ニコリ掲載作品メモ(2023年)

169号で初掲載を果たし、次は載らないだろうと思いながらなんだかんだで170号と177号以外の本誌では掲載されてる状況です。いつ載らなくなってもおかしくないとヒヤヒヤしていますが、幸いにも182号の試し読みで掲載を確認できたので、無事に書き出すことができました。少しずつメモしていき12月に公開する予定。

お正月パズル 


リンクワーズ
多分難易度はおてごろ〜たいへんの間くらいでしょうか。次ニコの企画で前年に引き続きリンクワーズを作りました。未だにニコリ公式ページにルールが書いてないので需要が未知数ですが、今はパズスクに例題がある(誰も作らないと思ったので自分で作った)ので分からないとの声があれば今後はそちらに誘導しようと思います。
同音異義語は使ってないのですが、干支とお正月関連単語で無難にまとめています。ネタに困ったらとりあえずリンクワーズを考える癖がついているので、干支が一周するくらいまでこの方針を続ける可能性がありますがお正月単語をここでたくさん使ったのでネタ切れを起こしそう…

パズル通信ニコリ182号

リンクワーズ1 らくらく

これを書いてる段階で本誌が手元にありません。なぜ記事を書けてるかというと、これ試し読みのページから見られるんですよね。今まで1〜2問しか枠がなかったリンクワーズですが、今回の枠は驚きの5問!
改名後からリンクワーズは毎回1問載せていただいてる認識(内部制作っぽい「おうちで数独推理パズル」は除く)ですが、この問題は最近送った中でもかなり簡単なものだった気がします。試し読みにない3問の詳細が気になりますね…

以下本誌見た後の感想。残り3問は自作ではありませんでした。作問してくれる人が増えるのは嬉しいですね。もっと難しい問題をたくさん送ってるのですが難しすぎて没になった感がしてきました…今回の5問目とかcとdの単語をひらめくのにかなり時間がかかったのですが抽象的なヒントだと解く方は結構つらいですね。没問はたぶんこれより難解なのがちらほら…

漢字抜け熟語 たいへん

昨年11月下旬、締切間近のある日。漢字抜け熟語作問支援フリーソフトの存在を知った私はとりあえず練習として作問。その時の問題が掲載されたのでした。ある程度テーマは決めたのですが、どんな問題が評価されるのかよく分からなかったので難しすぎる単語は避けることと辞書に載ってない単語は使わない(掲載上の絶対ルールなんですが意外と難しい)ことを最優先に意識しました。難易度たいへんから逸脱しなくてよかった。
あれから漢字抜け熟語をまた作り始めたのですがテーマを決めて問題成立させるのが思ったより難しい。よくこれ完成させることができたな。
作問中は意識してなかったのですが改めて見返すと三日○○の部分がかなりいじわるですね…


ここからちょっと話がずれます。4月13日に昨年度のペンシルパズルオブザイヤーが発表されました。媒体を変えつつ毎年行われている企画ですが現在は次ニコで発表が行われています。今回、自作としては初となる推薦を受けました。テーマパズルの「言葉たちの橋」と「名前をペアにして」です。前者は驚くべきことに3人もの方が、後者は編集長がコメントを寄せてくれました。一人10作品まで推薦できたので例年より選ばれやすかったのもありますが嬉しいですね。推薦者のみなさん素敵な問題を作る方なので選んでいただいてびっくり。
全部の問題を解いている訳ではないので自分が推薦なんて…という気持ちでしたが来年は参加してみようかな。
「名前をペアにして」はシンプルすぎて印象に残らないかと思ったのですがむしろこの手のパズルこそ需要があるのかもしれませんね。二つの言葉を組み合わせて言葉を作るだけでは面白みがないですが、名前でペアを作ってチーム名を決めるというストーリーがいいスパイスになったのかも?

