うしろの正面ダレかな
守護の神霊を書く機運になったわけだが──大丈夫かオレ、みたいな。
だって、なんの根拠もないからさ。誰が信じるのかって話。うーん。信じてもらっても。教祖になるわけじゃないしね。
そりゃあ書けるよ。知ってるもん。だけど～知識を披露して、だから何って話で──
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こんにちは。フジミドリです。
今回の私物語は、守護の神霊について種観霊します。何処まで書けるだろう、お読み頂けるのかな、どうにも心許ない限りです。
適切な言葉がない領域ですから、語り尽くせぬ波動は行間へと籠め、汲み取って頂くしかございません。どうしたものか──
そこで、戸惑いつつも進み、行き詰まっては逡巡するそのままを綴ってみました。
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守護霊は宇司露にいらっしゃる。
あれれ。この漢字、使えねえよな。道術用語だからさ～そこんとこ説明しないと、読んでる人がわかんないもんね。
オレはスッと入るけど──
いやいや。説明したからって、何じゃそりゃって感じで、ますます遠ざかっちゃう。
まぁ、背後霊なんて言葉もあるからさ。自分の後ろは、実感できない領域だって仕組み、再認識して貰えるんじゃかな。
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誰の背後にも守護霊がいらっしゃる。いつも守って下さっている。何でも訊けばいいの。これさえ伝わればOKだよ。
守護霊はオレらと同じ、人間生活のご経験があるから、悩み苦しむ辛さをよくご存知だ。
わかって下さる。バカやっても見捨てない。無条件の愛。この惑星で、守護霊以外の存在から無条件に愛されるなんてムリ。
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じゃあ、背後が霊界なら前面は何か。目の前に広がる現象。見て聞いて触れる全て。
起こっている何もかも。
これが前世の理解だ。つまり自分そのもの。ウイルス騒動も戦争も全て自分──
うーん。難しいな。これが伝わらない。
外に世界があるんじゃない。見える聞こえる触れる、その全てが過去世で蓄積した想念の顕れ。つまり自分の内側だね。
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自分の内側が外に顕われる？
前にも書いたっけ。まぁ、書いたからって読んで貰えたか。読んで貰えても覚えてるとは限らない。覚えていても理解できたか──
あはは～ やだね～何様だよ、オレ！
職業病だぜ。塾講師を３３年もやれば、先生気質が染み付いてる。偉そうに。
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重く書けば難解だ。軽く語れば侮られ。共感を求めれば忖度に流され、斜め上から書いて煙たがられる。な～んてさ。
誰だっけ、これ。あ。漱石か。冒頭しか知らないんだよ──智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに、人の世は住みにくい──【草枕】
まぁね。
どう書いても伝わる人には伝わる。解らない人は解らない。言葉の背後を流れる波動が、通じ合うものだからさ。
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マテ待てウェイト。話が逸れたぞ！
中真は何か。人生が決まってるって真理だ。何から何まで決まってる。だから、そのままでよい 。なら、守護霊は何を指導する？
幽体を脱ぎ捨て、霊界へ逝く道案内──
おっといけない。これを語るには、まず幽体霊体の仕組みを確認しなきゃ。
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書き出すとキリがないよ。言葉を重ねて長くなるだけ。要は、オレたちが今ここで、四つの体を持っているって理だ。
肉体は動物と同じで本能のまま。肉体を覆う幽体が想念の波動。霊体は精妙な光の波動。
そして神体が無であり空であり──書くだけムダか。想像することさえできないものね。
どっちが上か下かじゃない。今ここで、四つの体を自在に行き来できるんだ。それさえ、思い出して貰えばいいか。
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肉体へシフトすれば、本能的な欲望に忠実となる。まさに野生の証明だ。隣にいる人は、もしかして動物かも。じっと観察する──
幽体にシフトすれば、想念に翻弄されてしまう。喜怒哀楽。思考と感情。乱れ飛ぶ想念に振り回された姿が、この地球だろうよ。
早く霊体に成りたい！
幽体を脱ぎ捨て、霊界で自由自在に暮らす。これが霊魂の望みだね。どうすればよいか。守護霊に凭れたらいいのさ。
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肉体は細胞が働いて自動で動く。意志も努力も要らない。法則そのものと言っていい。
幽体は指導霊が手伝う。
スポーツのコーチみたいだ。実際、スポーツ選手が活躍できるのも指導霊のお陰だよ。
それに気づかず、自分の才能と勘違いしたら悲惨な末路。謙虚さを忘れて傲慢になれば、指導霊は離れてしまうものさ。
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☆☆☆
スポーツだけじゃない。ありとあらゆる達成が、指導霊の働きに依るものだ。自分の才覚や努力の賜物と思い違えば道を踏み外す。
オレがこうして書けるのも、指導霊のお陰だよな。守護霊が憑けて下さった。
それでオレは、巧く書けないだとか、拙い文章でなんて、一度も言ったことがない。
とんでもない！
失礼だろ、指導霊に。
