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ミニ四駆初心者のメモ

要点だけ箇条書き。細かなやり方はyoutubeにいろんな人の動画が上がっているのでそっちを参照。
※初心者の浅知恵メモのまとめですので、保証はできません。

心構え

  • ノーマルを走らせ、そこに足りないものを少しづつ足していこう。各加工の効果を体験しよう。

  • コースに合わせた緻密なセッティングが必要。しっかりコースとマシンと対話しよう。

各加工に対しての評価

難度

  • A:切ったり貼ったり、加工精度を求められる難しい作業
     (B-MAXレギュレーションでは禁止)

  • B:穴をあける程度の簡単な加工や専用の道具が必要な作業

  • C:ポン付け。スパナやドライバーで取り付けできる作業

効果

  • A:デメリットがほぼない。速いマシンのほとんどが採用している。

  • B:好みによって取捨選択したりセッティングによって変わる効果。

  • C:特別な思想をもって使う必要がある効果。むやみに使わない。


ブレーキ

スポンジ状のシートを張り、それが坂にあたってブレーキがかかる。
フロントの真ん前につけると、いきなりそれがあたってつんのめってしまう。柔らかく当てよう。
それを防ぐために前の方にタミヤのマスキングテープをかぶせている人が多い。
後ろはガッツリかけて良さそう。コースの状況に合わせて変更しよう。
マスキングテープでブレーキを覆うことで効きを弱められる。

ブレーキを直接プレートなどに貼ると、はがすときに破れて再利用できなくなる。強力なはがせる両面テープかミニ四駆マルチテープを張って、その上にブレーキシートを張るとよい。

バンクとスロープのブレーキの調整

バンクはジャンプしないので、ブレーキは効かさない。
スロープはジャンプしちゃうのでブレーキを効かす。

坂の角度がスロープの方が急なので、うまいこと調整すればスロープだけブレーキが当たり、バンクの時だけブレーキがあたらないように調整できる。
それを確認するためにバンクチェッカーというのが売っている。
とりあえずは、20°バンクスロープがニコイチになっているやつがあるのでそれを持っていれば良さそう。
他の角度は、もっと上級になってからでよい気がしている。
僕はメルカリで買いました。

ローラーとバンパー

たからばこセッティング 難度:C 効果:B

というのが基本らしい。
https://note.com/p_modellabo/n/n3e290a1504d7
電池とモーターの位置が横方向の重心になるので、それをカバーする2等辺三角形になるようにフロント2個、リア4個のローラーを付ける。
でも、後方の下の方に付けるローラーは、床やスロープとの干渉するのでそんなに下げられない。

ローラーベース 難度:C 効果:B

コーナーが回りやすくなるので、短ければ短い方が早い。
短くすると安定性が犠牲になる。特にリアはコーナーの最後の姿勢に影響するので、後ろにつけると安定性が向上する。

ローラーの横幅 難度:C 効果:B

まっすぐ走らせたいので、幅は既定の105mmギリギリ一杯がいい。
前後のローラー幅が同じだとコーナー後に内向きになり、ジャンプがあると乗り上げるので、前をやや狭くするのがいいらしい。
スライドダンパーでもカバーできるかも。

フロントローラーの角度(スラスト) 難度:C 効果:A

角度をつけることで、速度を落としつつ、フロントを抑えて飛び出ないようにする効果がある。
主にレーンチェンジなど、コーナーとジャンプが一緒になってる箇所に役に立つ。左右で変えるのも効果的。
フロントプレートを取り付ける際に、ワッシャーをはさむなどして調整する。

ローラー上下の間埋め 難度:C 効果:B

主にリアローラーは上下に2つずつつけるが、その間にブレーキスポンジとマスキングテープなどでスキマをうめて、コースの壁が引っ掛からないようにする加工。

スライドダンパー 難度:C 効果:B

バンパーが左右に動くことで、横方向の衝撃を逃がす。
コーナーで回るときに引っ込んで内向きになるのを防ぎつつ、直進性能を担保する。
デフォルトのアルミのバンパーは曲がるので、carbon化した方がよさそう。

ピボット 難度:A 効果:B

バンパーが後ろに折れることで、前からくる衝撃を逃がす。
レーンのつなぎ目などの衝撃とかを逃がす。
専用パーツはなく、特殊な改造が必要。

参考URL
https://ojapro.hatenablog.com/entry/2016/07/30/032612
https://www.youtube.com/watch?v=lwCdP4ZYWPw

スライドダンパーと、ピボットは似てて、違う方の機能も少しは果たす。主目的がちょっと違うイメージ。
基本的にはスライドダンパーは加工難度が低く採用されるケースが多い印象。

ATバンパー 難度:A 効果:A

バンパーがピッチ方向に回転する加工。
車体とコースの角度に合わせてローラーの角度を変化させる加工
前が下がった状態で壁にぶつかったとき、ローラーが当たってつんのめるが、そのローラーが沈むことでそれを軽減する。
フロントによく使われる。

watako-lab さんより

アンカー 難度:A 効果:A

バンパーがロール方向に回転する加工。
車体がコースに乗り上げてもバンパーが斜めになることで、引っ掛かりをいなして、コース内に戻れるようにする加工。1本や2本など種類がある。
リアによく使われる?

