見出し画像

タイでは銀行の金利は15%が源泉徴収される。これを避ける方法はとても簡単だった。

タイで1年間滞在するためのリタイアメントビザ。これの取得要件は80万バーツの銀行預金。この金額を維持する限りにおいて、タイで安穏と暮らす事が出来る。
私はこれをクルンシー銀行のMeeTaiDai口座に預金しているが、利息は0.9%。この利息に15%の源泉徴収税が2019年から天引きされている。80万バーツであれば年間1,080バーツが税金として源泉徴収されている訳だ。

忘れてしまえば忘れられる金額であるが、記帳する度に苦々しい思いをする。払わずに済むのであればそれに越した事はない。
タビアンバーンを取得した今となっては申告も簡単だろうと思い、先日手続きを行なってきた。

先ず最初にやるべきことは税務署でTAX ID CARDを取得する。
準備したもの
 パスポート
 タビアンバーン
 IDカード
これだけ。
しかし、ある英語のHPでは
 パスポートと有効なビザ
 賃貸契約書と物件オーナーのIDコピー
のみで取得出来たとあるので、タビアンバーンやID、またはチャノート(権利証)がなくとも、コンドミニアム賃貸契約書だけでも大丈夫なのかもしれない。

Bangkapi Area Revenue Office

以上の書類を持参してBangkapi Area Revenue Officeに赴く。各居住区に事務所が設置されているので、Google Mapで探せば簡単に見つかる。
窓口は空いており直ぐに受け付けてくれた。書類を提出して申込書に記入後、ものの15分ほどでTAX ID CARDが発行された。
この際、書類はタイ語のみの為、タイ人に同行してもらった方がいいかもしれないが、記入するのは1枚だけなのでその場でGoogle翻訳をしても大した手間ではないだろう。

CARDと言ってもペラペラの紙切れ

取得したばかりのTAX ID CARDを持ってクルンシー銀行に向かう。
バンカピ区のロータス内の支店なので外国人客は少なく、私のような依頼は初めてなのだろう。本部と電話でやりとりをしながらの事務手続きなのでやたらと時間がかかったが、無事に受付を終えることができた。
これにより今後、2万バーツまでの金利に対しては無税となり、最大3,000バーツが節税できることとなった。毎年のことなので大きい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?