【恋人達】と混乱したり、
絵の色使いや構図が【皇帝】や【法王】と似ていたり、

英語表記が[JUSTICE] じゃないですか。
なんだか     [JUDGEMENT] と被りませんか?

審判のカード

【審判】だしね。なんか似て非なる。。。

なので、このカードを克服すれば私はタロット中級者と、
自分で呼べるかもしれません。

○○系女子

さて、このカードが表す私の人生の学び。
それには1年かかりました。

ビジネスにしようとしていたハンドメイドの布絵本。
思ったように進められず、
何をどうしたらビジネスにできるのか。
考えあぐねていた時です。

私、ちょっとスピかじってる系女子なんですけど、

こういう、「どう進んでいいかわからない」
ってなったときは、情報が私の目の前に現れるはずだ、って考える

天からの道筋が照らされるの待ち系女子だったんです。

で、情報を見逃してはいけないので
スピリチュアルなサインとかそういう系を
勉強していく系女子だったんです。( *´艸`)


…待って、まだ読むの辞めないで(笑)

ただ、そんな時入って来てしまった情報が、
「スピリチュアルカウンセラーが教えるビジネス講座」
だったわけです。

どうしても、この講座、私のために用意されたみたいに感じてしまって
放ることができなかったんです。
その方のポッドキャストを
毎日お祈りのように聴いてて、
胸がざわざわしたらYouTubeを観て納得したりして、
私の当時の推しであり心の拠り所だったんです。

そんな方から、スピ系ではなくビジネスのレクチャーを受けられる。
それは私がずっとずっと照らされ待ちしてた情報に違いない!
って確信しました。

しかし、
講座内容と詳細を見て撃沈。
原則対面での講座に参加できる人対象。
それは東京で月1で6回行われる講座。
ニュージーランドに住んでて5年帰国できてないのに
参加できるわけない。

悔し涙をこらえながら、でも何か打開策はないかと、
オンライン説明会に参加して、質問してみました。
「海外在住でオンラインしか参加できないんですが駄目ですか?」
すると答えは、
「対面のほうが学びは深いですがオンラインで参加できる設備は用意しています。」
とのこと。

一筋の光を見ました。
これで、私は大丈夫!!!(何が)

そして講座費用を見てまた撃沈しました。
詳しい値段は言わないでおきますが、
ウン十万。
払ったことない額でした。

説明会の時点ではもちろん諦めました。
ない袖は振れません。

…でも、まてよ。
ちょうどその数週間前。
おばあちゃんとお別れをしました。
そして、四十九日が済んで知らされたことがありました。
「おばあちゃんがお金残しておいてくれたんだよ。」

それを聞いたとき、私は感謝とともに誓ったのでした。
「このお金、お小遣い代わりにちょびちょび使うんではなく、
”おばあちゃんがくれたお金は○○に使いました”と
お墓の前で報告できるように、
考えて大きいものに使おう

おばあちゃんが残してくれたお金は、講座費用をカバーする額でした。
私の決断は「できるか」「できないか」ではなく
「おばあちゃんに報告して恥ずかしくないものかどうか」
に因るものに変わりました。

そして決断「恥ずかしくない」

ということで受けた「ビジネス講座」です。

セミナージプシー!?


どっちに帰結するかヒヤヒヤするでしょ?

果たして私は、お花畑女子なのか、
お花畑女子卒業生なのか。( ゚Д゚)


6回の講座で、私は、何を目的にしたかというと、
私自身の疑いを解きたい。
布絵本をビジネスにするか、どう進むかではなく、
私自身を信じられるメンタルを持って、
進むか辞めるか決めたい。

ということでした。

ビジネスをなさっている方にとって
ぶっかけたくなるくらいヌルい目標だ
ということは百も承知です。
私はまだその段階だったということですよ。

この目的が達成されたか、という点に関して、
最後の講座の時点で否でした。
ビジネスが何か前へ進んだか、これも否。
もちろん、そのための情報が自分の前に現れるようになったかというと、
それも否で、
ウン十万の講座が、溶けていったように思いました。

そしてその時初めて知るのです。
セミナージプシーという言葉を。
何度も同じような講座に参加しては
納得できずに次の講座に参加すること。
…ジプシーなんて、私にはもう無理です。
もう一円も余計に出せるお金はありません。

世の中の人は、一回のウン十万では
学べないということ?
わたしも、あと何回か同じような講座を受けなければならない?
さもなくばこの投資は溶けていくの?

後悔したり、この講師の方を疑ったり、
おばあちゃんに顔向けできない、と恥じたり
しました。

だけど、やっぱり、あの心境の時に、
あの人のあの講座を知って、
おばあちゃんからの救済もあったということに
意味がなかったと思えなかったんです。
どうしても、この出来事を過去と流して人生を進むことができなかった。

なので、講座を復習していきました。
何が何でも講座を受けた目的だけは達成しなくちゃ。
もう一回同じことをする体力はないのだから。

それで、講座の中で一番大事だ、と言われていたことを
何度も実践しました。
”小さいさえちゃんを癒す”

これがビジネスとなんの関係があるのか、
と言いたくなりますが、
講師の方を信じて繰り返しました。

ビジネス=人生なので、
ビジネスの一番のパートナーは自分でいなきゃいけない。
自分は自分の一番の味方じゃなきゃいけない。

とのことでした。

耳が痛いです。
私は自分のことがずっと嫌いでした。
弱くて頭悪くてどんくさい、
って思ってました。

その考えをまず変えることが
ビジネスの一歩だなんて、
誰がおっしゃいましょうか。

私は今なら堂々と言えます。
彼女の講座を受けてよかった。
同じような講座はもうきっと二度と出会わない。

過去を変える判断


そうやって苦しい復習を何度か繰り返して、
私はついに、言い聞かせることではなく、
腹から、おばあちゃんに堂々と報告できる過去に
したのです。

スピリチュアルカウンセラーが教えるビジネス講座
ウン十万の損失

を、
人生のターニングポイント
ウン十万の覚悟

に書き換えたのは
一年後でした。

ご存じのとおり、
ビジネスとしては立ち上がれませんでした。
でも、
”一旦棚に上げる”という発想を持て、
お金を得たりたくさんの人から注目されるより
大切なことを
みつけることができました。

過去の出来事や失敗も、
発想の転換で正当な判断にできるということを
学びました。

この経験で私は確信しました。

人生の道は、天から照らされる系

だということを。


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