引っ掛かり防止ステー 難度:C 効果:A

下に出っ張ったローラーがコーナーに引っ掛からないようにする。

カーボン磨き 難度:A 効果:C

カッコよくなる。マスダンパーとか、FRPとかも磨いてカッコよくできる。

穴埋め 難度:A 効果:B

新しい穴を作ったり、剛性アップにも一役買うようだ。
プラリペアがいいらしい。

参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=msQxUzd4hIQ

マスダンパー

上下に動くおもりを入れることで、着地したマシンが跳ね返るのを防ぐパーツ。
サイドに乗ってないマシンはほとんど見ない。(フロント提灯はサイド扱い。)後ろもよく見るけど、前はあったりなかったり。
前後の重心や、どこを抑えたいのかを考えて対応する。

フロント提灯 難度:A 効果:A

サイドマスダンパーの上位互換。
フロントに固定されたアームが前輪を超えて脇まで伸び、そこにダンパーを設置。リフターと呼ばれる機構で、ジャンプ中にしっかりダンパーを上げ、着地の跳ね返りをしっかり押さえる。
ジャンプ中にダンパーの位置が大きく上がるために、重心が上がり、結果シャーシの位置を低く抑えることもできるので、コースアウトをしにくくなる。

ボディはこの上にくっつけるので、ボディも一緒にパカパカする

※多くのボディが後ろ半分カットされてるけど、この程度ならレギュレーション違反にならないっぽい。どのくらい攻めたらNGなのか基準はわからず。

キャッチャーダンパー 難度:A 効果:A

リアに、キャッチャーを加工して作るしなるタイプのダンパー。
フワフワ浮いている感じのダンパーで、制振性が高くなるらしい。

ホイール/タイヤ

ローハイトタイヤが主流。重い車体を回すためにタイヤの径を小さくする。
ローフリクションローハイトタイヤが人気だが品薄。もしくは、スーパーハードタイヤの2択っぽい。
前後で組み合わせたりする人も。
もちろん、ギア比と合わせて考える必要がある。

まっすぐぶれなく装備する 難度:C 効果:A

ギアを外してタイヤを回してぶれなく回るか。
基本中の基本。

ホイール選別 難度:A 効果:B

たくさんホイールを買って、シャフトにつけて、回してみて、ブレがないホイールを選別する。狂気。

貫通ホイール 難度:C 効果:A

ホイール貫通してシャフトを取り付けることで、ホイールを抜けにくくする加工。
ホイールのシャフトを刺す穴をさらに掘って貫通させ、長い72mmのシャフトを使ってシャフトを貫通させてホイールをつけることで抜けにくくする加工。
1.7~1.8mmのピンバイスで穴をあける。

ホイールの逆付けトレッド幅 難度:B 効果:B

トレッド幅は狭い方がコーナーの性能がよくなるので、ホイール貫通し逆に付けるのがいいみたい。

ペラタイヤ 難度:A 効果:A

タイヤを薄っぺらく加工する。
軽量化、着地時の跳ね返り低減などの効果がある。

中空シャフト 難度:C 効果:B

軽量化できるが、弱くなるので注意。

タイヤクリーナー 難度:B 効果:A

パーツクリーナーで拭いたりしてきれいにする。
ボウリングの玉をキレイにするレーンクリーナーとか、鉄道模型のクリーナーを使う人も。ミニ四駆専用のものも。
ブレーキもきれいにするとよい。

ベアリング

ボールベアリングの脱脂 難度:B 効果:A

軸受けや、ローラーに入っているボールベアリングをガラス瓶に入れ脱脂用のオイル洗うことで、粘性のあるグリスを除去し、ベアリング用のさらさらオイルをいれ、回転性能を上げる。
※脱脂をしないと逆に遅くなるので注意

軸受けのトリム 難度:B 効果:B

ベアリングをはめるとき、枠に押し込まれるとその圧力によってベアリングが圧迫されて回りにくくなる。
なので、シャーシの軸受け部分や、ローラーをはめ込む部分を少し削ることで、ベアリングにかかる圧力を逃がし、回転性能を上げられる。
ローラーは抜けやすくなるので注意。

