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Mリーグ2020シーズン開幕直前!


さて、Mリーグ2020シーズン開幕がもうすぐとなってきました。平日の夜にTwitterのTL上で結果を食い入るように眺める半年前後のイベントがまた今シーズンもやって来ます。

僕のことをご存知の方は、既知の事実かと思いますが、何かの節目がやってくるとシーズンの展望とか予想出場選手とかを発信したくなる傾向があります。一切自分自身は麻雀に関して玄人とは思ってませんけどね。(実際、天鳳だと四麻は二段。リアル麻雀の大会では直近2回で2回ともかなり最下位に近いマイナスポイントでフィニッシュ)

さて、今回も2020シーズンの開幕が近づいてまいりましたので、2020シーズンの各チームの展望とキーマンになりそうな選手、注目している選手などについて記載していこうと思います。(特に断りが無い限りは画像にリンクを貼りつけております。)

なお、当方はUNEXTパイレーツのサポーターで、個々で好きな雀士はいろいろなチームにおりますが、チームとしてはパイレーツを一番に推しているのでパイレーツに関してはやはり記載量は多くなります。もし他チームのサポーターの方がいらっしゃったら予めご了承ください。なお、紹介は2019シーズンの逆成績順にいたします。

【①EX風林火山】

昨シーズン、まさかのレギュラーシーズン最下位で敗退をしてしまった風林火山。先日のMリーグの前哨戦では藤沢マネージャーが優勝を勝ち取り、これも一つの流れの材料にして、今シーズンこそは最低でもファイナルステージを! としたいところだ。

昨シーズン、前半戦は非常に好調だっただけに麻雀の打ち方に変化をつけるべきか否か(攻撃的な打牌をより重視する? それとも基本に立ち返って、守備を重視して、チャンスが巡った時にきっちり攻める?)の判断が難しいところではあるが、3人ともクレバーな打ち手なのでそのあたりの分析はもうとっくに済ませているだろう。

このチームは「この人がリーダー!」「この人がムードメーカー!」という人がいないチームなので、基本的には3人がそれぞれ50Pずつプラスして危なげなくボーダーライン通過という予想図か?

タッキーは昨シーズン、箱下32800点の大ラスを引いてから、あまり大きな浮上のきっかけをつかめなかった。Mリーグの試合、各チーム予選90試合もあればどこかで各チームのエース級が一堂に会する濃厚な卓の組み合わせが出てくるものだ。そういう試合ではやはりこのチームはタッキーの力が必要であり、彼の復活が期待される。

勝又先生は昨シーズン、9試合でトップをとり、トップ数はチーム1だったが、リスクとの隣り合わせのある麻雀で最終的には総合+0.5pの成績に終わった。個人的には勝又先生が今シーズンの打ち方をどうするのかということに非常に興味を持っている。そして、卓外では勝又先生による優しい声のトーンでのよどみない解説の方も期待しているぞ。(僕が一番好きなのは、パイレーツの勝ち試合を勝又先生の解説付きで観ること笑)

★注目の選手★


突出したカラーの人がいないチームなので誰にしようか迷ったが、亜樹さんをセレクト。風林火山のサポーターとしては3年目の正直で亜樹さんが勝ち星を積み重ね、笑顔がたくさん見れるような展開を祈っているはず。ここ2年は個人スコアがマイナスとなっているが、9月26日に開催された麻雀最強戦では多井さんと一時50000点以上の点差が離れていたのを大逆転し、オーラスもフリテンターツの部分を引き戻して自力でツモあがり、優勝を果たした。Mリーグでも前シーズンまで乗り越えられなかった壁を乗り越えられるときがくることを風林火山のサポーターは祈っている。

そしてこの記事を執筆中のさなかに風林火山から公式にファイナルステージに進出できなかった場合は入れ替えあり、ファイナルステージ4位の場合でも入れ替え可能性があることの発表があった。まさに不退転の決意。よほどおかしなことがなければレギュラーステージで敗退することはさすがに無いと個人的には予想しているが、果たしてどうなるか。

【②赤坂ドリブンズ】

2018シーズンの覇者だったドリブンズは、序盤から借金超過となっている期間が長く、年明け以降、奇跡のレギュラーシーズン通過が見えそうなところまで追い上げていた。しかし終盤で「うっちーの乱(うっちーが黒沢さんにスッタン放銃したやつね)」により3着落とされてしまったり、ゆーみんさんの四暗刻ツモの親被りでラスに落とされてしまったりしたことなども影響し、惜しくもレギュラーシーズン第7位で敗退してしまった。Mリーグ前哨戦では「ドリブンズの舞」が印象強かったが、その儀式は本戦に入ってからも継続されるのか。もし継続されるのであれば身体を壊さない程度にね。ヘルニアもちで、且つ、ジャンプしただけで肉離れを起こした方が約1名いらっしゃるのでw

