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午後3時の私物語

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人生の出来事を題材に人間的な視点ではなく魂の観点から理解|小説のような随筆のような新しい創作で私物語|霊的な世界も扱いますが苦手な方は幻想文学としてお読み頂ければ嬉しく思います|
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#哲学

いつか心は晴れて

こんにちは! フジミドリです♡ 私物語シーズン2☆ 今日の私物語、切っ掛けは読者さまより…

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どこで生まれたの?

私は故郷よ。 あなたが生まれた処。 病院じゃないわ。だってそれって肉体が誕生した仮初の場…

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いつも光に満ちている

私は光よ。 キラキラ輝き、とろけるようにやわらかく、ほかほかあったかい、そしてここちよい…

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原因結果理解の螺旋

私は結果よ。 過程より結果、努力は結果で報われる、結果に出なければ評価できない、なんちゃ…

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夕暮れ道はどこまで

私は授業よ。 個別進学塾の講師が、能動学習として独自に考案、改良を重ねてきた私。 講師が…

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息を吐けば神が入る

私は厄災よ。 この星で起こる地震と津波、暴風や洪水、火山噴火に彗星落下。どれもこれも私。…

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出逢いあれば別れ来る

私は茶髪──元の黒から明るい色へ変わった茶髪なの。 理工学部の大学院生が、就職前の今だけ、ちょっと気分転換に染めた茶髪ってわけ。 家族や友人には好評だけど、バイト先の進学塾で馴染みの講師にからかわれたわ。 『あはは~おいおい、どうしちまった。イメチェンかよ。誰かと思ったぜ』 「笑わないで下さいよ」 『感動してるのさ。あはは~』 「今だけですからね」 『期間限定の冒険だな』 「虚しい抵抗です」 『これから地獄だもん』 「なんて不吉なことを!」 『スビバセン。根が正直で』

映画は僕のヒーローだ

僕は映画と呼ばれている。 初老の塾講師が黄昏時、来し方行く末に思いを馳せつつ、これまで観…

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