電池

ネオチャンプ 難度:C 効果:A

ネオチャンプを使う。というか、レギュレーション的にこれ以外の選択肢がない。
他の充電池に比べて、容量が少ないため軽い。


電池ならし 難度:B 効果:A

充電と放電を繰り返すことで、電池をならすこと。
作業自体は機材を使えば簡単だが、めっちゃ時間がかかる。

500mAとか200mAとかの低電流で充電、その半分の電流で放電するのを100回ぐらい繰り返すやりかたが一般的っぽい。
(充電は低く、放電は高くするやり方もあるみたい。)

もちろん低電圧の方が時間がかかる。1回のリフレッシュで数時間かかるので、1か月ぐらいかけてならすらしい。
よい充電器だと、充電と放電を繰り返すブレークイン機能があるのでそれを使うといい。
ブレークイン機能がなくても、リフレッシュ機能を手動で繰り返すことで代用が可能だけどめんどくさい。

使うたびに毎回リフレッシュ機能を使って徐々にならしてもいいっぽい。

こちらの動画が参考になった。
https://www.youtube.com/watch?v=rLZQhzmhiOA
TXGの充電器のリフレッシュ機能が500mA充電250mA放電に固定されていて使いやすいとのこと。

こちらは更に低く200mAで充電100mA放電を100回。https://youtu.be/VZumEBh7eIo?t=152

ターミナル

モーターと電池の配線の金属の金具。
ゴールドターミナルはよくないという話も。

スポンジ噛ませ 難度:B 効果:A

ターミナルの裏にスポンジを噛ませて、接点が沈みこまないようにする。
接点が沈むと着地などの衝撃を受けた時に電池と離れてしまうことで、モーターが止まることを防ぐ。

ターミナル磨き 難度:B 効果:A

錆びたら通電しなくなるのでみがくとよい。
ただし、薬剤をつかうと膜がはってしまうのでよくない。

モーター

モーターならし 難度:B 効果:A

モーターを正回転、逆回転それぞれ回してブラシの形状を整えるらしい。
サンダーという一定の電圧を流せる機械で正回転逆回転させてならすっぽい。水慣らしという水につけるやり方もあるっぽい。

モーター選別 難度:A 効果:A

モーターには当たりはずれがあるので、大量に買ってあたりを調べる方も。
かなり金がかかるので、ガチでハマりたい場合は検討してみては。
サンダーという放電に優れる機械等をつかって、3Vの電圧をかけて回転数をはかるのが一般的。狂気。

ギア

位置調整 難度:C 効果:A

ギアやプロペラシャフト(ペラシャと略される)が動くので、ワッシャーをはさんだり、ギアを押し込んだりしてブレを抑える。
きれいに力が伝わるようになって速くなる。
ピニオンギアなどは、モーターの軸やプロペラシャフトの軸にマジックペンを塗ると摩擦で抜けにくくなる。

シャーシ

MSシャーシとフレキ化 難度:A 効果:A

フレキ化といって、3つに分かれたシャーシのつなぎ目にスプリングを入れてサスペンションの機能を追加する特殊加工。

ボディ

軽くて重心が低いのがいい気がする。あと、ボディの面積が狭いとバンパーとかに干渉しなくて加工しやすい。空力はあんまり機能しないっぽい。

B-MAXレギュレーションだと、マッハフレームとか。テグロスとか。
レイスピアーのボディが軽いらしい。

公式レギュレーションだと、ポリカボディのならなんでもいいのでは。

ボディとシャーシの装着対応表
https://w.atwiki.jp/mini_4wd/pages/231.html

そのほかの加工

皿ねじ加工 難度:B 効果:A

バンパーの取付穴をすり鉢状に削って、皿ねじで締めることで、ねじの出っ張りをなくす加工。
コースの引っ掛かり防止、ブレーキをつける場所をフラットにして貼りやすくする、コースを傷つけないことなどに効果がある。
見た目もきれいに、フラットになるようにするのがポイント。

レギュレーション

様々なレギュレーションの大会が開かれているが大まかに以下の二つ。

タミヤ公式レギュレーション

車体が重くて遅くなってもいいので、コースから飛び出ない安定性が重視されているみたい。
モーターが強いので重くてもスピードは出る。出すぎるとコースアウトする。ので、重くても飛び出ないが正義。という思想。

B-MAXレギュレーション

 基本的にポン付け(加工無しでつけること)を目的としているが、一部加工が可能になっている。

  • ベアリングの脱脂はありっぽい。ベアリングを保護するシールは取れるし、加工の有無がわからないのが理由っぽい。

  • ↑に関連して、軸受のトリムもありっぽい。


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