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編集された世界を見せて

人間は人の手によって編集されたものが好きなんだなと実感した夜だった。

夜ご飯を食べながら、友達が1日10時間・3日連続開催のオンライン大会に参加してきた話をした。
その人の目を通して見る「高校生マイプロ 全国サミット」は自分がイベントに参加した時とは違う感覚だけれど同じくらいの熱量があった。

面白かったプロジェクト、名シーン、キュンとした高校生の言動、尊敬した人、オーディエンスの雰囲気。
話が上手いと言うのもあるけれど、その切り口と切り取り方にハッとさせられる。
自分だったら見逃していた小さなことを面白がって伝えることがステキで、話し手の熱量が乗っていっそう映像の輝きが増す。

地域づくり系の本か記事かで、人は事実よりも編集された現実の方を好むと言うようなニュアンスの話を聞いた。(ソトコトだったかな…?)
編集の力はすごい、一つの事象が何倍にも面白さが広がる。

編集の仕方はそれぞれ違って、その分だけ楽しみが増える。
どんな出来の編集であっても面白さが増えることには変わりない。

ってことは、発信することに何も躊躇うことはないのかとふと思えた。
1視点になる。1編集者になる。1つコンテンツが増える。
嫌なら読まないし、好きなら読み続ける。それだけのことなのかも。

今日の友達の話で印象に残ったのは、質疑応答で学生が
「社会課題解決のためや人のためにプロジェクトをやったわけではない。けれど自分の好きなことをやり続け、その先で誰かが救われることもあると知った。」
と話したことだ。

私がしたいのもそういうことなんよな、と言う友達に大きく何度もうなずいた。


#note100日投稿
#5日目

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