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SNSの悪夢

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SNSの所為で悪夢に陥った男の話です。
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#仕事

【小説】SNSの悪夢

自分で膨大なSNSの波の中を見続けていると、急に話題の主になったりして、自分を見失ったりす…

内山祥子
1か月前
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【小説】SNSの悪夢

どうしたらいいか、彼女は考えていた。 彼が不倫したかどうかは如何でも良い、彼が不倫で騒が…

内山祥子
1か月前
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【小説】SNSの悪夢

社長は自分の性格を良く分かって居るので、それ以上の言葉を出さなかった。 「最初は訴えても…

内山祥子
2か月前
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【小説】SNSの悪夢

「証拠が有れば良いけどね、ぜひとも出して欲しいもんだね。」厭味ったらしく答えた。 「だっ…

内山祥子
3か月前
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【小説】SNSの悪夢

時間が無い、ゆっくりして居れば良かったのに、とんでもなくタイトな仕事になった感じだ。 早…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

パソコンを見て次を探す、立花はSNSで自分を陥れた人間の中で3人だけに復讐すると決めていた…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

朝起きると、昨日の自分は無くなっている気がして、次の行動を考えている。 自分がアップした音声で、誰かが困った事態になってるのには、何の感情も湧かないのが不思議だ。 SNSの中は現実とは違って、もう1つの世界が形成されている気がしていた。 向かいのマンションの引っ越しも、電車で見た痴漢も、ゲームの中の事柄のようだ。 自分がそれで職を失ったのに、それも仮想現実に感じてくる。 妻と高級マンションに住んで、仕事をしていた時期が普通じゃ無かったのかもしれない。 普通がどんな

【小説】SNSの悪夢

夜になると不安が押し寄せてくる、夫が逮捕されると、それまで安全だった家がまるで安心できな…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

何時も問題が起こってから対応する人生だった、それで上手く言っていた筈だった。 子供の時は…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

夫が逮捕されて、弁護士との連絡や仕事で何時もより忙しくしていて、携帯を見る暇も無かった。…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

家に帰ると、気持ちを落ち着かせて、次に行う事を考える、弁護士が必要だ。 慌てて携帯で調べ…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

仕事をしていないと人間は自堕落になり易い、何か自分で目標を作らなければ、明日の予定も作れ…

内山祥子
5か月前
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【小説】SNSの悪夢

SNSで叩かれると、人間不信に陥る、知っている人間では無い、叩いている人間も自分を知ってい…

内山祥子
6か月前
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【小説】SNSの悪夢

そう聞いてもちょっと信じられないな、彼女の連絡先を聞くのはは計られるから、こっちの連絡先を教えた。 「私も連絡先教えときます。」彼女が提案ししてくる、けれど女性の連絡先を知っていると、面倒になりかねない。 「良いですよ、何か有ったら、自分に連絡してくれたらいいんで。」と返しておく。 「あのー、俳優さんじゃありませんか?失礼ですけどテレビで拝見したことが有る様な。」恐る恐る聞いてくる。 バレたか、自分が割と知られていたんだと、誇らしいような、今の段階では哀しいような。