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考え癖は「けもの道」のようだと思う

(次世代の人たちに、伝えたいメッセージや感じたこと、もしかしたらお役に立つかもしれないな、と思うことを思いつくままに書いています。)

私は決して人様に「在り方」を伝えるような立派な人間ではないのだけれど、「在り方」についていろいろ考えて、ちょっとでも良くなろうとしている、というところは自分でも認めているところ。
そこを汲んでくださってか、こんなグダグダな私に対し
「いつも楽しそうで、精神的に安定していますよね。
すごく不機嫌だったり、落ち込んだりってことないですよね?」
と言ってくださる方もいます。
(いい人ですね~(笑))
まあ、極端に不機嫌だったり落ち込んだり、はないけど、
でもそこそこの程度(?)の不機嫌や落ち込みはありますよ、もちろん。
ただあまり長い間は続かないと思います。
なんでかっていうと、このnoteに書いてきたように
「失敗ではなく次回への学び」
「被害者にならない」
「手放す」
「切り分ける」
みたいなことを、脳内で頻繁に行っているからです。
もちろん、私はさして立派な人間でもないので、上手くいかないこともありますが。
でも、そのモードに入れるよう心掛けている、ということです。

「それって、がんばったら出来るんですか?」
と聞かれることもあるけれど、これはまあ、いわばトレーニングなんですね。
そういう考え癖をつけるトレーニング。
テニスでもゴルフでも書道でも外国語会話でも、初めから上手い人はごくわずかで、大半の人はトレーニング(練習)しながら、ちょっとずつ上手になっていきますよね。
そんな感じ。

私のイメージでは「けもの道」なんですよ。
例えば一面の笹原で、動物なり人間なり、1匹だか一人だかが、ある場所を通る。
そこだけ笹が倒れて、かすかに他の場所と違う様子になる。
そうすると、ちょっと通りやすいような気もして、次の動物だか人だかも、そこを通りたくなる。
そうするともっと笹が倒れて、通りやすそうに見える状態になる。
そうすると次の動物だか人だかはもっとそこを通りたくなる。
そうすると、、、
みたいなことが繰り返されて、だんだん道っぽくなってきて
「もう、ここを通る以外ないよね!」ということになる。

なので、考え癖も最初のうちはそのように考えることにちょっと力が必要かもしれないけれど、だんだんスムーズに考えられるようになり、そのうちに
「こう考える以外にない!」みたいになる。

そうなったら楽ですよね。
ということを考えてながら、ずっとトレーニングを続けています。


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