テレビ屋気取り #20「直ちゃんは小学三年生」(2021.01.29)
今週は、あるテレビ局の会社説明会に参加しました。
個人的にすごく思い入れのある(?)局だったので、参加し終わった後の感想も熱くなってしまうのですが、
今回強く思ったのは、「共感」って最高だなということです。
この時期はかなり神経質になっているので、自分が正しいのか分からなくなってきます。
そんな中で、今回参加した局のある社員さんが、質疑応答で答えて下さった内容が自分と似た考え方が多く、最近感銘を受けた番組ひとつとっても同じで、とても嬉しくなってしまいました。
テレビも「共感」が大事なんじゃないかなと思います。
あるあるコントの番組や、あるあるをテーマにした再現Vがよくあるように。
テレビが流行を先取ろうとしても限界があって、取り上げようとした音楽やタレントにすでにハマっている人は意外といて、、
でも、その人たちに「共感」してもらえるものを発信していけたら、きっと新規の人たちにも刺さるようなものができるのではないだろうかと、少し漠然的ですが考えたりしました。
ここからはその5日後のお話です。
やっぱり先の見えない就職活動に、不安しかありません。
テレビのことを考えすぎてテレビが嫌いになりそうです。
逃げていても何も変わらないので、今週も「テレビ屋気取り」を書いていこうと思います。
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《紹介する番組:「直ちゃんは小学三年生」》
テレビ東京系 金曜日24時52分〜
実はテレビ東京の放送エリアに住んでいないのですが、ここ1年くらいTVerでテレ東のドラマを観るのにハマっています。
木曜深夜の「あなた犯人じゃありません」も好きですが、前情報なく1話から見始めた「直ちゃんは小学三年生」の世界観に引き込まれています。
気になる部分を自分なりに解明していこうと思います。
”小学三年生”とは
このドラマを見ていて思うのは、
小学三年生ってなんだろうな?
ということです。
自分は直ちゃんたちのように、放課後に集団で外に繰り出して遊ぶような生活を送っていなかったような気がしますが、ドラマの各場面で「こんなやついたな〜」とか「こんなこと言ってたな〜」とか思うことがたくさんあります。
いわば小学三年生の”あるある”が詰まっているこのドラマを、10年以上前のことなのに共感しながら見れるのがなんとも不思議です。
そして、そのドラマを大人たちが作っているというのが1番の驚きですよね。
何も考えずに遊んでいるだけのように見えて、実は複雑な人間関係の中で、いろいろなことに悩みながら生きているのが、このドラマを通して伝わってきます。
毎話テーマがあって、
お金・大切なもの・ジェンダー・家族
など、もしかしたら小三の頃の自分も悩んだり疑問に思ったりしていたことなのかもしれないと、大人になった今気づかされます。
少しでも疑問に思ったことを納得いくまで考えて、自分たちなりの解釈(解決)をするという姿勢は、もしかしたら小学三年生にあって大人が忘れていることなのかなと思いました。
共感できるのがドラマを見続けられる理由
世の中にはいろいろなドラマ作品があって、人によってハマる・ハマらないがありますが、「ハマる=共感」が1番のポイントなんだろうなと改めて思います。
そういう点では、この「直ちゃんは小学三年生」は字面だけ見れば共感できるのかがわからないドラマです。
それは「小学三年生」というのがあまりにもピンポイン過ぎるからです。
でも、自分が通ってきた道(記憶)としてそこに共感し、こうやってハマってしまっている自分のような人間もいます。
偶然にも今回の最初に触れた話と重なってしまいました。
今リアルタイムで「小学三年生」の子どもたちが、このドラマを見て何を思うかも気になるところです。
まとめ
山ちょみたいな子どもって、クラスに1人くらいはいますよね。
大人になった今、1番憧れるタイプです。(竹原ピストルさんも好きな者です…)
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《今週のおすすめBEST3》
「水曜日のダウンタウン」
・企画の進行が難しかったから”ちょうど一年前に”なるように放送することにした
・借り物競走の見せ場はどこだったのか、要所要所では笑えたけど
「さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ」(TBSラジオ)/【ドッキリ】GPSでガチ追跡!東ブクロの謎のプライベートを暴く!!(YouTube)
・思いっきり寄せにいっているからこその面白さ
・リスペクトを込めたパクリ
・(YouTubeと合わせて)聞けば見えてくるラジオ
「俺の家の話」第2話
・他人事ではない世界
・親子関係というテーマ
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2021.01.31 作成
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