みつを氏、恐るべし
私の父は”みつお”という名前だ。つまり、かの有名な詩人の”みつを”氏と同じ名前の持ち主である。
昨晩、急に無性に気になってリビングにいた母に質問した。
「お父さんは、”みつを”に思いを馳せたことがあるのかな?」
母は「あるんじゃない」と即答。
なんとなく「ないでしょ(笑)」と言われる気がしていたので、とても意外だった。
なぜなら、私は自分と同じ名前である、プリキュアのほのかやタレントのほのか、女優のほのかなどに思いを馳せたことがなかったから。
同じ名前だなぁとは思うものの。
それはただの母の憶測ではなく、父が実際にそのようなことを言っていたというさらなる情報も得た。(ちなみに父親はとても早寝なので、この時すでに就寝していた)
そして、さらに思考を広げた結果、「みつを」のもつ底知れない威力にたどり着いてしまったのだ。
私の弟は”たくみ”という名前なのだが、”たくみ”と聞いて万人がぱっと思い浮かべる人がいるかというと怪しい。
個人的には、北村匠海かな?でもたくみとは呼ばんな。
母は”のりこ”で、よく「うちの母親ものりこって名前だよ」なんて話になるけど、のりこの代表格は思い浮かばない。
あの木村拓哉ですら、「たくや」とだけ言われてもあんまりピンとこなくてやはり「キムタク」「木村拓哉」と言われることでようやく本領を発揮する。
あの前田敦子も、「前田敦子」でも「まえあつ」「あっちゃん」ではなく、「あつこ」だと「どの……?」となってしまいそうだ。
そんななか、みつを氏は「みつを」というこの三文字で、おそらくたいていの人があのみつをの文字と詩とあのワールドを思い浮かべるのだ。
これってすごすぎないか?と昨日の夜に一人で興奮してしまった。
実家に住んでても、生活リズムが合わないのでみつお氏本人からの言質は取れていないんですけどね。
以上、ここ最近の新発見。
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