まず昨シーズン中で一人、気を吐いたのがずんたん。今シーズンもそのような麻雀ができる状況になるのかどうかはわからないが、劣勢になったときの辛抱強さはMリーガーの中でもトップクラス。今年も恐らくたくさんの「リッチ!」が聞けることだろう。

2018シーズンのファイナルステージではMVPに輝いたたろさんだったが、2019シーズンは展開にも恵まれず、マイナスポイントでの終了となった。あのたろさんが少牌をしてしまったこともチーム状況の悪さを象徴していた。また、自団体のリーグ戦で今シーズン降級してしまったのがひとつ懸念材料だが、昨シーズンのばっしーのようにどこかで着火するタイミングが来るかもしれない。 今シーズンはゼウスの降臨は如何なく発揮されるのか。

いわば「育成枠」として加入してきた丸山さんは、昨シーズンは規定試合下限の10試合の出場にとどまった。おそらく今シーズンは昨シーズンよりさすがに登板回数が増えると思われるので、自団体のリーグ戦で女流Aリーグに昇級した経験も活かし、越山監督の期待に応えるような成績を残したいものだ。これに関連して丸山さんの起用方法という点で越山監督の采配もより重要になってくると思われる。

★注目の選手★


丸山さんにしようかとも迷ったが、やはり、雪辱を果たす上ではこの人の復活がmust! ということでソノケンさんをセレクト。「麻雀におけるドリブンズのリーダーは誰なのか」という問いには回答を窮する部分はあるが、「ドリブンズのムードメーカーは誰か」と問われるとソノケンさんになるので、彼がチームの核そのものか核にかなり近い存在であることには間違いないだろう。

今シーズンは鳴きの魔術師が復活し、彼の笑顔を見る機会が増えるのか。パイレーツの親戚チームでもあるドリブンズにもぜひファイナルステージに進んでほしいという思いだ。

【③KONAMI麻雀格闘倶楽部】

道中、かなりポイントをマイナスしていた時期もあったが、レギュラーシーズンは結果としてボーダーからかなり余裕をもって通過した。しかし、セミファイナルステージで主に誠一さんやばっしーに屈したことが影響し、16戦中8戦ラスを引かされてしまったため、最終日の追い上げも届かず、セミファイナルステージで敗退してしまった。

寿人さんは良くも悪くも昨シーズンも「ヒサトイズム」が全開だった。(特に裸単騎になったTの字2牌が印象的だったな。) レギュラーシーズンは+80pほどで終了しており、プラスでフィニッシュしているが、このチームは寿人さんが大きな核となるチームなので、そういう意味ではもう少しポイントを上積みしたかったか。 今シーズンもおそらく「ホンイツコンサルタント」「シルエットがリャンソーさん」などたくさんの異名を持つ寿人さんが「ヒサトイズム」を展開するだろう。

高宮さんは昨シーズン大躍進し、レギュラーシーズンではチームトップの活躍。麻雀そのものも格闘倶楽部のチームカラーを見事に体現していた。そんな昨シーズンを終えての今シーズンは彼女にとって真価が問われる1年になりそう。 成績がどう振れるのかは未知数だが恐らく今シーズンもたくさん腕を振ってくるだろう。

KONAMIは昨シーズン、藤崎忍者が加入したことにより、チームの作戦面としてのバリエーションがかなり増えた。昨シーズンの忍者さんのレギュラーシーズンは初トップが遠く、連対率が3割という結果になったが、3着で耐え忍ぶ試合が多く、連対率3割だけどマイナスポイントは65pほどで済んだ結果に。 ただ、セミファイナルステージの最終第2試合の忍者さんはまじで凄かった。 「条件戦に強い忍者」というイメージは他チームに強烈に残り、これがチームにとって「切り札役がいる」という大きな武器に今シーズンもなりそうだ。 ただ、KONAMI党の方たちにとってはレギュラーシーズンから強い「藤様」の姿を見たいという声も恐らくあるはず。今シーズンはどのようになるのか。

★注目の選手★


KONAMIからは前原総帥をセレクト。レギュラーシーズンでは、ラスを引く試合もあったものの要所でトップを勝ち取り、結果として80.3pのプラスポイントとなった。ただ、沢崎さんの活躍が凄まじすぎたことと、チームメイトの高宮さんの躍進があったこともあり、全体で眺めてみると昨シーズンの総帥は少し印象が薄くなってしまった。 KONAMIは名実ともに寿人さんがリーダーのチームだけど、総帥が居ないKONAMIは何か物足りない。 KONAMI党の方たちは総帥が昨シーズン以上に「ゴジラ」となり火をふく活躍をすることを期待していることだろう。

