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【創作占いレポ】水煮さんに占っていただきました【同人】

画面の向こうのあなたも、人生で一度くらいは占われたい・占いちょっと興味ある。と、思ったことがあるんじゃないだろうか?

当記事は、そんなことを考えたことのある方には参考になり、そうでない方には暇つぶしになる、読んで損にはならない――はずのレポである。

※当記事について、何か問題等ございましたらご連絡ください


◆占い師紹介~申し込みまで

1.占い師『水煮』さん

まず、今回占っていただいた占い師の紹介である。

占い師のお名前は『水煮』さん。
主に西洋・心理占星術等を用いて、創作活動を行っている創作者(または創作活動を予定している方)をさまざまな観点から占ってくださる。

――そう”創作者”を占ってくれるのである。
それが、今回、占いを依頼しようと思った最大の決め手だ。

2.どんなこと・ものを占う?

”創作者”としての悩み、例えば「作風分析」や、創作を行う上での「自分の武器」「創作の方向性」など……だが、まあ正直なところなんでもいい。

単純に自分の作品を「褒めてほしい」だとか、誰かに「見てもらいたい」だとか、そういうフットワークの軽い感じでも水煮さんは応えてくれるだろう。
バラエティにあふれた語彙と人あたりのいいトークが、楽しいひとときを与えてくれること必至だ。

詳しくは水煮さんのサイトを見てほしい。

また、占いの対象となる創作物の媒体は”(わりと)なんでも”OKだ。

小説、漫画、詩や写真、TRPGのシナリオなど……創作物のほとんどが占いの対象となる。

3.鑑定手段

鑑定手段は、以下の3つ。
・Skypeでの「通話」 ※録音OK
・Skypeでの「チャット」
・対面

私はのちほどレポを書くつもりだったため「通話」を選択し、録音させていただいた。
ただし、録音の場合、書き起こす際に自分の声を何度か聞き返す必要があるため、絶妙な胸と耳のかゆさに襲われる――ひともいるだろう。
※私は胸をかきむしる思いだった

そういうタイプのひとは書記能力を磨きあげ、チャットで鑑定に臨むのもいいかもしれない。

4.申し込み

現在、通常の予約は抽選になっている。※2024/3/22 時点
毎月15~17日・末日~2日に予約を受け付けていらっしゃるため、水煮さんのサイトをチェックしよう。

私は運よく一度の抽選で当選を果たしたが、何度か応募してやっと当選した……という方もいらしたので、豪運があるとなおよい。

◆事前準備~私のこと

1.事前提出物

占いにあたって必要な事前情報は、「個人情報」「質問したいこと」「創作物」などだ。
なお、下記は実際に私が提出した内容である。参考までに。

【個人情報】
・生年月日&出生時間
・出生地

【質問したいこと】
1.作品傾向と長所・短所
2.創作するうえでの武器
3.どんな特徴を伸ばしたらいいか
4.いつも同じようなネタ・オチになってしまうので打開策が知りたい
5.向いている仕事

※事前に伝えられる情報はお伝えしていた方が円滑に進むと思います

【創作物】
・小説:3点(総計5万字)
※全作品 R-18

すべて二次創作物のため詳細は伏せるが、下記pixivにて作風の閲覧が可能。
※18歳未満の閲覧禁止。創作物のメインは「BL」である

占っていただいた時期が「2023年 冬」だったため、創作物は2023年に執筆したものを提出した。

なお、提出物のジャンルはすべて”恋愛モノ(BL)”だった。

R-18描写を含む作品でも大丈夫! と拝見していたが、実際、提出後は「ある程度の羞恥心がなかった」とは強がっても言えない状態ではあった。

2.私のこと

星座は「うお座」。

基本的に創作媒体は「二次創作小説」だが、たまに下手の横好きでイラストを描いたりする。

二次創作活動を始めてから、およそ10年以上経っているらしい。今までいろんなジャンルで二次創作活動をさせていただいた。

◆占いがはじまる

【人生のテーマ】


とにかくゆるい! 自由! 好奇心の赴くままに生きるのが正解!


とのこと。

とにかく超~~~~~自由にやれば吉ってコト!?

話を聞けば、うお座という星座自体かなり”ゆるい”特性があるようだ。
裏を返せば、何かに縛られるのがとても苦手らしい。
そして、引火性の高い性質も持つため、縛りつけると爆発する恐れがある。

とにかくひとつの存在として自分を固定化するのが苦手。それを強制される状況はひどくストレスになるそう。

これすごいわかる(赤べこになった)

小説を書くにあたって、執筆の指南書だとか、表現技法のノウハウだとか、参考書をかじってきたが、いざ指南通りに文章を書こうとすると、足元の床が抜け落ちたみたいにどうしたらいいかわからなくなる。

逆に何も考えず、思うままにしたためた文章は生き生きとしているのだ、当社比。

【作品傾向と武器】


ゆるっとしていて瑞々しくて繊細だけけど、火が付きやすく苛烈。
例えるならば”においのしないガソリン
有機溶剤のような感じで脳みその一部を麻痺させたり壊したりするけれど気持ちよくさせたりする。


ワ!?

