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大阪でも松山名物。駅弁は世界を舞う。

大阪から東京へ。
やっぱり私は駅弁を食べたい。
新幹線では駅弁貪って、なんとなくリッチな気分になりたい。

ってことで、新大阪駅で買いました。

松山名物醤油めしと真鯛あなごの弁当。


大阪でも松山名物。愛媛ですね、はい。
税込み1180円なり。
1000円は超えちゃうけど、なんかジャケがいいじゃない。ジャケ買い。
醤油めしってのは食べたことないし、真鯛の塩糀焼き。糀なんだね。麹じゃなくて。ちなみに、麹は中国から来た漢字で糀は日本で作られた漢字、だそうな。間違ってても私は一切の責任を負いませんがねえ。おらあ!
さてはて。
あとはあなごのかば焼きね。昔はさ、あなごなんて鰻の下位互換やと思ってたのよ。若さゆえの過ちだな。大人になったらアナゴの良さに気づくじゃん。アナゴさんが一番好きじゃん。サザエさんの中で。
鰻とは違うフワフワ淡泊な感じがたまりません。鰻の脂っこさも大好きだけどね。違う味わいだよね。

ってなわけで、オープン!


なかなか豪勢な作り。
左から醤油めし、真鯛の塩糀焼き、あなごのかば焼き。
醤油めしは、名前の通り醤油の炊き込みご飯みたいなやつの上に、鶏肉やタケノコや、錦糸卵や人参やシイタケやゴボウやフキなんかの山菜が甘く炊かれた感じになってオン。醤油ご飯ちらし寿司というか。海鮮乗ってないからちらしじゃないか。でも、ちらされてるよ。こいつは。ンマーイ。
真鯛の塩糀焼きもしっかりした味わい。下の赤いビラビラはかなり酸っぱ目の紅ショウガでした。そして一緒に添えられてるのは金平ごぼう。下のご飯もしっかり味付きのご飯でした。鯛の出汁で炊いてるんだと! ンマーイ!
そしてアナゴのかば焼き。味付けは結構薄味。でも、鰻と違って脂が劇的にあるわけじゃないからね。このぐらいサッパリしてくれたほうがアナゴの味が活きます。ちなみにご飯は味付き。地味に嬉しい。

これ、何がいいってちゃんとご飯が全部味付きだってこと。
つまり上のおかずをオツマミにしてビールをグビリグビリといけちゃうじゃないの! ってこと。

ぶっちゃけ、量は結構少なめではっきり言えば物足りないわけ。おいどんぐらいの超高校級ボディには。
でもさ、上をおつまみにビール飲んで、お米だけでしっかり美味しく〆で頂けるってなったら話は別よ。
アナゴ、真鯛っていうメインディッシュに加えて、キンピラゴボウや鶏や卵や山菜やシイタケやタケノコの煮つけでビールはこれ500缶を二本は完全にいけちゃいますから。

ただ、今回はビールのお供はありませんでしたので、シンプルに量が物足りずひもじいオジサン。
でも、ビールのお供と考えたらかなり優秀な気配。

駅弁でアルコール楽しむには、個人的にバラエティさが大切だと思ってて。
だから駅弁でよく見るご飯の上にぎっしり焼き肉! みたいなやつはあんまりそそられないんですよ。もちろん美味しいんやろうし、ビールにもあうのは間違いないけど。できればバラエティ豊富なおかずをおつまみに飲めたら楽しみ倍増なんだよねえ。

そういう意味じゃ、幕の内弁当的なやつが駅弁呑みには適してると思ってる。
これは、ご飯の上におかずが乗っかってる丼型というかのり弁型みたいな感じなんだけど、分けて考えるとそれなりにバラエティ豊富で楽しめるんじゃないかなあ。

ま、楽しめなかったんだけどね! ビール買わなかったから!

ぶっちゃけ、わんぱくな人なら二個はペロリといける量。
腹ペコさんにはお勧めできないけど、ビールありならおススメ!

俺をサポートしてくれたらどうなるか。 マニフェストを考えてみました。 頑張って幸せになる。俺が。 あなたを幸せにできたらいいな。 以上! マニフェストって、もう使わないですね。意味もよくわかってないけど。