【④TEAM雷電】

昨シーズンも「雷電の麻雀は面白いんです!」の言葉通り、十分存在感を示した雷電。前掲の「うっちーの乱」により思わぬ恩恵を受けたため、最終盤、ポイントを少し多く失ったがレギュラーステージは通過。しかし、セミファイナルステージでは思うようにポイントが伸ばせず、パイレーツとの直接対決の最後のチームの親番を強気で押したばっしーに落とされ、セミファイナルステージで敗退となった。

萩原さんは2年連続マイナスとなったが、それでもなおオーラを感じる存在。コロナウィルスによる自粛期間明けのファイナルステージ初日の解説席では、非常に良い語りを披露してくださった。ただ、3年目の正直で今シーズンこそはプラス成績をおさめ、唯一ファイナルステージに進めていない雷電ユニバースの方々を「ファイナルステージ」への旅行を連れていきたいところだ。 

黒沢さんは2018、2019シーズンともにプラス100p以上の成績を残し、2年続けてチームトップのポイントをおさめた。特に四暗刻単騎の成就はうっちーの「やられ顔」も味方して非常に印象的だった。今期は7月にお子様をご出産されて、育児をしながらの参戦となるが、先日の麻雀最強戦では見事優勝を果たし、例年ほどではないかもしれないがMリーグへの準備は進めているはずだ。なお、パイレーツサポーターとして、言及せずにはいられないのは、今シーズンはどんな「セレブvsロボ」の試合が楽しめるのかというところ。昨シーズンは黒沢さんの登板試合35試合(レギュラー+セミファイナル)のうち、パイレーツと同卓している試合が18試合あり、そのうちの12試合が船長との対戦だった(残りの6試合は他の3選手。アッキーナは0かもしれない)。 予告先発、いつもだいたいパイレーツが先で雷電が後だけど、船長が予告先発された時に、高柳監督さん、意識してないでしょうね?笑  とにかく非常に楽しみにしております。

★注目の選手★


雷電からは瀬戸熊さんをセレクト。昨シーズンはレギュラー、セミファイナルともに満足のいく成績をおさめることができなかった。今シーズンはチームメイトの黒沢さんが育児をしながらの参戦となるため、初めてのファイナルステージ進出を果たすためにも瀬戸熊さんの成績は去年以上に大事になってくると思われる。

個人的に瀬戸熊さんは立直後のツモ牌の力の入れ具合や当たり牌をツモってきたときの「バシン!」という音が一番効果的でかっこいいと思っている。牌の強打は美しくかっこよくないと、ただの威嚇でしかなく非常に不快な思いをするが、瀬戸熊さんの強打は実にいい。高めの牌をつもって、「バシン!」 8000オールなんて言われた日には一気に卓の空気が震え上がるよね。 そんな活躍が今シーズンは多く見れるかどうか。

【⑤KADOKAWAサクラナイツ】

昨シーズン初参戦となったサクラナイツ。うっちー、おかぴー、沢崎さんの布陣で挑んだが、当初の予想以上にMリーグ全体の盛り上げ役となった。特にサクラナイツの場合は裏方で動く彼の存在が大きいと思う。

森井監督

つい前哨戦のスクショを貼りつけてしまった。決勝戦、ハイライト的にはどうしても越山監督がいきなり12000振り込んで、そこからの昭和麻雀の藤沢マネージャーとファンタジー麻雀の木下監督の対比が中心に描かれがちだが、個人的には森井監督の闘志みなぎる表情とか途中追い上げかけたところがもっとフィーチャーされてもいいと思うんだよな。だって、実際森井監督かっこよかったもん。普段の笑顔とのギャップがある「勝負師:森井巧」の表情が垣間見れたな。

少し話が脱線してしまったので、話を元に戻そう(結局、森井監督をプッシュしたかっただけw)

まず第1指名を受けたうっちーは、「やられ顔」をはじめとした対局中の表情がひとつひとつ絵になってしまうために、黒沢さんの四暗刻単騎の西放銃やファイナルステージの少牌など負のイメージがつきまといがちだが、東場で負けていても、南場で着順を上げる大きな手を上がる回数が多く、要所であがりがよく決まっている印象だった。実際にレギュラーとセミファイナルのトータルで見るとじゃっかんのプラスにまとめることができた。 昨シーズンは自身が不調の時に沢崎さんにかなり助けられた部分があった。今シーズンは昨シーズン以上にファンにいいところをみてもらいという思いで満ち溢れているはずだ。 今シーズンはぜひとも対局に勝ち満足感に満ちた表情が切り抜きされることをファンは期待している。

