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子育て「投資」、どこに課金すべき?

最近つくづく、子育てというのは「投資」に似ているなと思います。

未来のために欠かせないものながら、投入資金が思惑どおりにワークするとは限りません。どんなにお膳立てしたとしても、最終的には本人次第というわけで。

あるネット業界のレジェンドが、子育てについてこんなことを語っていました。

「これからは英語だと思って、娘を塾に入れたんです。そしたら、毎日ふざけて、教室内を走り回っていたらしく……。親としては語学力に課金したつもりだったけど、結果、走力があがるとは。だから、子育てって面白い」

残念ながら、そのインタビュー記事はすでに削除されている様子。詳細は異なるかもしれないので、あえてご本人のお名前は伏せておきましょう。

とはいえ、スマホゲームの課金になぞらえた、そのユニークな子育て観。かつての2ちゃんねるを沸かせた、あのテキストサイト管理人らしさは健在のよう。

一方、アメリカでも——。

子どもを私立学校に通わせることは、多くの家庭にとって最良の選択ではない

ビジネス業界”最強の論客“スコット・ギャロウェイは、そんな主張をしています。いわく、教育に大金をはたくよりは、インデックスファンドに長期投資する方が良いと。

「もし自分たちが私立学校に払うはずだったお金をしっかり再投資していれば、子どもが35歳になる頃にはそれよりずっと大金を与えることができる」

だから、子育ては多少失敗してもかまわない。だけど、投資は親の役目として欠かせない。

そんなギャロウェイの指摘は、新時代の子育てのあり方を鋭く浮き彫りにしているような。あなたはどうお考えになりますか?


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