Mリーグ開幕2週間! の感想
Mリーグが開幕して2週間。現状の順位表は以下のとおりだ。
まだ各チーム8戦ではあるが、ABEMASが8戦中5トップを獲得し、他を大きく引き離しつつある状況だ。
今回は現状の各チームの状況と次節の選手の起用などについて個人的に思うところを書いていきたい。
10月17日 ABEMAS×格闘倶楽部×風林火山×パイレーツ
今期ノーラスの好調ABEMAS、格闘倶楽部と、ここまで波の乗り切れていない風林火山、パイレーツが同卓するカード。実況は日吉さん、解説は藤崎さんの予定。
①ABEMAS
開幕カードでもってぃが辛くも逆転2着、そして前シーズンのレギュラーで苦しんでいたひなたんがトップを獲得できたことが何といっても大きかった。 それがあったからこそ次のカードで翔ちゃんが冷静に3着を確保しやすい状況にもなったと思う。 そして第8節での翔ちゃんと多井さんの全チーム中デイリーWトップ1番乗りによりチーム全選手トップ獲得1番乗り となった。
ここまで優位な位置に立てれば、レギュラーシーズン通して終始有利に試合運びを進めることができそうだ。次節はどの選手がコールされても相手チームにとってはかなりやりにくい。さすがに2節続けて多井さんが先発登板する可能性は低そうだが、翔ちゃん→もってぃのリレーあたりは十分可能性もあり、かなりの脅威だ。明日のABEMASの選択は?
②格闘倶楽部
寿人さんのカン5pを赤5pでリーチ一発ツモ、そして伊達ちゃんの四暗刻ツモが強烈すぎた開幕カード。その後はABEMASほどは印象はないものの、第6節で新加入Mリーガー2名をおさえて逆転トップをとった寿人さんの活躍などもあり、ここまでラス無しの+174.2pで開幕のスタートダッシュに成功した。
次節はスケジュールの都合上、おそらく伊達ちゃん以外の3人から2人を選ぶことになりそう。まりさんが2試合2着で結果が出ているので、ローテの組替えも兼ねて、まりさんを含めた組み合わせになりそうか。
③風林火山
風林火山は開幕カードで姉妹ラススタートとなったが、瑠美さんが自身3回目の登板で個人初トップを獲得した。男性陣はガセさんが第3節でトップを獲得したが、それ以降は軍師とともに展開に恵まれず、ここまでで8チーム中ラス最多の5回となっている。ただトップが2回あることもあり辛うじて6位に位置している状況だ。
次節は女流桜花のスケジュール上、おそらく2節続けての男性陣で2試合臨むことになりそう。次節にしっかり2連対を確保して、次々節で女性陣の登板につなげたい。
あと、これは風林火山だけでなく、雷電やドリブンズについても言えることだが、ABEMASが今の位置をひた走ることは選手入替ルールの適用がかかっているチームにとってはやりにくい。 選手入替ルールの適用がかかっているというプレッシャーをうまく利用して、その精神状態に付け込んだプレーをいちばんやってきそうなチームがABEMASだからだ。 今はまだ序盤なのでそれほど気にする話ではないが、終盤になってそのターゲットにされてしまうのを避けるためにもあまりボーダー下に潜り込みすぎないように各チーム注意しなければならない。
④パイレーツ
開幕選手として優さんが大抜擢。その後も新加入Mリーガー初トップを目指して新加入選手の起用を前面に押し出している。第2週でのUKコンビ2連投の采配は印象的だった。 ここでは仲林さんや小林さんを中心に恵まれない展開が多く、8チーム中唯一のノートップだが致命的なミスはない印象。
これは、パイレーツだけではなく他のチームについても言えることだが、第8節でABEMAS無双によりフェニックスとドリブンズが大きくマイナスしたことで、6位のボーダーラインがかなり引き下がった。これにより下位5チームにとっては、不調な選手の初トップによりチームが勢いづくことを期待して、敢えてここまで不調な選手を多く起用する作戦も十分とれる状況になった。
この状況を最大限に活かせそうなのがパイレーツ。次節もUKコンビを起用し、UKコンビ3連闘の選択が本命と予想。いったんここで瑞原さんと剛さんが登板する選択も無くは無いと思うが、その選択をとって翌日抜け番で渋川さんにトップを取られてしまったらチームへの精神的なダメージが大きそう。明日の采配で個人的にいちばん注目している。
10月18日 雷電×フェニックス×サクラナイツ×ドリブンズ
前節2連対を確保できたサクラナイツ、雷電と 前節ABEMASの無双に巻き込まれ大きくポイントをマイナスしてしまったフェニックス、ドリブンズが同卓するカード。実況は桃さん、解説は鈴木優さんの予定。