おかぴーは沢崎さんの大活躍の関係もあり、昨シーズンの登板数はそれほど多くは無かった。昨シーズンは今シーズン以降に向けて種をまくシーズンだったのかもしれない。今シーズンは飛躍を誓う1年にしたい。非常に努力家であり、年齢も若いため伸びしろは十分。KONAMIの高宮さんに続きたいところだ。

沢崎さんは当初の予想をはるかに超えた凄まじい活躍を見せた。レギュラーステージ前半は、他チームのサポーターからは「沢崎さんが出てくるだけで嫌」という声もあったほど。昨シーズンは少牌を複数回してしまったが、そんなことを吹き飛ばすほどの活躍だった。そして、ファイナルステージこそ運や展開が味方せず、その印象が薄れたが、レギュラーステージやセミファイナルステージでは沢崎さんの脅威が途切れる期間はほとんど無いくらいに沢崎さんが輝いていた期間が長かった。 ファイナルステージ最終戦の脇役に徹した沢崎さんの打牌も美しかったが、今シーズンこそはファイナルステージでもエンジン全開の闘牌がしたい。きっとそう望むことだろう。

★注目の選手★


サクラナイツからはやはり今シーズン唯一の新参者となる堀さんをセレクト。 個人的な予想では堀さん、開幕日の10月5日に初陣かなり確率高いと思うんだよな。森井監督の思考とか予想してみると。開幕戦かどうかは何とも言えないが2試合のうちどちらかに出そうなイメージ。

昨シーズンは沢崎さんが怒涛の活躍をしてみせたが、他のチームメイトがそろって不調になったときの活路としての活躍が大いに期待されている。また麻雀自体もうっちーと堀さんでは切り口が違う部分もあったりするので、そういった意味では楽しみだ。 堀さんの雀風を予め観ておきたいなーとずっと思っているものの日々の忙しさに紛れて結局ここまで観れずじまい。開幕日に登板あったらそこで初観戦くらいになったりするのかな。

いずれにしても堀さんが吹かす新しい風に期待だ。

【⑥渋谷ABEMAS】

ドラフト1位で選出された多井さんをボスとする野球の巨人を連想するようなチーム。チーム全体としては手堅く浮き沈みがあまり大きくない雀風の選手が多いはずなのだが、なぜかポイントが乱高下しがちなチーム。ただ、いざとなったときの底力やチームとしての団結力はどこにも負けないチーム。2018シーズン、2019シーズンともにファイナルステージに進出しているのはABEMASだけだ。今シーズンこそ3度目の正直で優勝のシャーレを手にしたいとどの選手も思っているはずだ。

多井さんは2シーズン続けてレギュラーシーズンのポイントが+200を超えており、チームの中心核としての役割を果たしている。昨シーズンはあと一歩のところで優勝まで手に届かなかったが、ファイナルステージ第9試合、第10試合、第12試合での彼の闘牌は、最終的に負けはしたが「負けてなお多井強し!」という感想が強く残る試合であった。 あの3試合でフェニックスに与えた精神的な負荷は限りなく大きかった。フェニックスも去年の忘れ物を手にするために「打倒多井」を目標に掲げるであろうが、多井さんが大崩れするようなイメージがまるでない。今シーズンもたくさんの活躍をすると思われるので、その姿とちょっとだけ解説も楽しみにしています。「ミリオンシャンテン」「チャンタクロース」!(笑)

翔ちゃんは2018シーズンの不調の殻を破り、昨シーズンはレギュラーシーズンチームトップの活躍を見せた。船長への四暗刻単騎直撃の成就、オーラス三倍満ツモによる逆転大トップ、小四喜+字一色の未遂など「もっている」ボーイだった。また、卓外ではMリーグだけにとどまらず、リーグ戦などさまざまな場面でトップが取りきれずメンタル的にバランスを崩していたもってぃをメンタル面でサポートするという役目も果たした。 今シーズンはおかぴーとの交際宣言をして初めて迎える新たなリーグの開幕戦。 昨シーズンのファイナルステージ第6試合でオーラスの大物手が成就しなかったという一番の悔しさを晴らすべく今シーズンもクレバーな翔ちゃんはチームの優勝のために闘う!

