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麒麟という漢字を書けますか?

(次世代の人たちに、伝えたいメッセージや感じたこと、もしかしたらお役に立つかもしれないな、と思うことを思いつくままに書いています。)

この話は、全く違う学びの場2か所で聞いた話。
めちゃくちゃ納得して腑に落ちたので、あちらこちらで使わせていただいています。

この「麒麟」。
実在しない伝説の生物。
ビールやお笑い芸人を思い浮かべる方も多いかも。
読み方は「キリン」。
「そのくらい、わかる!」という方多いと思います。
じゃあ、書ける??
「うーん、書けないかな。
なんか画数多くてめんどくさそうだよね、そもそも書く機会ないしね^_^;」
って人、多分多いのでは?
私もかつてはそうでした。
「薔薇」や「憂鬱」と同じくらいわかりませんでした(笑)。

それがですよ。。
今はちゃんと書けるのです、えっへん(笑)
なぜ今書けるようになったか、というと「分解して考える」ようにしたからです。
まず、漢字は左側の「へん」と右側の「つくり」からできています。
これは小学校の高学年で習ったかなあ?
で、「へん」は意味をあらわす、「つくり」は「音」をあらわす、と
いうことも習いました。

麒麟は想像上の動物だけど、何かっていうとシカに似ている。
だから「シカへん」
「麒麟」の「麒」はシカへんに「基」(き)の下の土のないヤツ。
「麟」はシカへんに「隣」(りん)のこざとへんのないヤツ。
と分解して説明されると
「なあんだ!、簡単じゃない!」と思いました。
今これを読んでいる皆さんもそうじゃないですか?
なので、今は苦も無く書くことができます。

私は何かにつけ、この話を思い出すのです。
実は今日の午後も、そうでした。
今日はことさら忙しくて、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。
バラバラな案件がそれぞれに、また部分的には重なりながら、
こんがらがり、まさにカオス!!
「あー、とても駄目だ~」と投げ出したくなるのを
「いや、麒麟、麒麟」と自分に言いきかせる。

まず、A,B,C,Dの4つの仕事が同時に動いている。
整理してみるとAとB、Dは全く違うでしょ。
CはBと少し重なる。
Aの締め切りは来週だから、先方に
「今週末に送ります」とメールして「今日はやらないと決める」。
Dは急ぎだけど、私ひとりじゃ無理だから、得意そうな○○さんに連絡して
サポートしてもらおう。
○○さんから返事が来るまで、とりあえずCから始めて、
途中からBも同時進行させたらいい、重なり部分があるのでね。

というようなことを考えると、それほどのカオスでもないとわかり、
急に余裕が出て落ち着く。
そうしたら仕事もはかどる。
という一日でした。

実は私はこういうこと、よくあります。
「面白いな」と思った人、やってみてね。
カオスなときには「分解して考える」
キーワードは「麒麟」です!!

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