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テレビ屋気取り #13「日向坂で会いましょう」(2020.12.27)


佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) | ニッポン放送 | 2020/12/23/水 27:00-28:30


先日の「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」を聴いていたら、
テレビマンは年末めちゃくちゃ忙しいという話をされていて、

「今年も同じ話してるな〜」と他人事のように聞き流していたら、
ただの大学生の自分も意外とやることが多く、
前週分の「テレビ屋気取り」を月曜日に書いています。

月曜日に書いているのには他にも理由があって、
それは紹介する番組を見ていただければわかっていただけるかと思います。



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紹介する番組:「日向坂で会いましょう」



ようやくこの番組を紹介する時が来ました。(個人的な喜び)


「日向坂で会いましょう」はテレビ東京で日曜25:05〜25:35に放送されており、一部地域の放送局でも見ることができます。

残念ながら私が住んでいる地域では見ることができません。

「じゃあなんでお前番組のこと語れるんだよ」と言われるかもしれませんが、カスキンハローユーチューブの言葉を借りれば、
「それはいいじゃない〜」
ということでお察しください。



「ひなあい」はアイドル番組なのか?


「日向坂で会いましょう」を語る上で、
この番組はアイドル番組なのか?
という問いは欠かせないと思います。

他の坂道グループの冠番組や過去のアイドルグループの番組と比較するのはよくないと思うし、私自身そういったアイドルメインの番組をこれまで見たことがなかったので、
「アイドル番組」というジャンルの定義や、そもそもそんなジャンルが存在するのかさえもわかりません。

ただ、「ひなあい」を見ていて思うのは、
「こんなのアイドルがやらねえ(言わねえ)だろ!」
ということです。もちろんいい意味で。



画像1

(https://images.app.goo.gl/7pmzjAo9sjd43VDv6)

↑話を振られなくて急に泣き出すメンバーがいたり、


画像2

(https://images.app.goo.gl/5mMdLyZQWc1A7XcE8)

↑大喜利の回答を出すタイミングが納得いかなかっただけで悔し涙を流すメンバーがいたり、


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↑「長尺で」とゴリゴリにテレビに染まっているメンバーがいたりするのは有名な話ですが…



私がちゃんと毎週「ひなあい」を見るようになったきっかけの回が、
「キン肉マン回」(ひらがな推し時代)でした。

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(https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fkeyakinokeyaki.site%2Farchives%2F9092&psig=AOvVaw0g2SV_lUcj1W6CTTDQKkRa&ust=1609255716094000&source=images&cd=vfe&ved=0CAMQjB1qFwoTCNCC2Pj-8O0CFQAAAAAdAAAAABAX)


オードリーとメンバーの距離が徐々に縮まってきた中で、
完全に距離が縮まらない原因として、オードリーがしつこくする「キン肉マン例え」。

これを解消するために、メンバーに「キン肉マン」を習得してもらおうという企画でした。


いつも通りオードリーの2人だけで盛り上がって終わるのかと思いきや、
メンバーがオリジナル超人を真剣に考えてきたり、ノリノリで「キン肉マン例え」を実践したりと、おそらくオードリーの2人も想定外の盛り上がりだったのではないかと思います。

「キン肉マン」をほとんど知らなかった自分もめちゃくちゃ笑ったし、「キン肉マン」を知らないことが悔しすぎて、原作を途中まで一気読みしました。懐かしいです。


「キン肉マン」というのが、ある意味でこの後の番組の柱の一つになったり、外仕事で役に立つことは、まだこの時誰も知らなかったと思います。




ひなあいの分岐点?バーベキューロケ


「○○の歴史は、□□以前と以後に分けられる。」的な言い方をよくしますが、ひな愛にこれを当てはめると、

「ひなあいの歴史は、バーベキューロケ以前と以後に分けられる。」

ではないかと思います。


特に深い意味はありませんが、
知人と日向坂やひなあいの話になった時は、大体一番最初に話題に挙げるほど、個人的には好きな回です。


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「ひらがながっきょくうんどうかい」の優勝商品として、
「春日さんに奢ってもらう券」(松田考案)がメンバーたちに与えられたものの、なかなか企画ができないままきていた中で、満を持して行われた「ご褒美BBQバスツアー」。

日向坂メンバーと春日さん(だけ)がロケをするのかと思いきや、
実は若林さんもロケに同行し、遠隔で一部メンバーに指示を出しながら、
「春日に日向坂愛があるのか」を検証するという、
壮大なドッキリ企画でした。

若林さん側(仕掛け人)に選ばれたメンバーは、一応くじ引きで決められましたが、すごく仕掛け人向きなメンバーが揃っていて、ここはあらかじめ決められていたのかなとか思いながら見ていました。
ただ、日向坂のメンバーなら誰が仕掛け人になっても成立するだろうから、真相はわかりません。考えないことにします。


私がこのバーベキュー企画を好きな理由のひとつが、小ボケの多さです。
(台本にない偶発的なボケ)