ひなたんは2019シーズンからの加入。多井さんや翔ちゃんと比べると最終的な成績は目立つほどでもなかったが、セミファイナルステージでは他の選手がトップをとれずもがく中、中盤までに2回のトップを獲得し、チームを救う活躍を果たした。また、卓外では持ち前の明るいキャラクターを発揮し、チームの団結力をより高める副次的な効果ももたらした。 麻雀自体はラス回避を重視する麻雀だが、理不尽なことが起こるとそれが表情に隠せないほど負けず嫌いなひなたん。今シーズンはどのような活躍を見せるか。

★注目の選手★


ABEMASからは若武者もってぃをセレクト。今シーズンはあと一歩のところでトップが手から滑り落ちてしまったり、放銃にまわってしまったりする場面が多く、不完全燃焼のまま終わったシーズンだった。ただ、そのような理不尽な展開に対しても、決して無理にとりつくろったり、ネガティブになりすぎたりすることなく、自分の気持ちを素直に真っすぐにインタビューやTwitterで発信していた姿がかなり好印象だった。 今シーズンはあと一歩のところでチームは優勝に届かなかったが、ファイナルステージ第8試合、箱下500点からの怒涛の追い上げでトップを獲得した試合は必ず今シーズンに活きるはず。 今シーズンはもってぃがチームに恩返しをする番だ!

このイベント、別件でこの時期バタバタしそうでまだ断言はできないが、この11月のイベントにぜひとも参戦してもってぃのサインをいただこうと思っている。そして運が良ければ同卓も。。。

話が脱線してしまったが、チームとしてはパイレーツ推しでももってぃのことは応援してるからな!

【⑦セガサミーフェニックス】

2018シーズンはレギュラーステージで敗退となったが、2019シーズンは全てのステージで戦いを優位に進めていたフェニックス。とくに年末最終戦に和久津さんがトップを取ってからの年明け以降のフェニックスは本当に強かった。ファイナルステージ最終日でパイレーツにかわされてしまったが、2019シーズンのMVP賞のチームは間違いなくフェニックスだと思う。 今シーズンはあとわずかで持ち帰れなかった優勝のシャーレを持ち帰りたいところだ。

ゆーみんさんは2018シーズンと麻雀スタイルを変え、結果的に2度の役満と半荘最高得点の記録を打ち出した。また、チームのエースとして沢崎さん、多井さん、船長などベテラン男性プロを相手に互角以上の闘いを繰り広げ、「男女混合でのMリーグ」の象徴的な存在となった。 いま、本人のTwitterを眺めてみると他のリーグ戦やトーナメントなどの試合の具合があまりよくないようだが、そこは昨シーズンのMリーグのMVP女王。おそらくしっかり調整してくるであろう。 10月からまた、頼りになるチームメイトともに「全身全霊でMリーグを闘うために生きる」を体現する期間が始まる。

誠一さんはレギュラーシーズン序盤は「カッ!  大三元ツモ」から始まり、無放銃記録がかなり長い期間続き、勝負どころの判断を間違えずに要所をきっちりと制し、着順アップを着実に勝ち取っていった。そんな状況だからこそファイナルステージでの自身個人の結果には満足していないだろう。決して致命的なミスを犯していたわけでもないと個人的には思うが、ファイナルステージ独特の空気に飲み込まれてしまった(ファイナルステージ、サクラナイツが7戦ラスを引いたけど、残りの5試合のラスが誠一さん2試合、船長2試合、多井さん1試合だった。多井さんはファイナル最終戦で特殊な状況なので実質ノーカウントとしてセミファイナルステージまででラス回避率をトップ2を争えるほどの誠一さんと船長が残りのラスを分け合ったというのは異様だったね。) 今シーズンは高畑監督から開幕選手に指名された。 前2シーズンはともにゆーみんさんが務めていたので、フェニックスは優勝に向けて新しくより強いチームに生まれ変わるための一歩を踏み出そうとしていると言える。まずは開幕戦の闘牌に期待だ。

茅森さんは冷静沈着に闘いを進め、シーズンの序盤はMリーガーの女性選手の中でも上位のいい位置につけていたが、レギュラーステージの終盤からセミファイナルステージに不運な放銃や理不尽な展開となることが多く、かなりポイントをマイナスしての着地となった。昨シーズンはゆーみんさんと誠一さんの大活躍により印象が薄いシーズンとなってしまったが、茅森さんは何といっても天才肌。本気で怒らせると最も怖い女性Mリーガーのうちの一人だ。今シーズンこそはプラスポイントで着地して、チームの優勝に貢献したい。