パズル通信ニコリ183号

特集パズル「踊りだす瞬間」 おてごろ

特集パズルはタイトルに大幅な編集が入る(個人的感想)ため目次だけで掲載されているかを判断するのは非常に難しいです。正直自分の作品だと思いませんでした。何気に言葉系じゃない特集パズルが載るのは自分にしては珍しい?
踊りといえばアイドルだろうというとこから発想を得てオーソドックスな理詰め推理ものにまとめたつもりです。登場人物名はある作品のキャラから取っているのですが分かる人には分かるでしょう。というか他の作者様の問題で系列作品のキャラが何度かモチーフになっているんですよね私には分かります。
私は絵心が全くないため原稿では棒人間を描いていたのですが編集の方で人間らしいシルエットが無事に与えられました。ありがとうございます。

追記…ペコン案件で解けない問題になっていたようです。編集部でヒントを改良して逆に解けない問題ができてしまうケースが今までもありました。問題を送る際にルール記載などの部分で誤解を招かない表現ができているかきちんと確認しなければと反省しております。これからはペコンコーナーになるべく(自信なし)載らないよう頑張るのでよろしくお願いします。

新作オモパ「フランボワーズ」らくらく、おてごろ、たいへん

思いついた経緯や所感がほとんど編集部コメントにまとまっています。フランボワーズが言葉系パズルの名前っぽいので無理やりへびいちごのルールを当てはめタイトルの勢いでごり押しした結果、編集部からも「荒々しい所業」との評価をいただきました。全くその通りです。
カギの文字数を示さないという点が既存のカギ系言葉パズルとの差別化かなとは思ったのですが、その点編集部にも伝わったようでうれしいです。
コメントを見た感じだと「今後の投稿作品のヒントになりそうな要素がある」のであれば完璧なルールでなくても載せてもらえるのかなと思いました。次回から担当が交代になるので傾向は変わるかもしれませんが。
私はダミー文字を敷き詰め試行錯誤させるような問題が実はあまり好きではないのですが3問目で思いっきりその手法を使っています。作る方は楽しいですねこれ。
ちなみに私は新作オモパを送るとき例題+3~4問しか送ってないのですが今回1問ボツになってますね。
以下聞かれそうなこと
Qフランボワーズはいちごじゃなくてラズベリーだよね
Aラズベリーから飛躍してストロベリーになった
Qキツツキみたいな単語はどっちが頭なの
A悩んだ結果意図的にこのような単語は使わなかった、現状では「解なし」
Q単語の矢印の向きは逆がいい
A個人的にはただの線でもいいと思う

セレクトワーズ らくらく

投稿数が多く倍率も高そうなイメージから掲載はそんなに期待してなかったのですがいざ載るとうれしいですね。コンセプトは見ての通りですが、最後の単語がいい味を出したと勝手に予想。
ちなみに私ほぼ見る専でピーコロンというDiscordの言葉遊びサーバーに入っているのですがこの単語に「残像松明語」というラベルが与えられておりました。

パズル通信ニコリ184号

リンクワーズ2 らくらく

この号はこれ一問だけでした。本当は一問載るだけでもすごいはずなのですがたくさん載ってくると感覚が麻痺してきて一問だけか、自分はまだまだ修行が足りないかなあとも考え始めたりするのです。
ちなみにこの問題送ったタイミングが通常締め切りの時ではありませんでした。どんなきっかけで思いついたか、解いてみれば分かるかな?
問題そのものは簡単ですが自分では初めての手法を取り入れてると後から気づきました。「入れ子圧縮」という名前を勝手につけてみたり。
最初の頃はリンクワーズの枠は2問くらいでしたが、投稿者が増えたのか読者人気が上昇したのか、今年に入ってから枠が増えてますね。

パズル通信ニコリ185号

特集パズル 変化する言葉たち らくらく

何度か特集パズルは掲載されていますが投稿時のタイトルがそのまま使われたのはこれが初めてです。
今回は作者名が+ニコリになっていますが、各単語にヒントをつけたところが編集部のテコ入れですね。単語も少し追加されてます。
気軽に解ける言葉パズルを目指して作りましたが、ヒントがないと難易度を下げるのが難しかったかもしれません。勝手な想像ですが、編集部はより簡単な問題を載せたいという意図があったのかな。

漢字抜け熟語1 たいへん

盤面を一目見て、いつもこのパズルを解いている読者様は違和感を感じるでしょう。あえて深くは語りません。とりあえず解いてみてください。

そういえばこの号でついにリンクワーズの連続掲載記録が途切れてしまいました。自作品が没になるのは当然寂しいですが、個人的には投稿者が増えた結果と前向きに捉えています。本誌での掲載頻度や問題数も今年になってからぐっと増えたリンクワーズからますます目が離せませんね!

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