たいへん刺激的な表現をいただいた。たいへんな劇物だった。

だが、この作品を好きになってもらいたい! という気持ちをこめて創作をすれば、たくさんのひとに好きになってもらいやすい性質もあるのだそう。

ここで、よかった~やわやわと布教の輪が広げることできるってことか。と、思っていた――その能天気な思考を突き刺したのが次の言葉だ。

「穏やかな布教ではなく、その土地に元からいる神様にゆるやかに取り入って、教えを書き換えてしまうタイプです」

ワ!?
これは穏やかじゃないな。わるくない!

まぁ、なんにせよ布教できるならいいか。

ほか、いただいたお言葉は以下の通り。

■”印象”を伝えるのに特化した文章。
 書かれていること以上の情景が浮かび上がる

■”あやしさ”がある。
 幽霊が見えるように「丁寧に舞台セット」が作られている。
 たとえば、教室に幽霊が見えるように、
・「らくがきをそのまま」にしたり
・「一つ多く体操服を用意」したり
・「誰も死んでない机に花瓶を置いたり」
 そういう降霊術的なあやしさがある。
■認知をゆがませる力がある。
 
だが魅力は言語化しづらく、それは他人に伝えられない感覚的なもの。

”麻痺”、”気持ちよさ”、”あやしさ”、”ゆがみ”。

感想や褒め言葉のなかでも特別、鋭利で力のある言葉の数々は、いい意味で心のやわらかい部分をぶっ刺してくれた。

【長所・短所】


▼ひとつめ
長所
:全体を把握する力がある。(俯瞰で捉えるのが得意)
例:川全体を見て、底からたったひとつの金を見つけ当てることができる

短所:はじめから細かいことをしようとするのは苦手。
例:「川底の金を探し当てる」ことを意識するとてんで能力が発揮できない


結局、私は自由にさえさせてもらえれば”いい感じに全力出せる”ってことなんだろう。だから毎日有休とって自由謳歌したい。


▼ふたつめ
長所
:帳尻合わせが上手。ただ、そのやり口はすべて感覚的なもの。
計算ではできないことを”なんとなく”こなしている。

短所:良くも悪くも「思考が枠組みの外」に出がち。
ロジカルな話を書くことはできるが、ロジカルに説明できない要素が混入してしまう。
例:組み立てた時計は動いているのに、部品が1個余っている。もしくは、そばに置いていた指輪がなくなり、中に組み込まれているのに動いている。


感覚的に動いているあまり、他人に言語として説明できないことが多すぎる。

でもそれが自分の創作には重要な部分なのかもしれない……と、相反する感情に板挟みにされるが、まあいい。おもしろい。酒。飲もう。

~~ここで ウィスキー ストレート ダブル がはいる~~

【どんな特徴を伸ばしたらいい?】

ここを伸ばそうと思って意識したら伸びません。
好奇心の赴くまま、自由にやりたいことをやるのがベスト!

ここまでくるともうわかっていた。
のびのびやれば”いい感じ”になるって、いちばんいいじゃん。(IQ2)

たしかに今までなんでもかんでも、”ちゃんとやろう!”と思えば思うほど、力を発揮できないし、雑にやればだいたい満足いくものができてきた。

その通りにいくものに興味がない。
永遠に完成しないもの、手の届かないものを追いかけるのが好きな性質。


あと20年くらいしたら宇宙誕生の神秘について二次創作しとるかもしれん。
もうそれはそれでいい。たぶん楽しんでそう。So Good.

【ネタのマンネリ打開策】


ひとつの大きなものを書いているようでも、
できあがりはまったくの別物になっている。


自分でオチがマンネリしているとは言ったものの、考え直してみれば”オチ”ではなくシチュエーションが同じものをいくつも書いているだけだった。

しかもそのすべてにおいて、流れもオチも、同じものはひとつとしてない。
(たぶん)

逆に言えば、似たようなものを二度と作れないのだ。

まあそれならいっか! になった。
まったく同じものを作るなら作らない方がマシの精神が、私にはある。

【向いている職業】

職をひとつに固定することが向いていません。
そして転職したくなるのは、先が見えた時です。

起業するか!

◆振り返り

正直なところ、およそ十余年のあいだ小説(のようなもの)を書いてきて、過去作品を振り返ると、必ずと言っていいほど、「このころの文章力に戻りたいな~」と思うことが往々にしてあった。

でも、過去のと同じものを書こうとしたことは一度もなかった。
常にやりたいまま、刺激を受けるまま、思ったことだけを形にしてきた。

今回占っていただいて、その感覚が自分にとっては”適切”で、最適解を感覚的に選べていたことに気づかされた。

だからこれからも私は自由に創作するぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー完

2024.3.22 名前がない


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