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ひたすら癒される!!「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」の感想・レビュー

「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」の概要

著者:阿佐ヶ谷姉妹
発行年:2020年
あらすじ:
阿佐ヶ谷姉妹さんの6畳1間2人暮らしのエッセイ集。


「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」の感想・レビュー

この本は、Amazon Kindle Unlimitedで無料で読めたため、読んでみました。ちなみに、幻冬舎文庫の中でベストセラー1位を獲得しており、大変人気のようです。また、この本と同じタイトルで、NHKでドラマが放送されています。

阿佐ヶ谷姉妹のお二人は、テレビでよく見かけており、いつも人を決して貶めない穏やかな笑いをご提供していただけるところが大好きです。

芸人というより、癒し人と言った方が適切なのではと思っています。

阿佐ヶ谷姉妹のお二人は、所属していた劇団で知り合い友人関係となり、30代半ばにしてお笑い芸人としてデビューしたようです。ちなみにコンビ名に姉妹と入っておりますが、血縁関係はありません。しかし、6畳1間で2人で6年間も暮らしていた経験があり、その時のエッセイをこの本で綴られています。

それにしても6畳1間で6年間も2人で暮らせるなんて、素晴らしい相性の良さですね。私は、8畳1間で同棲した経験がありますが、自分の居場所がないという不満から、1年間でギブアップしました。

正直、この本を読むまでは、阿佐ヶ谷姉妹には江里子さんと美穂さんがいるということまでしか知らず、お2人の見た目や声が似ているので、テレビで見かけてもどっちがどっちか見分けがついていませんでした。

この本を読んだおかげで、2人のフルネームやどちらが姉でどちらが妹なのか、それぞれがどういった性格なのかが分かりました。

2人は、見た目や声は似ていますが、姉の渡辺江里子さんは人懐っこくておおらかな犬タイプ、妹の木村美穂さんはお姉さんの江里子さんに比べると少し繊細で気難しい一面があることを知りました。

お2人とも阿佐ヶ谷を大変気に入っていらっしゃるようで、エッセイに綴られている近所の方の想像を超える優しさを知って、私も阿佐ヶ谷に住んでみたくなりました。阿佐ヶ谷は一度住むとなかなかみんな離れていかないそうです。

現在は、2人暮らしではなくお隣暮らしになったようですが、ほぼ変わらないですね(笑)

お互いの気遣いなしに、こんな長い期間同じ空間で暮らすのは、不可能なので、お2人とも気遣いができる優しいお方なんだなと感じました。

エッセイの内容は、輪ゴムや雑巾をないがしろにしてしまうお姉さんの話や2人でジムに通う話など些細な日常生活に関する事がほとんどで、読んでいる間は、喧騒を忘れてまさにのほほんとした気分になれました。

また、エッセイの他に、お2人が書かれた短編小説が1編ずつ入っています。

気になった方は、ぜひ読んでみてください。Amazon Kindle Unlimitedに新規登録すれば、初月無料で始めることができるので、実質無料で読むことができます!!



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