⑤雷電
本田さんの麻雀の状態が心配だが、黒沢さんのセレブ麻雀は今年も健在! また今期はここまで瀬戸熊さんが非常によく、前節久しぶりにプラス圏にのったことでいいムードで今節を迎えることができた。
次節は鳳凰戦のスケジュールの都合上、おそらく瀬戸熊さん以外の3人でやりくりすることとなりそう。黒沢さんを含めた組み合わせにするのか、萩原さんの連闘があるのか、本田さんの復活に期待するのか いろいろ考え方がありそう。 でもユニバースの皆さんが望んでるのは萩原さんと本田さんの組み合わせなのかなぁとも思ったり。
⑥フェニックス
フェニックスは今期も例年通り、節ごとのポイントの増減が激しい。前節ではABEMAS無双により、デイリーWハコラスの危機がかなりあったが、さや姉ωの怒りの親倍満和了により、ラス回避に成功し素点と順位点で44pを一気に回復したことで、次節に向けて少し光が見えたところ。
次節の選手の起用は何とも言えない。監督が席との相性も加味して起用を考えるところもあるようなのでそれ次第というのが現実なところだ。
ここで少し話はそれるが、今期のMリーグはここまで荒場になる試合の率が異常だ。ここまでの16試合中50%にあたる8試合でハコラスが発生していて、そのうち4試合は-10000点を下回るハコラスとなっている。
今期から 「まむたん、ばっしー、あさぴん」と「渋川さん+UKコンビ」のメンバー入替が発生している。ばっしーやあさぴんは安手で躱すことも多い打ち手ではあったが、対戦カードの組み合わせを観ていると荒場になる試合の率が異常なのは必ずしも選手が入れ替わったことによることだけが原因でもない様子だ。
誠一さんの視点からみると、対戦経験が多かった「まむたん、ばっしー、あさぴん」が退団となったことで、新たに渋川さんや仲林さんとの対戦にも今後アジャストしていく必要がある。
誠一さんはスロースターターなので、現状の成績は全く心配していないがチームとしても勝負所での誠一さん連闘策がとれるように早く誠一さんのトップは欲しいところだろう。
⑦サクラナイツ
サクラナイツは開幕としての滑り出しはまずまずといったところ。10月3日の伊達ちゃんの四暗刻、10月14日のABEMAS無双など 抜け番により他のチームの大爆発を結果的にうまく回避できていることも好印象で、渋川さんの個人初トップも近そうなのも明るい材料だ。
次節は鳳凰戦のスケジュールの都合上、おそらく内川さん以外の3人でやりくりすることとなりそう。去年までだと「堀渋コンビで」という流れになりがちだったが、今期はおかぴーの状態が良いので、先発おかぴーの可能性は十分ありそう。
前日パイレーツのUKコンビがトップ取れなかったときの森井監督の采配は個人的に興味がある。渋川さんの体力次第で連闘とかあるのかな。
「新Mリーガー誰がトップ取れるか」という点に関しては今のところ森井監督の方が木下監督よりも冷静な印象なので、敢えておかぴーと堀ぽよのコンビにして、木曜日にまた木下監督を悩ませる策とかとったりするのかな(森井監督はあんまりそういうことしそうなイメージないけど)。
⑧ドリブンズ
チーム初戦はソノケンのトップでスタートしたが、その後は他家の打牌で不利益を被ったり、致し方ない高打点の放銃が重なったりして現状7位に位置している。
特に前節第2試合では、ソノケンがさや姉ωに親倍満を放銃したことにより今期8試合目にして、超どストライクな「なんなん?」案件が発生してしまった。ドリブンズサポーターからしたら全く嬉しくない「なんなん?」案件だったが、これがもし他の選手で起こってしまったら、今よりも何倍も雰囲気が暗くなっていた可能性が高かったと思われるので、ソノケンさんだったのが不幸中の幸いでまだよかったと割り切るしかない。
チームとしては今週の4試合のどこかでまるちゃんの登板を検討したい。
まだまだ下位チームは団子状態なので、次節先発でさっそくという作戦もアリだし、個人的には次節たろさん先発のずんたろコンビをはさんでから次々節先発でまるちゃんという作戦も十分アリだと思う。
今週のMリーグはいったいどんな展開になるのか?
ワクワクしながら今週も視聴することにします。
今回の記事はここまでです。お読みくださりありがとうございます。
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