マガジンのカバー画像

SNSの悪夢

94
SNSの所為で悪夢に陥った男の話です。
運営しているクリエイター

#彼女

【小説】SNSの悪夢

調停の初めての日は、これまでの経緯や、彼女との関係を話していく、調停は交互に調停員に話を…

内山祥子
3週間前
8

【小説】SNSの悪夢

自分で膨大なSNSの波の中を見続けていると、急に話題の主になったりして、自分を見失ったりす…

内山祥子
2か月前
3

【小説】SNSの悪夢

見つけた~、見つけた~、秘密の日記を見つけた子供の様にそう考えた、 彼女の隠してきた本音…

内山祥子
3か月前
3

【小説】SNSの悪夢

ここまで調べた事は無駄だったかもしれないな、自分が調べたとなると法律上は問題になるかも知…

内山祥子
3か月前
5

【小説】SNSの悪夢

彼女と話し合いをするつもりだったのに、電話の途中で切ってしまった。 感情の赴くまま物を言…

内山祥子
4か月前
8

【小説】SNSの悪夢

「証拠が有れば良いけどね、ぜひとも出して欲しいもんだね。」厭味ったらしく答えた。 「だっ…

内山祥子
4か月前
4

【小説】SNSの悪夢

知らない電話番号から電話が掛かってくると、いつも取るかどうかで悩む、下手なセールスや投資の話を聞きたいとは思わない。 だけど、彼女との連絡が付かない今、どの電話も彼女からかもしれないので電話に出る。 「もしもし?」携帯電話を間違って無いか解らないからか、何だか疑問形の言葉に為る。 一瞬の沈黙がある、電話なのだから言葉を言えよ、そう思って切ろうとしたら、声が聞こえてきた。 「もしもし、勲さん、私です、有理。」久しぶりの彼女の声だ、やっと電話を掛けてきたんだな。 「もし

【小説】SNSの悪夢

彼女を探すのは骨が折れた、自分は彼女の何を見て、何を知って居たのか?自分に問いかけてみる…

内山祥子
4か月前
5

【小説】SNSの悪夢

時間が無い、ゆっくりして居れば良かったのに、とんでもなくタイトな仕事になった感じだ。 早…

内山祥子
5か月前
6

【小説】SNSの悪夢

夫が逮捕されて、弁護士との連絡や仕事で何時もより忙しくしていて、携帯を見る暇も無かった。…

内山祥子
6か月前
3

【小説】SNSの悪夢

「ふぃいふぃとですよ。」パスタを口に運びながらなので、言葉が変になる。 食べたくて仕方が…

内山祥子
6か月前
6

【小説】SNSの悪夢

「あなたは痴漢が居ると知っていて乗ってたんですよね、何故大声を出したりしなかったんですか…

内山祥子
6か月前
3

【小説】SNSの悪夢

あっけらかんとした言葉に作った笑顔が引っ込んでゆく。 「私が襲わないと考えているんですか…

内山祥子
6か月前
9

【小説】SNSの悪夢

彼女からの連絡は直ぐに来た、自分の連絡を持っていたのだろう。 『解りました、駅の方に向かいます、駅前にいらっしゃいますか?カフェに居るのであれば、そこに行きますが。』 今は外をぶらついている状態だ、わざわざカフェに入ったりはしない、駅近くに居ると言って連絡をしよう。 『今は駅の近くをぶらついて居ます、近くに来たらまた連絡を下さい、その時に待ち合わせ場所を決めましょう。』 彼女もすぐには来ないだろう、それよりも何処まで信じるのかが、問題になる、自分を知っている人間は敵と