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煮詰まっちゃって、身動き取れない時はどうする?

(次世代の人たちに、伝えたいメッセージや感じたこと、もしかしたらお役に立つかもしれないな、と思うことを思いつくままに書いています。)

煮詰まっちゃって、身動き取れなくて、なんか袋小路に入って出られないような気分の時ってないですか?
コーチングでクライアントさんがそういう状態だなあ、と感じたら、とりあえず視点を変える質問をします。
「今のあなたをもう一人のあなたが見ていたらどう見えてますか?」
「目標達成できた時のあなたが今のあなたに声をかけるとしたら?」
「相手から今のあなたはどう見えている?」
などなど。
煮詰まっちゃっているときは視野も狭くなって、普段見えているものも見えなくなってる可能性もありますよね。
そんな時、
「そんなに思いつめないで。」
なんて言ってもダメなんだな。
だって思いつめちゃっているんだもん、聞く耳がない(笑)。

質問というのは力があって、質問されたら人はイヤでも考える。
なので、視点を変える質問をすることで、クライアントさんは、自ら突破口を探して進んで行かれる。
その様子を見ることでとても頼もしく感じるし、私にとっても喜びです。

じゃあ、コーチングセッションではなく、普段だったらどうするか。
コーチのいない人はどうするか。
とにかく私は、3m上空から私を見ている私を意識しています。
もう一人の私が上から私や私をとりまく状況を見下ろしている感じ。
幽体離脱みたいな(笑)
気持ち悪い??(笑)
そうするとどんな状況であれ、客観的な視点を失わず、冷静な気持ちを少しは持ち続けられるような気がします。
(冷静さは少なくなるけれど、完全になくなりはしない、って感じ。)

ずっと前の話ですが、柔道の名選手でオリンピックで何度も金メダルをとった谷亮子選手(柔ちゃん)が
「試合中は3つの目を持っている。
自分の目、相手選手の目、審判の目を持って動いている。」
と言っているのを聞いて感心した。
別に私は柔道が上手くなりたいわけではないけど、
日常生活で活かすことは出来ないかなあ、と思いまして、
とりあえず自分の目と3m上空の目を意識しています。
それだけで、少ーし良い状態でいられるように思います。

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