★注目の選手★


フェニックスからは和久津さんをセレクト。レギュラーシーズン序盤は「Mリーグルールに順応できないのか」といった声もあがるほど不調だったが、年内最終戦で自身初トップを獲得すると、そこからは出番はあまり多くはなかったものの要所ではトップをとることができた。今シーズンはまたポイントがリセットされてのスタートとなるため、今シーズンこそは序盤からプラスを積み上げて、「アマゾネス、ここにあり!」の麻雀を示したい。


※パイレーツ以外のファンの方へ

ここから先は基本的に全てパイレーツに関する内容になります。自身の推すチームの分はすでに読んで、パイレーツのことを熱っぽく語られても困るという方はここでもう読むのを終わりにしてください。

逆にパイレーツファンの皆さま、お待たせいたしました。ここからようやくパイレーツです。(ここまですでに字数は10000字少し足らないくらいw)

【⑧U-NEXT パイレーツ】

レギュラーステージはボーダーギリギリのラインで通過し、セミファイナルステージもボーダーでの通過。ファイナルステージも最終日、優勝のためにはWトップがほぼ縛りのような状況だったが、見事大逆転による優勝を納めた。今シーズンはディフェンディングチャンピオンとして迎える。まずここまで各チーム1名ずつ紹介してきた「注目の選手」だが、「注目の選手」だと「そりゃ全員だろ」という回答になってしまうので、「キーマンの選手」という切り口でまずは書き進めていく。該当者は2名。

★キーマンの選手①★


まずは2019シーズンから加入したアッキーナ。彼女の加入により「瑞原陣営」と呼ばれる瑞原選手の熱烈な信者がパイレーツ号のサポーターとして新たに加わり、新たなファンの獲得に大きく貢献した。  麻雀については、デビュー当初2戦連続トップを飾り、その後いろいろな幸運だったことや不運だったことにめぐりあって、レギュラーステージとセミファイナルステージではマイナスポイントでの着地となったが、最終的に結果としてポイントの成績以上に彼女の麻雀の打ち筋や、闘う時の表情を見てさらにアッキーナのことが好きになったサポーターも多かったはず。 そしてひとたび卓外になれば、控室で男子3人衆を明るくしてくれる存在でもあり、「(まつかよさんのひょっこりの)アッキーナがかわいい」などのツイートもTL上で飛び交ったのだ。

なお、まもなくやってくる2020シーズンだが、アッキーナはnoteでこのような記事を書いている。(さすがに今ここを読んでる方はこの記事は既にご存知だろう)

最初の1年目は、とにかくいろんなことが初めてでいろいろなものを犠牲にしながら過ぎていった1年間。今シーズンはより家庭との両立を図りながらのシーズンとすることを誓っている。 もちろん他の選手もシーズン始まっての最初のトップはなるべく早い方がいいのは当然だが、とりわけアッキーナのトップは早めに獲得しておきたい。 新しい両立ライフをスッキリとした気持ちで進めていくうえでも、彼女の1日でも早いトップを僕も祈っている。 そして、チームとしてより強くなるために、いろいろなものを吸収する伸びしろが一番あるのはアッキーナだと思っているので、キーマンの選手の一人として挙げてみた。

★キーマンの選手②★


キーマンの選手の2人めは、木下尚選手。正しくは木下尚監督という表現が正しいが、このセレクトは半分は冗談だが半分は本気。

Mリーグの前哨戦、8チームの中で年齢も森井監督につぎ2番目に若く、麻雀の技量的にも相手は格上の監督さんやマネージャーさんが多かった中、見事準優勝を果たすことができた。 結果的にはゴールのテープラインの目前でつまずいて藤沢マネージャーに先にゴールされてしまったので悔しい思いもあっただろうが収穫がたくさんあった。チームを選手として背負う気持ち、予選で頭の中が真っ白になりながら、ふわふわした打牌をしてしまったことへの反省、決勝で途中あがりを何度もモノにしたときの高揚感、トップを死守しなきゃという焦り、藤沢マネージャーに大きく差を付けられた時の落胆。 選手たちには到底及ばないが、たくさんの感情を選手として体験することができた。 その経験した感情が、今シーズンの采配に活きると尚よいなと思う。

木下監督の采配はたまにサポーターを驚かせる大胆な采配をすることがあって、僕も予想が楽しいので、木下監督の采配予想についてはよくツイートをしてしまう。今シーズンも「ザ・ワールド」な木下監督の采配を楽しみにしている。


さて、残りの選手についても言及を進めよう。


ばっしーはレギュラーシーズン序盤は連対率がチームトップだったが、12月から調子を落とし、女流3選手相手に大敗、オーラスに沢崎さんの親満につかまり3着にダウン、開局早々に国士無双を親被りなどレギュラーシーズン終盤は長年ばっしー推しの僕も目を覆いたくなるような試合が多かった。

