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ポレポレな日常

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#自分にとって大切なこと

ニガテなあなたへ「ありがとう」【ポレポレな日常/第7回】

「掃除のおばちゃんと仲良くしたって、なんの役にも立たないだろ?無駄じゃん」上司から優しい笑顔でそう声をかけられた。毎朝会う清掃スタッフの方と挨拶を交わし、軽く雑談している姿をみていたらしい。キョトンとしたわたしの顔をみて、上司はさっきよりも優しい口調で「ちゃんと先を見て動かないと」と続けた。 当時の私はテレビ局で働いていて、そこで出会う人との繋がりはその後 仕事に大きな影響を与えることはわかっていた。そんな自分の立場を有効に活用できていな私を心配して、助言してくれたのだろう

おならが世界を幸せにした話【ポレポレな日常/第3回】

「ただ生きているだけで、みんな誰かを幸せにしている」 よく見かける言葉だけれど、本当にそうなのだろうか。疑い深い私は、いつも半信半疑でこの言葉を聞く。 そりゃ信じたいけどさ。自分に置き換えると素直にそうも思えないのだ。けれども先日、この言葉は本当なのかもと感じられる出来事があった。 ねぇ、ママ、プープーして! スーパーのレジに並んでいた時のこと。どのレジも長蛇の列で、どこに並べば早く会計できるかみんなが探りあっているような状況だった。 列に並んだ後は、ひたすらスマホを

いやぁ~ん力(ぢから)【ポレポレな日常/第1回】

「いやぁ~ん力(ぢから)」をご存知だろうか。「いやぁ~ん対応法」を実行した時に生まれる、抗えない力のことである。念のために言っておくと、「いやぁ~ん対応法」というのは私が勝手に編み出した方法なので、検索してもでてこない。ごめんよ。 やり方はいたってシンプルだ。たとえば満員電車で足を踏まれたのに、なぜかこちらが睨まれてカチンときたとき。「チッ」と思う代わりに「いやぁ~ん」。 クタクタに疲れて心と体を休めようと入ったカフェで乱雑な接客された時。「お前いったい何様だぁ?!」の代