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対話のやり方①

昨年の8月から、月に1回「対話の会」というものを開いています。
対話のコツややり方を体験しながら積み重ねていこうとしてはじめました。

そこで、最近イントロで毎回話す「対話のやり方」がとっても好きなのでまとめます。
2つあるのですが疲れちゃったので1つずつ。

「机の上に置く」

会話はキャッチボールというけれど、対話の時はそっと机の上に置くイメージで話していきたいです。

ただ置くだけなので、周りの人は無理に受け取らなくていい。
ちょっと眺めてみたり、感触を楽しんだり、そのまま置いておいたり、必要な部分だけ手に取ってみたり。
その人自身に委ねられています。

話す人は、自分の意見を相手に向かってぶつけない・押し付けないということ。
でも逆に無理に周りに合わせて自分の形を変えたり、嘘をつく必要もない。
ただそのまま置くだけです。

この考え方でいると私は安心して話せます。
この話をする時、私の頭の中では持ち寄りパーティーのテーブルを思い浮かべているんです。

せっかく机の上に置く・並べるというのなら、ちょっといろどり豊かで賑やかにしたいと思える。
「地味」「ありきたり」なものは落ち着くし、「普通でない」「変わっている」ものは楽しみやスパイスになります。

どんなものを載せても楽しい。
それはどんなことを言っても楽しいく、許されるということ。

自分の言葉を話すとき、相手がどう受け取るのか?悪い影響が出てしまわないか?という不安が口を閉ざしてしまうことが結構あります。
でもこれならどう扱うかは相手の選択と責任。
いつだってそうかもしれないけれど、明確に言われると安心します。

こうなってしまったら、対話はひたすら面白い。
初対面の人とだって今まで誰にも言ったことの内容な話までできてしまうんです。

「安心・安全な場」は居心地がいい。
居心地がいいところには、自然と人は集まってきます。

言葉ではよく言っていたけれど、実際に体験するのあまりなかったなと思う。
この空気の「場づくり」をもっと言語化して、自分の周りに増やしていくのが今の目標です。


#note100日投稿
#3日目


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