ただ、セミファイナルステージで第1試合トップを取ったアッキーナからバトンを受け継いで、2pを3連続で引いてきての一発ツモ4000オールでトップを勝ち取ると、続く試合のオーラスの親番で七対子の西をツモあがり大逆転ホームランで連続トップ。キングばっしーが本物の王になった瞬間だった。

そしてセミファイナルでは何といってもファイナルステージ最終日の第1試合。明らかに興奮が抑えきれない中、ライバルを見事に逆連対に沈めた完璧なゲーム運び、そしてあのガッツポーズ。 長年ばっしーを応援してきた身としては2019シーズンは本当に最高だった。

そして、卓外ではあさぴんへのメンタルフォローの役目も果たし、船長とのつるんだり、食べ物をおいしそうに食べたりと、アッキーナとは違う「癒し」をパイレーツ号のサポーターに与えてくれた。 

今シーズンは40歳に突入して初めて迎えるシーズン。今シーズンはコロナウイルス対策の一環で試合開始前の牌を選ぶことによる場決めが廃止となっているため、意図的に「ラス親のばっしー」は狙いにくいかもしれないが、今シーズンも「南場のばっしー」の鮮やかな活躍を期待している。欲を言うなら毎回、「南場のばっしー」だと東場で心臓に悪いので、たまには東場でもガンガンポイントを稼いでほしい。 シーズンはいるといろんな気遣いとかも必要になってストレスもたまりやすいから、食事を制限するのは難しいと思うけど、うまく運動とかも取り入れて、極端な太り過ぎだけは何とか阻止をお願いしたい笑

続いてはASAPINこと朝倉康心選手。


昨シーズンでファイナルステージでチーム初となる役満の大三元を成就させ、下剋上優勝に向け狼煙を挙げる役割を果たしたが、レギュラーステージ序盤の不調やレギュラーステージ終盤からセミファイナルステージにかけて個人5連続ラスを喫するなど、苦しい印象が色濃いシーズンとなった。

彼は普通の人なら相当心を許している人にしか言わないようなネガティブな内容をTwitterに投下することがあるので、彼が反省をしながら強くなっていく特殊な人ということを心の中ではわかっているつもりだが、ついファンとしていろいろと心配になってしまいがちだ。ただ、どれだけ成績が奮わなくても、どれだけ闘牌中に弱気な表情をしていたとしても、彼の応援はやめられない。

スイッチが急に入って、鬼の形相でトップを取りきったときのこの日の試合が忘れられないから。どこかできっかけができて無双状態に突入するなんじゃないかという期待が止まないから応援したくなる。

新シーズンに向けて思うことと言えば、ディフェンディングチャンピオンであることを意識しすぎないでほしいということと、もし新シーズン仮に個人での滑り出しがあまり良くなかったとしても、あまり思いつめすぎないでほしいなということ。

3月3月

今年の3月3日。これが終わるとレギュラーシーズンも残りあと3試合しかないのに、ドリブンズにトップを取らせないために、チームのために得点が箱下の状態のまま泣く泣く個人4連続めとなるラスを確定させる放銃をしに行かざるを得なかったあの日。あの辛い夜を経験したパイレーツ号のサポーターだもの。序盤のうちはある程度のマイナスについては耐性が備わっているだろうし、船長ごーさんの方針にのっとり、我々サポーターも一定数の試合にはどうしても負けてしまうことに対して耐性を付けなければならぬ。

いろいろなメッセージを記してきたが、最後はやっぱりコレ。パイレーツ号のサポーターの多くが思っていることを。「2020シーズンでの復活を期待しているからな!」


そして、パイレーツ号の船長こと小林剛選手。


今振り返ってみても、開幕戦の2m放銃回避、沢崎さんが点数をたたきまくる中での3400点持ちの2着フィニッシュなど印象の強かった試合が沢山あるが、その中でも3月6日の第1試合の南場の親番は、今シーズンのパイレーツのすべての試合118試合の中で、最も感動を呼んだ試合だろう。あさぴんが大三元を成就できたのも、ばっしーがセミファイナルで本物のキングになったのも、すべてはここからなのだから。

さて、船長は優勝ができて浮かれて油断するようなタイプではないはずなので、全く何も心配していない。サポーターとしては船長に今シーズンも展開の良い場面が続くことを祈るだけ。ディフェンディングチャンピオンとして迎える今シーズン、チャンピオンであることを意識しすぎてメンタルを乱してしまうクルーもいるかもしれないが、おかしいと思ったことにはハッキリと指摘していただきたい。船長の意に沿うなら、あくまで冷静に状況を捉えた「一人のチームメイト」として。 そして、Mリーグシーズン始まるとなかなか難しいかもしれないが、定期的なメンテナンスをして、プログラムに狂いが無い状態で今シーズンも平常運転をよろしく頼みます!