普段いろいろなテレビ番組を見ていると、
1回分の放送まるまるというよりは、一部分だけがすごく印象に残って、ふとした時に思い出してまた見直したくなります。

その一部分の場面がこのバーベキュー企画では多すぎて、それが見たくて結局3回分のOAを一気に見直してしまうことがよくあります。


<個人的に好きな場面>
・かとし、若林さんの指示なく「ノリアキ」ボケ
・ひなのなの、無言でカートをぶつけるボケ
・松田こ、「店長」呼びからの「副店長」呼び、そして春日さんのツッコミ
・春日さん、自分でカートを引き寄せる
・めいめい、「うめい!」
・「うまし」予想ゲーム
・高級肉と会場代の「払うよ!」のくだり
・春日&浜谷の相撲からの閉じ込め
・ひよたん、ぷにぷにのやつの毛繕い
・おすし、勝手に出前をとる→自己紹介→マジで困惑する春日さん→寿司食いねえ
・肉を盗む
・最後の「払うよ」のくだり


制作の方たちがどのように想定していたかはわかりませんが、
ひとつの企画で3週も引っ張れるのは、本当に凄いことだと思います。

これ以降は、スタジオ企画であっても大体2〜3週にわたって放送されるようになりました。(1週だけのOAは数えるほどしかないはず…)


そして、この「若林さんの指示によってメンバーが暗躍する」というシステムは、最新の「アンガ田中ドッキリ企画」でもちゃんと機能しています。

続いては、そのドッキリ企画を見た感想を書いていこうと思います。




オードリー×日向坂46=?


「アンガ田中ドッキリ企画」は、
オードリー(特に若林さん)とアンガ田中さんの変な小競り合い(同期or後輩論争)をラジオやオードリーの他のレギュラー番組でやっていたのが、なぜか日向坂にも飛び火してきた形で実現しました。

「ひなあい」での活躍のおかげで、音楽番組以外のバラエティ番組への出演が増え、そこでできたアンガ田中さんとのつながりを活かして、自分たちの番組に招き入れるという、
しかもアンガ田中さんとオードリーの関係性もあって、ただの偶然かもしれないけど、日向坂がテレビで頑張ってきた結果実現した企画だなと感じています。


今回もバーベキューロケ同様、若林さんの指令を完璧にこなし、ちゃんと笑いとして成立させ、若林さんの想像以上の笑いを生み出すという流れが、見ている側としては何回見ても飽きないです。


あと、今回見ていて感じたのは、ミホ・ワタナベのアシスト能力です。

自分が偉そうに言うのもおかがましいですが、
若林さんが指令を出した時や、スタジオに何か変化があったときの気づきからのコメントが、すごく的確で見ていて心地いいです。

序盤に若林さんが暴走しかけたときも、「(上村が)ちょっと目立っていますね」と言っていて、若林さんもすごく助かっているんじゃないかなと(勝手に)思っています。

若林さんとミホ・ワタナベのふたりの番組を見てみたいです。


今後もオードリーと日向坂全体、そして各個人との絡みの中で、若林さんの贔屓のくだりなどの内輪ネタがたくさん産まれていってほしいです。





ストイックな制作集団「ケイマックス」


「ひなあい」の視聴者なら誰もが一度は聴いたことあるであろう「ケイマックス」というワード。

完パケ制作してる制作会社の名前が視聴者に広く知られている番組はなかなかないのではないかと思います。


毎回テロップへのこだわりがすごいのは有名な話ですが、
企画のストイックさについても、あちこちオードリーで若林さんが話していたように、アイドルの番組とは思えないほどお笑いに振り切っていて、もちろんみていて面白いですが、「大丈夫かな〜」となぜか勝手に心配になってしまうほどです。


正直、毎回めちゃくちゃ企画が面白いし、ミスした感じが伝わってこないので、「外さないかな〜大スベりしろ〜」と思っちゃったりしています。


この変な願望が形になりかけたのが、
「アンガ田中ドッキリ企画」の最終回、ロシアンわさび寿司のコーナーで、本来ならアンガ田中さん側だけに全部わさび入りを用意するはずが、スタッフさんの手違いで田中さんのも全部サビ抜きの寿司になってしまったあの場面です。

企画倒れのミスで、せっかくやってきたドッキリが台無しになるのかと思いきや、このミスまでも笑いに変えてしまう展開が次に待っているとは…


若林さんの指示で、フロアDさんが田中さん側のワゴンをはけようとした時、田中さんがそれに抵抗するところまではよくあることだと思いますが、その抵抗に負けじとワゴンを引っ張り続けるフロアDさんのくだりは、絶対にありえないことすぎてめちゃくちゃ笑いました。

演者がスタッフに引きずられ、寿司を持って逃げられ、めちゃくちゃ怒っているのに最後には勝手に収録を止めようとされ、
台本では描けないカオスな展開に腹を抱えて笑いました。


田中さんが怒って長尾Pがなだめにきたあと、しれっとネタバラシゾーンの収録に移ったようにナレーションが挟まっていましたが、
よく次の展開行けたな〜と思いました。


ミスを帳消しにするどころか、笑いに変えてしまうというのがもうお手上げです。

「ケイマックスがミスったぞ〜」と騒いでいた部分は、後の笑いの展開のためのフリに過ぎなかったということで、引っかかった自分は恥ずかしいです。

日向坂メンバーとオードリーを愛し、面白い番組を提供してくださるスタッフさん方には頭が上がらないです。



まとめ


いつものごとく、結局何が言いたいのかがわからなくなってきましたが、アイドルに興味もなかった自分が、こんなにも日向坂にハマるきっかけを与えてくれた「ひなあい」は、今後も続いてほしいなと思います。

あと、オードリーさんのレギュラー番組で”ほどほどに”日向坂メンバーとの絡みが見れることを期待しています。

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2020.12.29 作成

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