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午後3時の私物語

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人生の出来事を題材に人間的な視点ではなく魂の観点から理解|小説のような随筆のような新しい創作で私物語|霊的な世界も扱いますが苦手な方は幻想文学としてお読み頂ければ嬉しく思います|
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#短編小説

朝陽の見える坂道

私は朝陽よ。 ふと目覚めた初老の塾講師。起きてカーテンを開ける。向かいのビルで茜色の光は…

153

息を吐けば神が入る

私は厄災よ。 この星で起こる地震と津波、暴風や洪水、火山噴火に彗星落下。どれもこれも私。…

162

自殺する人しないヒト

私は死神よ。 死へ誘う役ってわけ。でも、誤解だわ。死にたくなるように、私が傍らで囁くなん…

171

決まってるから粘れる

私は運命よ。 生まれてから死ぬまでの全てが決まってる。変えられない。だから、このままでよ…

164

あなたしか書けないの

私は思い出よ。 初老の塾講師が、母を看取ってから、次々と脳裏に浮かべている思い出なの。 …

180

自我を消す在り方

私は自我よ。 この世を体感するために、創り出された装置なの。見て聞いて触れるわ。考えたり…

193

映画は僕のヒーローだ

僕は映画と呼ばれている。 初老の塾講師が黄昏時、来し方行く末に思いを馳せつつ、これまで観た中の最高作はどれかと、比べ始めた映画なのだ。 子供の頃に観た怪獣、思わずマネした功夫、宇宙叙事詩、指輪を巡るファンタジー 映画は次々と彼の心に浮かんで消え そしてまた浮かぶ── ☆☆☆ こんにちは! フジミドリです♡ 今日の私物語は映画が主人公です。 懐かしいなぁ…… あの頃、ネットフリックスなんて仕組みは、まだございませんよ。レンタルビデオだってなかったんですからね。

自分を動かすものは

妾は仙骨じゃ。 またの名を神と呼ぶ。 ふっふっふ 骨が神であるとは 聞いたこともなかろう …

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地獄の沙汰も金次第か

おいらは金だよ。 この世でしか使えねえと思われてる金なの。いやいや~あっちの世界だって、…

159

健康も儚き夢のごとく

わたくし、健康器具でございます。 健やかなるだけでなく、若さと美しさも兼ね備え、そして爽…

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誰がために仕事する

拙者、湯吞茶碗である。 お茶を入れ、呑む容器にござる。 うむ。 誰もが拙者を使うことはで…

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ほな参りまひょか

『え。コレいいのかよ』 (かまへんかまへん) 『いや、でも、背徳的というか』 (ほんにお堅…

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健やかなる時は今

(健康って、病気のツラさがあるからこそ、深く味わえる道理なの。皮肉なものよね) 『たーし…

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