番外編:パイレーツの開幕日は・・

今シーズンの各チームの開幕カードはこのような組み合わせになった。(50音順)

10月5日:風林火山×KONAMI×サクラナイツ×雷電

10月6日:ドリブンズ×ABEMAS×フェニックス×パイレーツ

初日は強い決意をもって新たなシーズンを始める風林火山の麻雀と、サクラナイツの堀さんの起用があるかどうかが主な注目ポイントか。

パイレーツの初戦の対戦相手はドリブンズ、ABEMAS、フェニックス。すでにフェニックスからは誠一さんが予告先発をされている。ではパイレーツは開幕戦の先発は誰を起用するのか。

僕の希望はあさぴんかアッキーナだ。理由は2つあって、1つ目はフェニックスが最高位戦の誠一さんである。そして(ドリブンズの)たろさんが開幕戦で先発起用されるのは、ソノケンさんやずんたんと比べると少し低そうであり、ドリブンズも最高位戦勢になる可能性が高そうであるということ。そして2つ目は(こちらの方が理由としては大きいが)、チームとしてより強くなるために新たな一歩を踏み出すこと。

船長がおしパイで、「今期はレギュラー、セミファイナル、ファイナルすべてで最終戦自分が打っていたので、来期は違う人が…」という発言をしていた。この発言は船長らしい的確な発言だと僕は思っていて、今後Mリーグが10年、20年というスパンで続いていくことを前提にするならば、ゆくゆくは誰がどんな場面でも実力を発揮できる状態になっていることがチームとしてより強くなっていくことの一つになることであろう。 しかし、それは簡単にできることではない。実際、最終戦船長は絶大な安定感がある。それが一番よくあらわれていたのはやはりファイナルステージ最終戦。東場の段階で既にプレッシャーに押しつぶされそうになっているゆーみんと平常運転を貫く船長の対比が実に印象的だった。全く背景を知らない人だとゆーみんさんがプレッシャーに弱い人だったというレッテルが貼られてしまいそうだが、それは間違っている。動じない船長が異常なのだ。 なので、当面の間はよほど何か特殊な状況ではない限り、最終戦船長は続くだろう。

ただ、ディフェンディングチャンピオンとして迎える今シーズン。他チームのレベルアップや変化にあわせて、パイレーツも生まれ変わらなければならない。その一つの象徴として開幕戦先発を若いあさぴんやアッキーナにしてみるのはどうだろうか。 もちろん木下監督が開幕戦先発として船長をコールするのであれば、それはそれでかしこまった気持ちで開幕戦の結果を待つ(当日予定があって、「リアタイする」と書けないのがツライ泣)が、新たな船旅の始まりの象徴として、あさぴんかアッキーナの起用を個人的には希望している。

番外編:新ルール

先ほどばっしーの項でも述べたが、今シーズンはコロナウイルス対策の一環で試合開始前の牌を選ぶことによる場決めが廃止となった。また成績速報非公式さんがこのような座順データをあげて下さった。

やはり、このデータを見ても「ラス親ばっしー」の成績のよさが見て取れる。そしてやはり注目が行くのは開始場ごとのポイントの格差。南家と西家ではかなりの開きがある。ただ、パイレーツに関してはそこまで南家の呪縛は気にしなくてもいいのではないかと個人的には思っている。

南家でトータルで原点以上なのは29名中たったの2名だが、そのうちの2名がパイレーツだという点は大きい。道中では確かに理不尽な着順落ちをみることが多かったのは南家だったかもしれない。ただ、レギュラーステージ敗退の危機からチームを救った3月6日の第1試合の船長は南家であり、ばっしーのガッツポーズが記憶に新しいファイナルステージ最終日の第1試合だって、ばっしーは南家だった。それが僕の「気にしなくていい」と思う理由である。

さて、今シーズンはこの分布にどういう変化がもたらされるのか。この傾向はさらにつよくなっていくのだろうか。


さて、非常に長くなりましたが、今回のnoteの記事はここまでです。開幕まであと一週間、いろんなところで開幕直前のイベントだったり、記事だったりを見かけることが多くなり、おしパイの配信ももうすぐはじまるはずなので、おしパイの配信が始まる前にupしたいと考えていたので、もうちょっとじっくり推敲したい気持ちもあったけど、これでupをしたいと思います。

毎度のことになりますが誤字脱字等あるかと思います。ご容赦ください。ここまで読んで下さりありがとうございました。

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