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どうでもいいようないい気持ち

くるりの岸田さんが、以前こんなツイートをしていたのを見つけた。

これ、すごくわかる気がする。そして、ものづくりって本当におもしろいなあとも難しいなあと思う。

一般的に、作り手がいいものをつくろうと思うのは、当たり前のことなんだけど、その想いが強すぎるとうまくいかなかったりする。たぶんそれは、肩に力が入りすぎるからで、そうすると持っている力がすべて出し切れなくなることがある。

かといって、ただ力を抜いてリラックスしたらいいものがつくれるかというと、そんな単純な話でもない。80%の力で、人よりもいいものをつくれるなんていう幸運は、少なくともぼくはまだ見たことがない。まわりもみんな、必死でやっているわけで。

で、すごくいいものができるときというのは、どこかリラックスしながら、わりとがつがつしながら、不安もかかえながら、でもとにかく前に進んだら、結果的に120%の力が出た時、だと思う。これは、狙ってできるようになることなのかは、いまだによくわからない。

岸田さんのツイートを見て、ひとつ思ったのは「開き直り」って大事だよなあということだ。どうしてもすぐに、いいかっこをしようと思っちゃうもんね。おれなんて、おれのできることしかできないんだから、そのなかでベストをつくすしかないんですよね。

ということをですね、大事な原稿を依頼されていて、締め切りをすぎているんだけど、御大層なことを書きたくなってしまって筆が止まっている自分に言い聞かせております。某社編集者さん、これから書きます。すみません。

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