私の「枕草子」(学校で作ったやつ)

春はじめじめ。日本の風習である桜と反対に私達を苦しめる湿気に対して、なかなかにわろし。梅雨と疑う程闇の空から降り注ぐ雨に、個人的に本当にわろし。
夏はそこそこ。地球ではなく私達が自ら起こすみずみずしさに、自業自得だがわろし。暑さを生かした水浴びができることに対し、いとをかし。
秋はなんとも。一番印象が薄い季節に、思うことはなにもない。湿気もあまり ない気がする。わろし。
冬はカサカサ。涼しく白く、美しい季節とともに私達を苦しめるのは乾燥。 じめじめより過ごしやすいが、笑えば割れる唇に対してわろし。 一年を締めくくる美しき純白の一面に対し、いとをかし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?