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雨が降ったら、傘をさす。

自分よりもずっと先を走っている人を見ると、心がゆれ動くことってありますよね。でも本当は、そこを考えても仕方がないんですよね。だってその人がいまそこにいるのと、自分がいまここにいるのは、ぜんぜん関係ない、別々の話なんだから。

ほとんどの場合、先を走ってる人は、自分よりもずっと前から、ずっとたくさんのなにかをしてきてるんですよね。今だけを見ていると、そこを忘れそうになります。

これまで仕事をしてきてわかってきたことがひとつあって、1対100くらいの差があるときでも、しつこくやっていると差はけっこう縮まるものなんですよね。気がついたら追い抜いていた、なんてことさえある。

もちろん、うまくいかなくてぜんぜん縮まらないこともいくらだってありますよ。相手がどんどん先に行く時とか、あとは向いてないときとかにね。でもまあ、それは仕方がないですよね。そこを心配してなにもやらないと、ダメなままなことだけが確定してしまう。

cakesに掲載されている藤野さんと糸井さんの対談で、松下幸之助さんの「雨が降ったら、傘をさせばいい」という内容の言葉がでてくる。これ、すごい名言だなあと思うんです。雨が降るかもという心配とか、まったく必要ないんですよね。降ったら傘をさせばいいだけなんだから。

ということで、今晩の天気はどうなるんでしょうね?

7月16日 水曜日

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