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指導霊の働きを知ってから、ただ書けるだけでもありがたいと感じ入ったものだ。以前のオレは、マジ書けなかったよなぁ。
とはいえ──
感謝で終われば、その先へは進めない。ただありがとうと連呼して、同じ段階をぐるぐる 堂々巡り。感謝の後に理解あり！
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何を理解したか。
長い間、書けなかったオレが、ミドリの声を聞いて書けるようになる──前世のオレは、こんな経験がしたかったんだね。
泣けるぜ。
どうすれば、こんな奇跡が経験できるんだ。人間業じゃムリ。何もかも全て、守護の神霊が采配して下さったのよ。
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書くことだけじゃないさ。寝て起きて食べて歩いて。霊的な手助けなしには、どんな些細な日常も、何一つできないんだよ。
よちよち歩く幼児を見て嘆息。
あれこそが、守護霊からご覧になったオレの姿だよ。一挙手一投足、助けて頂いている。なのに自分の力でやってるつもり。
やれやれ。
そのくせ、上手くいかないと責任転嫁。あるいは過剰な自責の念で引き籠もる──
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たーしかに確かに。認めたくなかった。
だって～イラっと来て、チッと舌打ち、コノヤロウと怒鳴り、何だアイツと目を剝いて、ムキーっと歯軋りする相手。
その相手、オレの姿だからね！
本当は、相手なんか存在してないの。
このイヤな奴、そのバカ騒ぎ、あの裏切り、どの仕打ち、何もかもオレだった。
☆☆☆
ま、それは置いといて。
置いとかなきゃ、書けないから！
だって、あれが自分の姿と気づいたら、批判できないよ。もう、情けなくて消え入りたくなったぜ。涙がチョチョ切れちゃう。
ぎゅっと目を閉じ、耳は両手で塞ぎ、あ～あ～あ～聞こえない聞こえない。叫びたくなったもんな。あれがオレの実態か──
恥ずかしい！
☆☆☆
ふぅぅぅ。思い出しちまった。
批判して、罵倒して、軽蔑して、呆れ返っていたヤツらが、実はオレそのものなんだと気づいた時の衝撃。シビれたぜ。
天に唾を吐いて、ベチョ！
汚ね～でも、オレの唾なのさ。
しかもだ。仕舞いにゃ無視した。目を背け、居ないフリして逃げたんだよ、オレ。
逃げられるわきゃないだろ。自分の影だぜ。何処へ逃げようと憑いて回る。やれやれ。
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よし。落ちついた。
中真を意識してゼロになる。
いつも沈着冷静なフジミドリさん♡
守護の神霊は、オレに悟らせようと、日常のあれこれで導いて下さったものだ。
なのに、あの時オレは！
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でも、守護霊は見捨てない。
オレがどんな暴挙やろうが、同じ過誤を繰り返そうと、気づけなくて理解できなくても、仕舞いにゃ不貞腐れちまったのに。
守護霊は何やってんだ！
ホントにいるのか？
──スビバセン。暴言、吐きました。 噴飯ものです。いやホント、オレが守護霊ならば、とっくに見捨てちまってるよ。
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今ならわかる。なぜ守護霊は放置したのか。さらに厳しい状況へすら導いたのか。
他に方法がなかった。このオレを理解へ導くには。人間じゃできない導きだ。どんな聖人賢者だって、必ず情が入るものね。
この世で安閑と幸せになっても、霊界で使う力は得られないのさ。幽界に留まって、永遠の苦悩が続くもんな。
想念を味わい尽くし、幽界から脱却なさった守護霊だからこそできる指導なんだよ。
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しかも、オレの過誤を贖うために、守護霊が身代りとなって下さったこと数知れず。
そんな僥倖に気づきもせず、ただ泣き喚いてジタバタしたオレ──情けねえ。
守護霊は、黙って見守るだけでなく、霊界の厳しい修行を済ませ、贖っておられた。
☆☆☆
もちろんこれ全部、生まれる前に、オレが決めて来た人生だものね。
前世の体験を糧として、足りない理解を養うために、守護霊と相談して決めたっけ。
すっかり忘れてたよ！
そりゃそうだ。忘れないと、濃い体験はできないからさ。理解が深まらないのよ。
☆☆☆
いやいや～こんなの書いてもダメだ。オレがどうやって守護霊と繋がれたかなんて。
これで伝わればなぁ。瞬く間に世界の問題は消えちまう。誰も彼も、自分を守ってくれる存在と邂逅するのだからね。
中真を意識して守護霊と相談しよう！
ところがそうはいかない。信じられません。エビデンスはありますか。論理的に解説して下さい。 即効性と再現性がないです──
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そもそも守護霊は、オレたちを成功させようなんて考えない。この世で成功しても、霊的世界へ逝けば邪魔になるだけ。
とにかく業想念は味わい尽す。他人の行いを見て種観霊する。解らなければ守護霊に凭れたらいい。頼りになるぜ。
思い出すなぁ。
ミドリは何もかも捨てて逝った。もうなーんにもいらない、ありがとうございました！
そう言って──
おっといかんぞ。追憶に浸る場合じゃない。わお。もう公開日じゃん。ヤバし。
助けて守護霊！
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次回は６月１２日午後３時☆
明日午後６時に西遊記で創作談義を♡
シーズン１完結まで残り２回です！
ではまた💚
ありがとうございます🎊