190516 専門学校授業改善プロジェクト【観察日記①】
インターンシップ初のお仕事同行に行ってきました!
専門学校で教鞭をとる若手の先生方を対象とした授業改善プロジェクトにアシスタントとして参加しました。
どうやってまとめるのがいいのか迷いましたが、ひとまず印象に残った「キーワード」を基軸として進めてみます!
1.研修でのキーワード
―「社会はかってないほど変化する」
―KPT+A自己評価
2.対話とリフレクションのキーワード
①自分がファシリテーターだったら何をした?
②後輩は当時の自分を超えてほしいけど、『今』では絶対に負けない
③パートナーであるために
3.まとめ
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1.研修でのキーワード
「社会はかってないほど変化する」(society 5.0:超スマート社会)
https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/
これからの時代は、社会がどのようになっていくか誰にも(学校の先生にも)予測ができない。
「教育改革」「生涯にわたって学び続ける力」「地域との連携」をどこか漠然と他人事のように感じてしまってしいたけれど、もう今すでに必要な力と変化なんだと、遅ればせながら改めて実感した。
時代の変化によって育てる力も教育も変化していかないとだよね。
そのために教育は子ども自らが問いを設定して学ぶ「探求型の学習」となり、先生はteacher →ファシリテーター(探求支援者)になっていく。
ファシリテーターの「内容の評価をしない。話し方や考え方、学び方を教える。」という姿勢が今後の教育現場で求められることなんだな。
「どの学校に行くか」ではなく「どのように生きるか?」を中学生や高校生から考え選択することが「あたりまえ」になるこれからの社会は、大変だけどおもしろそう。
<教育改革の8つのキーワード> いくつ説明できるかな?
・新しい学習指導要領
・探求型学習
・主体的対話的で深い学び
・高校生のための学びの基礎診断
・大学入学共通テスト
・大学個別選抜
・専門職大学
・ポートフォリオ
教育に興味があります!と言いながら勉強不足が露呈したので、これから積極的に本を読もうと思います・・・。
〇KPT+A自己評価
K keep 継続したいこと、うまくいったこと
P problem 問題点、改善したいこと
T try 挑戦したいこと
+A action 明日からの行動にどう繋げる?
という観点で自己評価をすると良いとのこと!
今回の同行の評価としては・・・
K 自分なりの視点で対話の様子を観察したこと
P 「すごい」「おもしろい」など安易な言葉でまとめて話していたこと
T 観察した「よかった点」「まねしたい点」を意図的に使って会話する
A 日常的に観察をし、良いなと思ったことはその日のうちにメモする
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<補足メモ> 「対話の様子を観察」する視点
グループワークで参加者が話をしているとき、ファシリテーターは
① ノンバーバル(言語外)な表現
目は、参加者の表情(楽しそうか)、視線(助けを求めているか)などから、雰囲気づくりや介入が必要かどうかをみる。
② 発言内容
耳は、出てくる話やワードから今後のプログラムの整合性を図り、どこを重点的に話すべきか、どのような問い方をするか状況に応じて変える。
という2つの視点で観察をしているそうです。
この話を聞く前の自分の観察の視点は「グループ内で雰囲気を作る人、ファシリテーターの役割を担う人はどのような言動をしているか」で、それはそれでたくさん発見があった!
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2.対話とリフレクションのキーワード
①自分がファシリテーターだったら何をした?
吸収することにいっぱいいっぱいで「自分が実践する場合」に考えが及んでいなかった!
「アウトプットを前提として」とはこういうことか、と改めて認識した。
「良かった/悪かった」だけでなく、実践では自分の性格や意図によって
・良かったけど自分には合わない
・悪かったけど、あえて使ってこうしたい
などなど見方が広がるんだよな。
②後輩は当時の自分を超えてほしいけど、『今』では絶対に負けない
今まで中高生とのプロジェクトを進めていて、どうしても自分の高校時代と比べて「もし自分も高校の時にこんな体験ができたら今が違ったかもしれないのに」と羨ましく思ってしまっていた。
今回話している中で、「学生や後輩には、その年齢のときの自分は超えてほしいけれど、対面する『今』はその分自分も成長してまた一歩先にいて追いつけない、という状況でいたい。絶対負けない。」と聞いて目が覚めるようだった。
そうだよな、だからいろんな方法を模索して教えるし、持ってる知識や技術はどんどん渡すから使ってほしい。
逆に自分も今の先輩の姿に1歳でも早くなるという目標で、どんどん成長していく。
果てのない追いかけっこが楽しい。私も負けたくない。
これが「教育の醍醐味」なのか。
「今の時代、教員にならない方が教育者になれる」
とも話していましたが、たしかに教員以外に道が見えなかった大学時代に「何か」を求めて枠を出て、教員以外の形で今子どもの『成長』のそばにいるけれど、確かに教員になっていたら得られなかったものがたくさんあるな。
佐渡に来て、この仕事ができて本当によかったと思う。
③パートナーであるために
依頼主様との打ち合わせ現場で、両者が相手の目指すものを理解した上で、違う視点の考えや新しい情報を提示したり、提案を「まだ早い」と制止したりする「取引き相手」のイメージを超えて「仲間」の関係性で話し合いをしていて驚いた。
それこそが、社名でもある「パートナー」であることだと山本さんは話した。
経営者は得てして孤独になりがちだ。同じ視点や感覚や知識で率直な意見を交わして語れる相手は、社内にそうそういない。
ただのコンサルでなく、そんな人のパートナーであることを大事にしているそうだ。
そして「パートナーであり続けるために常に自己成長と学びを続けるんだよ。それがプロだからね。」
という仕事の姿勢とプライドがかっこよかった。
自分はそう胸を張って言えるほどのことをしているかな。
3.まとめと反省
久しぶりに「教育」について学び、考える日になりました。
そして学ぶ姿勢が少し分かった気がします。
「次にどう生かすか」という観点で、適切に自己評価をすることを大事にして、感情面も含めて何故そう思ったのか突き詰めて言語化していきたい。
そうやって自分を少し客観的に見ながら次のアクションに繋げていこう!
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いやあ、長い長い。
書き始めると「ちゃんとしなきゃ」と長くなって困ります。
ここまでの文量を書くとけっこう息切れするので、無理しない長さを検討していきたいです。
文章を書く力って、書く体力とスピード感も含まれますね。
今回は恐ろしく疲れたし時間がかかった…。
それ以前に、長くなると読む人が果たしているのか、という問題ですよね。
でも書きたいことがたくさんあったんですもの。
バランスって難しい。
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